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公開番号
2025129167
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-04
出願番号
2025101659,2024174856
出願日
2025-06-17,2024-10-04
発明の名称
電食防止用塗料組成物
出願人
ダイキン工業株式会社
代理人
弁理士法人タス・マイスター
主分類
C09D
127/18 20060101AFI20250828BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】電食防止性および低摩擦性に優れる塗膜を形成することができる電食防止用塗料組成物を提供する。
【解決手段】標準比重が2.130~2.280であるポリテトラフルオロエチレン(A-1)を一部又は全部として含むフッ素樹脂(A)、ポリアミドイミド樹脂および/またはエポキシ樹脂(B)、並びに、有機溶媒(C)を含有することを特徴とする、電食防止用塗料組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
標準比重が2.130~2.280であるポリテトラフルオロエチレン(A-1)を一部又は全部として含むフッ素樹脂(A)、
ポリアミドイミド樹脂および/またはエポキシ樹脂(B)、並びに、
有機溶媒(C)を含有することを特徴とする、電食防止用塗料組成物。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
前記フッ素樹脂(A)は、さらに、テトラフルオロエチレンと、ヘキサフルオロプロピレンおよび/またはパーフルオロアルキルビニルエーテルからなる1種以上の共重合体(A-2)を含み、
前記ポリテトラフルオロエチレン(A-1)と、前記共重合体(A-2)の質量比が、(A-1)/(A-2)=10/90~90/10であり、
前記有機溶媒(C)は、前記電食防止用塗料組成物全量に対して、50~90質量%の割合で含有される、請求項1に記載の電食防止用塗料組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電食防止用塗料組成物に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1~4には、軸受けに対して塗装を行うことが記載されている。近年は、電気自動車が大きな広がりを見せている。これらの文献に記載された軸受は、このような電気自動車に使用された場合の問題についての検討がなされていない。
特許文献5には、カーエアコンコンプレッサーピストンにおける耐摩耗性や摺動特性を維持できる塗料が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-15720号公報
特表2022-42162号公報
特開2008-280485号公報
特開2013-85441号公報
特開2005-198372号公報
特開2022-15680号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、電食防止性であり、かつ、低摩擦性であることから耐摩耗性に優れる塗膜を形成することができる電食防止用塗料組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、標準比重が2.130~2.280であるポリテトラフルオロエチレン(A-1)を一部又は全部として含むフッ素樹脂(A)、ポリアミドイミド樹脂および/またはエポキシ樹脂(B)、並びに、有機溶媒(C)を含有することを特徴とする、電食防止用塗料組成物である。
前記フッ素樹脂(A)は、さらに、テトラフルオロエチレンと、ヘキサフルオロプロピレンおよび/またはパーフルオロアルキルビニルエーテルからなる1種以上の共重合体(A-2)を含み、前記ポリテトラフルオロエチレン(A-1)と、前記共重合体(A-2)の質量比が、(A-1)/(A-2)=10/90~90/10であり、前記有機溶媒(C)は、前記電食防止用塗料組成物全量に対して、50~90質量%の割合で含有されることが好ましい。
【発明の効果】
【0006】
本開示の電食防止用塗料組成物は、電食防止性であり、かつ、低摩擦性であることから耐摩耗性に優れる塗膜を形成することができる。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本開示を詳細に説明する。
軸受けは、自動車分野において多く使用されてきている。一方、近年では電気自動車が市場への広がりを見せており、電気自動車においても、軸受けは多く使用されている。
【0008】
電気自動車において使用される軸受けは、電気が流れる場合がある。一方、軸受けに電気が流れると、それによって、電食と言われる現象を生じる。これは、軸受けにおいて、電流の通過によってスパークして金属表面が溶融し、表面平滑性が失われる現象である。なお本開示における電食は、腐食環境下で異なる種類の金属が接触し電子電導したときに、片方の金属の腐食が促進される現象(異種金属接触腐食)とは全く異なる現象である。
【0009】
このような電食を防ぐには、軸受けの絶縁性を高めることが好ましい。このため、塗料によって絶縁性の塗膜を形成することが考えられる。電食を防ぐためには、絶縁性に優れ、耐摩耗性の膜を形成することが必要とされる。耐摩耗性が低いと塗膜の摩耗によって基材が露出しやすくなり、それによって軸受けに電気が流れ、電食が発生するためである。また塗膜の摩耗によって摩耗粉も発生し、摩耗粉自体が異物となって軸受けの回転を阻害する要因にもなり得るためである。耐摩耗性を得るためには、低摩擦性とすることが必要となる。
【0010】
本開示の電食防止用塗料組成物(以下「塗料組成物」)は、このような軸受けの塗装において特に優れた性能を示すものである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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