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公開番号
2025126522
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-29
出願番号
2024022775
出願日
2024-02-19
発明の名称
住宅設備用のコーティング剤
出願人
株式会社キャンディル
代理人
個人
主分類
C09D
201/00 20060101AFI20250822BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】安全・環境面に優れ、各種の基材との密着性が高く、優れた防汚、防黴や抗菌の効果を長期間持続し、優れた耐久性及び耐水性を有し、刺激臭を抑制した施工性にも優れたコーティング剤を提供する。
【解決手段】従来のコーティング剤の機能効果を維持しながら、トルエンやエチルベンゼンを使用せずに、不快な刺激臭を低減させた新たなコーティング剤を提供する。具体的には、本発明に係るコーティング剤は、コーティング剤に含有されるトルエンの代替物として、少なくともエチルアルコール又はプロピルアルコールのいずれかを含有する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくともエチルアルコール、プロピルアルコール、3-メチル3-メトキシブタノール、テトラエチルシリケートを含み、
刺激臭が少ないことを特徴とするコーティング剤。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
コーティング剤に含有されるトルエンの代替物として、
少なくともエチルアルコール又はプロピルアルコールのいずれかとする、
刺激臭が少ないことを特徴とするコーティング剤。
【請求項3】
コーティング剤を構成する化合物のうち、
テトラエチルシリケートの含有量を5%~10%から選択する含有量、
エチルアルコールの含有量を25%~30%から選択する含有量、
プロピルアルコールの含有量を1%~5%から選択する含有量、
3-メチル3-メトキシブタノールの含有量を30%~35%から選択する含有量とする請求項1または2に記載のコーティング剤。
【請求項4】
樹脂、陶器、メッキ処理金属、塗装金属、ステンレス、人工大理石、タイルのいずれの表面にコーティングできることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のコーティング剤。
発明の詳細な説明
【発明の属する技術分野】
【0001】
本発明は、安全・環境面に優れ、各種の基材との密着性が高く、優れた防汚、防黴や抗菌の効果を長期間持続し、優れた耐久性及び耐水性を有し、刺激臭を抑制した施工性にも優れたコーティング剤を提供する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【従来の技術】
【0002】
近年、生活意識の向上等に伴い、掃除等に対する意識が高まり、日常掃除の簡便化、キッチン、浴室、洗面台、トイレなどの住居・住宅設備における清浄性維持のニーズが高まっている。このようなニーズから、本格的な洗浄作業を行わずに、あるいは簡便な洗浄作業のみで、汚れを容易に除去可能な「防汚」技術が研究されてきている。
【0003】
また、最近、新築の住居や新たな住宅設備を取り替えるリフォーム時に、洗面台、キッチンなどの住宅設備を予めコーティングするといったサービスが提供されている。このコーティングを住宅設備の表面に施すことで、防汚効果を発揮して、仮に、汚れなどが付着した場合であっても、簡便な清掃等で清浄性維持することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-67657号公報
特開2017-160311号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術によるコーティング剤は、強烈な臭気を一定期間、発生させるという問題があった。この強い刺激臭のある臭気のために、コーティング剤を施した住宅設備のある住居の入居者等は、この刺激臭が軽減されるまではその場所から離れる必要がある不便があった。また、人間がこの刺激臭を吸い込んでしまうと頭痛・吐き気などの健康障害を及ぼす可能性がある。
【0006】
また、住宅設備等にコーティング作業を実施する作業員の健康面や業務環境の問題もある。近年、コンプライアンス重視の観点から、作業員の労働環境について問題となるケースが多々ある。作業員に対して、健康障害を及ぼす可能性がある刺激臭を伴うコーティング剤を取り扱わせることは好ましくない。
【0007】
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、従来コーティング剤に含有されているトルエンやエチルベンゼンを使用せずに、不快な刺激臭を低減させた新たなコーティング剤を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、上記従来技術を鑑み、鋭意研究を重ねた結果、従来のコーティング剤の機能効果を維持しながら、トルエンやエチルベンゼンを使用せずに、不快な刺激臭を低減させた新たなコーティング剤を発明した。
【0009】
すなわち、本発明に係るコーティング剤は、少なくともエチルアルコール、プロピルアルコール、3-メチル3-メトキシブタノール、テトラエチルシリケートを含み刺激臭が少ないことを特徴とする。
【0010】
また、本発明に係るコーティング剤は、コーティング剤に含有されるトルエンの代替物として、少なくともエチルアルコール又はプロピルアルコールのいずれかとする刺激臭が少ないことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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