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公開番号2025128043
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-02
出願番号2025025042
出願日2025-02-19
発明の名称配信管理システム
出願人株式会社小田原機器
代理人弁理士法人朝日特許事務所
主分類G08G 1/127 20060101AFI20250826BHJP(信号)
要約【課題】移動通信網を使わずに、バス停端末への表示データの配信を管理する。
【解決手段】本発明に係る配信方法は、バスの運行情報を管理するサーバと、前記バスに設けられた車載端末と、各バス停に設けられ情報を表示する複数のバス停端末とを有するシステムにおいて、前記車載端末が、前記サーバから、各バス停端末に表示する情報に関する表示データを取得するステップと、前記車載端末から各バス停端末へ前記表示データを無線送信するステップと、前記車載端末が、各バス停端末について表示データの更新状況を取得するステップと、前記サーバが、当該更新状況を前記車載端末から取得するステップとを有する。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
バスに設けられた車載端末と、各バス停に設けられ情報を表示する複数のバス停端末と、各バス停端末に表示する情報に関する表示データを管理するサーバと、を有するシステムにおいて、
前記車載端末が、前記サーバから、前記表示データを取得するステップと、
前記車載端末から各バス停端末へ前記表示データを無線送信するステップと、
前記車載端末が、各バス停端末について表示データの更新状況を取得するステップと、
前記サーバが、当該更新状況を前記車載端末から取得するステップと
を有する配信方法。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記車載端末は、一のバス停端末へ前記表示データを配信するに先立ち、当該一のバス停端末に記憶されている表示データに関する情報を当該一のバス停端末から取得し、
配信する表示データと同じ表示データが前記一のバス停端末に記憶されていない場合に、当該表示データの無線送信を実行する
請求項1に記載の配信方法。
【請求項3】
前記表示データには、バスが一のバス停を発車する予定時刻を示す時刻表情報と、当該時刻表情報を表示すべきタイミングを示す情報とが含まれる
請求項1に記載の配信方法。
【請求項4】
一のバス停端末への前記表示データの配信に際して、前記車載端末は、前記時刻表情報に関連して当該一のバス停端末に表示される付帯情報を更に無線送信する
請求項3に記載の配信方法。
【請求項5】
前記付帯情報には、前記時刻表情報の改定の告知が含まれる
請求項4に記載の配信方法。
【請求項6】
前記サーバは、前記表示データおよび前記付帯情報について配信の優先度を前記車載端末に通知し、
前記車載端末は、前記優先度に従って配信を実行する
請求項4に記載の配信方法。
【請求項7】
前記車載端末は、第1の無線通信方式を用いた通信によって前記一のバス停端末への前記表示データの配信の要否を判定し、配信が必要な場合、前記第1の無線通信方式よりも消費電力量の大きい第2の無線通信方式を用いて当該配信を実行する
請求項1に記載の配信方法。
【請求項8】
前記車載端末は、第1の無線通信方式を用いた通信によって前記表示データの一のバス停端末への配信が完了しなかった場合に、電波到達範囲の異なる第2の無線通信方式を用いて当該一のバス停端末への前記表示データの送信を行う
請求項1に記載の配信方法。
【請求項9】
前記表示データには、当該表示データが示す時刻表を前記バス停端末において表示すべきタイミングを示す情報が含まれ、
予め定められた期間長だけ前記タイミングよりも前の時点において、一のバス停端末に対する当該表示データの配信が完了していない場合、前記第2の無線通信方式を用いて当該一のバス停端末への当該表示データの送信を行う
請求項8に記載の配信方法。
【請求項10】
第1のバスと第2のバスとが所定距離内に位置した場合に、当該第1のバスに設けられた第1の車載端末から当該第2のバスに設けられた第2の車載端末へ、当該第1の車載端末が取得した前記更新状況を無線送信する
請求項1に記載の配信方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の配信先への情報の配信を管理する技術に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
停留所に時刻表を表示するための端末を設け、この端末がバスに搭載された車載端末と無線通信を行うことにより、バス停に掲示される時刻表を更新する技術がある。
【0003】
例えば、特許文献1には、時刻表の変更日より数日前から更新用のデータ転送を開始し、停留所の表示端末がもつ時計により、変更日になると停留所の表示が一斉に変わるような仕組みを取ることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-172028号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1の技術では、各停留所におけるデータ転送の状況を管理することができず、データ転送開始後の数日の間に各停留所で二重三重のデータ転送が行われて電力や通信の無駄を生じる。
【0006】
上記の事情に鑑み、本開示は、各停留所に対する情報の更新状況を管理する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様は、バスに設けられた車載端末と、各バス停に設けられ情報を表示する複数のバス停端末と、各バス停端末に表示する情報に関する表示データを管理するサーバと、を有するシステムにおいて、前記車載端末が、前記サーバから、前記表示データを取得するステップと、前記車載端末から各バス停端末へ前記表示データを無線送信するステップと、前記車載端末が、各バス停端末について表示データの更新状況を取得するステップと、前記サーバが、当該更新状況を前記車載端末から取得するステップとを有する配信方法を提供する。
【0008】
上記配信方法によれば、移動通信網を使わずにバス停端末への表示データの配信を行って表示データを管理することができる。
【0009】
前記車載端末は、一のバス停端末へ前記表示データを配信するに先立ち、当該一のバス停端末に記憶されている表示データに関する情報を当該一のバス停端末から取得し、配信する表示データと同じ表示データが前記一のバス停端末に記憶されていない場合に、当該表示データの無線送信を実行してもよい。
【0010】
配信に先立って表示データの情報を取得することにより、表示データの配信の重複が防止され、バス停端末における省電力と通信データ量の節約に寄与する。
(【0011】以降は省略されています)

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