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公開番号2025127284
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-01
出願番号2024023938
出願日2024-02-20
発明の名称衣類乾燥機
出願人東芝ライフスタイル株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類D06F 58/45 20200101AFI20250825BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】フィルタの目詰まり状態を精度良く判定することができる技術を提供する。
【解決手段】衣類乾燥機は、衣類を乾燥させる乾燥運転を実行可能である。衣類乾燥機は、衣類乾燥用の空気が流れる乾燥風路と、乾燥風路を横断するように乾燥風路内に配置され、乾燥風路を流れる空気に含まれるリントを捕獲するフィルタと、フィルタに向けて光を発光する発光部と、発光部から発光された光をフィルタを介して受光する複数の受光部と、複数の受光部が受光する光に基づいてフィルタの目詰まり状態を判定する判定部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
衣類を乾燥させる乾燥運転を実行可能な衣類乾燥機であって、
衣類乾燥用の空気が流れる乾燥風路と、
前記乾燥風路を横断するように前記乾燥風路内に配置され、前記乾燥風路を流れる空気に含まれるリントを捕獲するフィルタと、
前記フィルタに向けて光を発光する発光部と、
前記発光部から発光された光を前記フィルタを介して受光する複数の受光部と、
複数の前記受光部が受光する光に基づいて前記フィルタの目詰まり状態を判定する判定部と、を備える衣類乾燥機。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
複数の前記受光部は、前記フィルタを介して前記発光部と反対側に配置されており、前記発光部から発光されて前記フィルタを通過した光を受光する、請求項1に記載の衣類乾燥機。
【請求項3】
複数の前記受光部のうちの一部は、前記フィルタを介して前記発光部と反対側に配置されており、前記発光部から発光されて前記フィルタを通過した光を受光し、複数の前記受光部のうちの他の一部は、前記フィルタを介して前記発光部と同じ側に配置されており、前記発光部から発光されて前記フィルタで反射した光を受光する、請求項1に記載の衣類乾燥機。
【請求項4】
複数の前記受光部は、前記フィルタを介して前記発光部と同じ側に配置されており、前記発光部から発光されて前記フィルタで反射した光を受光する、請求項1に記載の衣類乾燥機。
【請求項5】
前記発光部は、前記フィルタに向けて拡散する拡散光を発光する、請求項1から3のいずれか一項に記載の衣類乾燥機。
【請求項6】
前記発光部は、前記フィルタに向けて直進するレーザー光を発光する、請求項1から3のいずれか一項に記載の衣類乾燥機。
【請求項7】
前記フィルタを保持するフィルタユニットであって、前記フィルタを前記乾燥風路内に出し入り可能なフィルタユニットを更に備え、
前記発光部は、前記フィルタユニットに設けられている、請求項1から3のいずれか一項に記載の衣類乾燥機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示する技術は、衣類乾燥機に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に衣類乾燥機が開示されている。特許文献1の衣類乾燥機は、リントを捕獲するフィルタと、フィルタに向けて光を発光する発光部と、フィルタを通過した光を受光する受光部と、受光部が受光する光に基づいてフィルタの目詰まり状態を判定する判定部とを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平3-280999号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
衣類乾燥機の運転中におけるリントの動きは乱雑なので、リントを捕獲するフィルタでは、リントを多く捕獲する部分と、リントをあまり捕獲しない部分とが生じる。このような場合に、特許文献1の構成では、フィルタの一部分のみの状態に基づいてフィルタ全体の目詰まり状態を判定するので、フィルタの目詰まり状態を精度良く判定することができない。そこで、本明細書は、フィルタの目詰まり状態を精度良く判定することができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書は、衣類を乾燥させる乾燥運転を実行可能な衣類乾燥機を開示する。衣類乾燥機は、衣類乾燥用の空気が流れる乾燥風路と、前記乾燥風路を横断するように前記乾燥風路内に配置され、前記乾燥風路を流れる空気に含まれるリントを捕獲するフィルタと、前記フィルタに向けて光を発光する発光部と、前記発光部から発光された光を前記フィルタを介して受光する複数の受光部と、複数の前記受光部が受光する光に基づいて前記フィルタの目詰まり状態を判定する判定部と、を備えている。
【図面の簡単な説明】
【0006】
実施例の衣類乾燥機を模式的に示す正面図。
実施例の衣類乾燥機を模式的に示す上面図。
実施例の衣類乾燥機を模式的に示す断面図。
実施例1の乾燥風路の一部とフィルタユニットを模式的に示す断面図。
フィルタの目詰まり状態を判定する処理の一例を示す図表。
実施例2の乾燥風路の一部とフィルタユニットを模式的に示す断面図。
フィルタの目詰まり状態を判定する処理の一例を示す図表。
実施例3の乾燥風路の一部とフィルタユニットを模式的に示す断面図。
フィルタの目詰まり状態を判定する処理の一例を示す図表。
【発明を実施するための形態】
【0007】
実施例の衣類乾燥機2について図面を参照して説明する。図1から図3に示すように、実施例の衣類乾燥機2は、筐体4と、筐体4内に配置されている外槽10と、外槽10内に配置されている内槽12と、外槽10の外側で筐体4内に配置されている乾燥風路20とを備えている。また、衣類乾燥機2は、筐体4に対して着脱可能なフィルタユニット6を備えている。
【0008】
衣類乾燥機2は、衣類を内槽12内に収容した状態で衣類を乾燥させる乾燥運転を実行可能である。なお、衣類乾燥機2は、内槽12内の衣類を洗濯する洗濯運転を実行可能であってもよい。即ち、衣類乾燥機2は、乾燥機能と洗濯機能の両方を有していてもよい。そのため、衣類乾燥機2は、外槽10の外側で筐体4内に配置されている給水路53と排水路55を備えていてもよい。
【0009】
給水路53は、上流端部が給水源(例えば、水道)に接続され、下流端部が外槽10に接続されている。給水路53は、給水源から供給される水を外槽10内に供給する。給水路53には給水弁54が設けられており、給水弁54が開弁すると外槽10内に水が供給される。
【0010】
排水路55は、上流端部が外槽10に接続されており、下流端部が排水先(例えば、排水パン)に接続される。排水路55は、外槽10から排出される水を排水先へ排出する。排水路55には排水弁56が設けられており、排水弁56が開弁すると外槽10内の水が排水先に排出される。
(【0011】以降は省略されています)

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