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公開番号
2025129961
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-05
出願番号
2024026971
出願日
2024-02-26
発明の名称
収納箱
出願人
JFEスチール株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01N
1/00 20060101AFI20250829BHJP(測定;試験)
要約
【課題】有害かつドレンを含むガスの濃度を測定する技術を改善する。
【解決手段】有害かつドレンを含むガスの濃度を測定するガス濃度測定計器を収納する収納箱1であって、ガスを取り込む給気口2と、ガスを排出する排気口3と、収納箱1内の空間を、給気エリア20を含む領域と、ガス濃度測定計器配置エリア30を含む領域とに仕切り、複数の通気孔41を有するセパレータ板4と、を備え、給気口2から収納箱底面までの距離と、排気口3から収納箱底面までの距離とが異なる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
有害かつドレンを含むガスの濃度を測定するガス濃度測定計器を収納する収納箱であって、
前記ガスを取り込む給気口と、
前記ガスを排出する排気口と、
前記収納箱内の空間を、給気エリアを含む領域と、ガス濃度測定計器配置エリアを含む領域とに仕切り、複数の通気孔を有するセパレータ板と、
を備え、
前記給気口から収納箱底面までの距離と、前記排気口から前記収納箱底面までの距離とが異なる、収納箱。
続きを表示(約 190 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の収納箱であって、
前記給気口及び前記排気口は、前記収納箱の同一の側面に設けられる、収納箱。
【請求項3】
請求項2に記載の収納箱であって、さらに、
前記セパレータ板の上面に設けられたドレン除去フィルタを備え、
前記排気口から前記収納箱底面までの距離が、前記給気口から収納箱底面までの距離よりも長い、収納箱。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、有害かつドレンを含むガスの濃度を測定するガス濃度測定計器を収納する収納箱に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
製鉄所では例えば高炉が工事のため、停止する際に配管内のガスを抜いて、空気置換を行う。工事完了後の稼働時には、ガス通しを行い、配管内に残存する空気を除去し、ガス置換を行う。ガス本管又はガスホルダーに残存空気を送気してしまうと燃焼又は爆発リスクがある。そこで作業者は、配管内の酸素濃度が規定値(例えば1%)以下であることを確認し、ガス本管及びガスホルダーへ送気を行う。配管内の酸素濃度測定は、ガス配管の試料取り出し口にチューブを取り付け、酸素濃度計に繋ぎ、測定していた。高炉から発生するガスはCOが約25%含まれており、人体に有害である。
【0003】
配管内の酸素濃度測定は、試料取り出し口及び酸素濃度計の接続部からガスが漏れる虞があり、作業者がCO曝露されるリスクがある。また、高炉から発生するガスにはドレン(凝縮水)が含まれていることがある。ガスにドレンが含まれる場合、水分によって酸素濃度が正しく測定できないことがある。
【0004】
ガス濃度測定方法として、特許文献1にはケース入り半導体ガスセンサを使用することにより濃度測定する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特表2002-541477号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら特許文献1の技術では、半導体ガスセンサを用いているため、ガスを加熱して測定成分に応じて温度調整をする必要がある。ガスを加熱することから耐高温性能に優れたケースが必要となる。またガス中のドレン(凝縮水)を除去する機能が備わっていない。このように、有害かつドレンを含むガスの濃度を測定する技術には改善の余地があった。
【0007】
かかる事情に鑑みてなされた本開示の目的は、有害かつドレンを含むガスの濃度を測定する技術を改善することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(1)本開示の一実施形態に係る収納箱は、有害かつドレンを含むガスの濃度を測定するガス濃度測定計器を収納する収納箱であって、
前記ガスを取り込む給気口と、
前記ガスを排出する排気口と、
前記収納箱内の空間を、給気エリアを含む領域と、ガス濃度測定計器配置エリアを含む領域とに仕切り、複数の通気孔を有するセパレータ板と、
を備え、
前記給気口から収納箱底面までの距離と、前記排気口から前記収納箱底面までの距離とが異なる。
【0009】
(2)本開示の一実施形態に係る収納箱は、(1)に記載の収納箱であって、
前記給気口及び前記排気口は、収納箱の同一の側面に設けられる。
【0010】
(3)本開示の一実施形態に係る収納箱は(2)に記載の収納箱であって、さらに、
前記セパレータ板の上面に設けられたドレン除去フィルタを備え、
前記排気口から前記収納箱底面までの距離が、前記給気口から収納箱底面までの距離よりも長い。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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