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公開番号
2025129884
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-05
出願番号
2024026836
出願日
2024-02-26
発明の名称
スポンジの貼付治具、及び、スポンジの貼付方法
出願人
株式会社SUBARU
代理人
個人
主分類
C09J
5/00 20060101AFI20250829BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】平面状のスポンジを、両面テープで、曲面を含む被貼付物の被貼付面に貼り付ける場合に、貼付後、時間が経過したとしても、スポンジが剥がれてくることを抑制することが可能なスポンジの貼付治具を提供する。
【解決手段】スポンジの貼付治具10は、被貼付物30の被貼付面30aの面形状に合わせて形成された曲面部10aと、曲面部10aの外縁に形成され、曲面部10aに対して直角又は略直角に折り曲げられた屈曲部10cとを備え、曲面部10aの曲面に沿って、一方の面に両面テープ21が貼付されている平面状のスポンジ20を、面方向に沿って圧縮しつつ嵌め込んで仮保持することができるように形成されている。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
被貼付物の被貼付面の面形状に合わせて形成された曲面部を備え、
前記曲面部の曲面に沿って、一方の面に両面テープが貼付されている平面状のスポンジを、面方向に沿って圧縮しつつ嵌め込んで仮保持することができるように形成されていることを特徴とするスポンジの貼付治具。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
前記曲面部の外縁に形成され、前記曲面部に対して直角又は略直角に折り曲げられた屈曲部を有することを特徴とする請求項1に記載のスポンジの貼付治具。
【請求項3】
前記曲面部の表面積は、嵌め込まれて仮保持される平面状のスポンジの表面積よりも小さく形成されていることを特徴とする請求項2に記載のスポンジの貼付治具。
【請求項4】
前記曲面部には、貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項3に記載のスポンジの貼付治具。
【請求項5】
請求項1に記載されたスポンジの貼付治具に、一方の面に両面テープが貼付された平面状のスポンジを、面方向に沿って圧縮しつつ嵌め込んで仮保持する第1工程と、
前記スポンジの貼付治具に嵌め込まれて仮保持されたスポンジを、前記両面テープで、曲面を含む被貼付物の被貼付面に貼り付ける第2工程と、
貼り付けられたスポンジから前記スポンジの貼付治具を取り外す第3工程と、を備えることを特徴とするスポンジの貼付方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、スポンジの貼付治具、及び、該スポンジの貼付治具を用いたスポンジの貼付方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、減速機構の作動音を低減するため、吸音材としてのスポンジ状樹脂を両面テープ等でギヤボックスに固定した(貼り付けた)電動パワーステアリング装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-175616号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ギヤボックス等は形状が複雑なため、平面状のスポンジを両面テープで貼り付けると、ギヤボックス等(被貼付物)の被貼付面の曲率やスポンジの復元力(反発力)などにより、時間の経過とともに剥がれが生じることがある(すなわち、スポンジが部分的又は全体的に剥がれることがある)。特に、貼り付けるスポンジが厚い場合や、被貼付面の曲率が小さい場合に剥がれが生じ易くなる。これに対して、被貼付物の被貼付面の形状に合わせてスポンジを成形すると、スポンジの剥がれを抑制することはできるものの、コストの上昇を招いてしまう。
【0005】
本発明は、上記問題点を解消する為になされたものであり、平面状のスポンジを、両面テープで、曲面を含む被貼付物の被貼付面に貼り付ける場合に、貼付後、時間が経過したとしても、スポンジが剥がれてくることを抑制すること(すなわち、コストの上昇を抑制しつつ、経時的なスポンジの剥がれを抑制すること)が可能なスポンジの貼付治具、及び、該スポンジの貼付治具を用いたスポンジの貼付方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係るスポンジの貼付治具は、被貼付物の被貼付面の面形状に合わせて形成された曲面部を備え、曲面部の曲面に沿って、一方の面に両面テープが貼付されている平面状のスポンジを、面方向に沿って圧縮しつつ嵌め込んで仮保持することができるように形成されていることを特徴とする。
【0007】
本発明の一態様に係るスポンジの貼付治具によれば、被貼付物の被貼付面の面形状に合わせて形成された曲面部の曲面に沿って、一方の面に両面テープが貼付されている平面状のスポンジが、面方向に沿って圧縮されつつ嵌め込まれて仮保持される。その際に、両面テープの表面に微小なしわができ、お互いに(すなわち両面テープどうしが)貼り付く。よって、スポンジの復元力に対抗して曲面形状を維持することができ、剥がれ難くすることができる。また、平面状のスポンジと両面テープを用いることができるため、コストの上昇を抑えることができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、平面状のスポンジを、両面テープで、曲面を含む被貼付物の被貼付面に貼り付ける場合に、貼付後、時間が経過したとしても、スポンジが剥がれてくることを抑制すること(すなわち、コストの上昇を抑制しつつ、経時的なスポンジの剥がれを抑制すること)が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係るスポンジの貼付治具の構成を示す図である。
実施形態に係るスポンジの貼付治具のスポンジが嵌め込まれた状態(仮保持された状態)を示す図である。
実施形態に係るスポンジの貼付治具に嵌め込まれた(仮保持された)スポンジが被貼付物に貼り付けられた状態を示す図である。
実施形態に係るスポンジの貼付治具により貼り付けられたスポンジが剥がれ難くなる原理(理由)を説明するための図である。
実施形態に係るスポンジの貼付治具を用いたスポンジの貼付方法を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図中、同一又は相当部分には同一符号を用いることとする。また、各図において、同一要素には同一符号を付して重複する説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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