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公開番号2025128273
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-02
出願番号2025095735,2021140022
出願日2025-06-09,2021-08-30
発明の名称プログラム、仮想ネットワーク割当方法及び仮想ネットワーク割当システム
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人,個人
主分類H04W 48/18 20090101AFI20250826BHJP(電気通信技術)
要約【課題】情報端末の位置情報に基づき、情報端末に仮想ネットワークを割り当てるプログラム、方法および仮想ネットワーク割当システムを提供する。
【解決手段】仮想ネットワーク割当システムSは、情報端末2が存在する位置に関する第1位置情報を取得し、情報端末2が通信可能なローカルネットワークの基地局KKを特定する第2位置情報を取得し、取得した第1位置情報及び第2位置情報に応じて、情報端末2に接続される仮想ネットワークA、B、Cを割り当てる。ローカルネットワークの通信プロコトルは5Gであり、仮想ネットワークA、B、Cは、5Gにおけるネットワークスライシングにより生成される。ネットワークスライシングによる生成は、ローカルネットワークの基地局KKの選択及びローカルネットワークの基地局KKと情報端末2が存在する位置との位置情報の確認後に実施される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
情報端末が存在する位置に関する第1位置情報を取得し、
前記情報端末が通信可能なローカルネットワークの基地局を特定する第2位置情報を取得し、
取得した前記第1位置情報及び前記第2位置情報に応じて、前記情報端末に接続される仮想ネットワークを割り当て、
前記ローカルネットワークの通信プロコトルは、5Gであり、
前記仮想ネットワークは、5Gにおけるネットワークスライシングにより生成されるものであり、
前記ネットワークスライシングによる生成は、前記ローカルネットワークの基地局の選択、及び前記ローカルネットワークの基地局と前記情報端末が存在する位置との位置情報の確認後に実施する
処理をコンピュータに実行させるプログラム。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
取得した前記第1位置情報及び前記第2位置情報の組み合わせによる相互認証を行い、
相互認証の結果が肯定的な場合、前記情報端末に接続される前記仮想ネットワークを割り当てる
請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記第1位置情報は、複数の部屋それぞれに設けられ、前記情報端末に付随する情報を読み取る読み取り機に関する情報であり、
前記仮想ネットワークは、複数の部屋それぞれに対応する前記情報端末毎に割り当てられる
請求項1又は請求項2に記載のプログラム。
【請求項4】
前記情報端末が前記第1位置情報に対応する部屋の外に位置することを示す退出情報を取得した場合、
前記情報端末への前記仮想ネットワークの割り当てを中止する
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のプログラム。
【請求項5】
同一の前記第1位置情報に対応する部屋に複数の情報端末が存在する場合、前記複数の情報端末に同一の前記仮想ネットワークを割り当てる
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のプログラム。
【請求項6】
同一の前記第1位置情報に対応する部屋に前記複数の情報端末が存在することにより、前記複数の情報端末に同一の前記仮想ネットワークが割り当てられた以降、前記複数の情報端末の全てから、該情報端末が前記部屋の外に位置することを示す退出情報を取得した場合、前記複数の情報端末の全てに対する前記仮想ネットワークの割り当てを中止する
請求項5に記載のプログラム。
【請求項7】
前記情報端末から前記仮想ネットワークを介して送信されるデータは、前記第1位置情報及び前記第2位置情報が付加されて暗号化されている
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のプログラム。
【請求項8】
コンピュータに、
情報端末が存在する位置に関する第1位置情報を取得し、
前記情報端末が通信可能なローカルネットワークの基地局を特定する第2位置情報を取得し、
取得した前記第1位置情報及び前記第2位置情報に応じて、前記情報端末に接続される仮想ネットワークを割り当て、
前記ローカルネットワークの通信プロコトルは、5Gであり、
前記仮想ネットワークは、5Gにおけるネットワークスライシングにより生成されるものであり、
前記ネットワークスライシングによる生成は、前記ローカルネットワークの基地局の選択、及び前記ローカルネットワークの基地局と前記情報端末が存在する位置との位置情報の確認後に実施する
処理を実行させる仮想ネットワーク割当方法。
【請求項9】
情報端末及び、前記情報端末に仮想ネットワークを割り当てる制御装置を含む仮想ネットワーク割当システムであって、
前記情報端末は、
自端末が存在する位置に関する第1位置情報を取得し、
自端末が存在する位置を通信可能なローカルネットワークとする基地局を特定する第2位置情報を取得し、
取得した前記第1位置情報及び前記第2位置情報を前記制御装置に出力し、
前記制御装置は、
前記情報端末から前記第1位置情報及び前記第2位置情報を取得し、
取得した前記第1位置情報及び前記第2位置情報に応じて、前記情報端末に接続される仮想ネットワークを割り当て、
前記ローカルネットワークの通信プロコトルは、5Gであり、
前記仮想ネットワークは、5Gにおけるネットワークスライシングにより生成されるものであり、
前記ネットワークスライシングによる生成は、前記ローカルネットワークの基地局の選択、及び前記ローカルネットワークの基地局と前記情報端末が存在する位置との位置情報の確認後に実施する
仮想ネットワーク割当システム。
【請求項10】
情報端末が存在する位置に関する第1位置情報を取得し、
前記情報端末が通信可能なローカルネットワークの基地局を特定する第2位置情報を取得し、
取得した前記第1位置情報及び前記第2位置情報に応じて、前記情報端末に接続される仮想ネットワークを割り当て、
前記情報端末が前記第1位置情報に対応する部屋の外に位置することを示す退出情報を取得した場合、前記情報端末への前記仮想ネットワークの割り当てを中止し、
前記退出情報の取得時点において、前記情報端末が取得している前記第2位置情報は、前記仮想ネットワークの割り当て時点の前記第2位置情報である
処理をコンピュータに実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、仮想ネットワーク割当方法及び仮想ネットワーク割当システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
無線通信ネットワークを含む少なくとも2種類以上の通信ネットワークを用い、連続的な通信切替制御に係るシグナリング通信が可能な基本アクセスネットワークと、該シグナリング通信以外のデータ通信を行うアクセスネットワークとを同時に接続確立可能な無線通信システムが知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4811606号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の無線通信システムにおいては、当該無線通信システムの通信ノードとなる情報端末の位置情報に基づき、アクセスネットワークを接続確立する点が考慮されていないという問題点がある。
【0005】
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、情報端末の位置情報に基づき、当該情報端末に仮想ネットワークを割り当てることができるプログラム等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一つの案では、プログラムは、情報端末が存在する位置に関する第1位置情報を取得し、前記情報端末が通信可能なローカルネットワークの基地局を特定する第2位置情報を取得し、取得した前記第1位置情報及び前記第2位置情報に応じて、前記情報端末に接続される仮想ネットワークを割り当てる処理をコンピュータに実行させる。
【0007】
一つの案では、仮想ネットワーク割当方法は、コンピュータに、情報端末が存在する位置に関する第1位置情報を取得し、前記情報端末が通信可能なローカルネットワークの基地局を特定する第2位置情報を取得し、取得した前記第1位置情報及び前記第2位置情報に応じて、前記情報端末に接続される仮想ネットワークを割り当てる処理を実行させる。
【0008】
一つの案では、仮想ネットワーク割当システムは、情報端末及び、前記情報端末に仮想ネットワークを割り当てる制御装置を含む仮想ネットワーク割当システムであって、前記情報端末は、自端末が存在する位置に関する第1位置情報を取得し、自端末が存在する位置を通信可能なローカルネットワークとする基地局を特定する第2位置情報を取得し、取得した前記第1位置情報及び前記第2位置情報を前記制御装置に出力し、前記制御装置は、前記情報端末から前記第1位置情報及び前記第2位置情報を取得し、取得した前記第1位置情報及び前記第2位置情報に応じて、前記情報端末に接続される仮想ネットワークを割り当てる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、情報端末の位置情報に基づき、当該情報端末に仮想ネットワークを割り当てるプログラム等を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態1に係る仮想ネットワーク割当システムを例示するシステム概要図である。
仮想ネットワーク割当システムに含まれる携帯端末及び制御装置等の構成例を示すブロック図である。
認証テーブルの一例を示す説明図である。
携帯端末及び制御装置等による各処理の一態様を例示する説明図(シーケンス図)である。
仮想ネットワークの割り当て処理の一例を示すフローチャートである。
実施形態2(複数の携帯端末)に係る仮想ネットワークの割り当て処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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