TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025125086
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-27
出願番号
2024020935
出願日
2024-02-15
発明の名称
電線、及び、電線製造方法
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
H01B
7/04 20060101AFI20250820BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】適正な性能を確保することができる電線、及び、電線製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】電線1は、導電性を有する導体部10と、絶縁性を有し、当該導体部10を被覆する絶縁被覆部20と、変形許容部30を形成する部分であり、導体部10を被覆する絶縁被覆部20が1層である部分20Aと、変形規制部40を形成する部分であり、導体部10を被覆する絶縁被覆部20が複数層である部分20Bとを備えることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
導電性を有する導体部と、
絶縁性を有し、前記導体部を被覆する絶縁被覆部と、
変形許容部を形成する部分であり、前記絶縁被覆部が1層である部分と、
変形規制部を形成する部分であり、前記絶縁被覆部が複数層である部分とを備えることを特徴とする、
電線。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
導電性を有する導体部の外周面側に、絶縁性を有し前記導体部を被覆する絶縁被覆部を押し出して、1層目となる前記絶縁被覆部を形成する第1押出工程と、
1層目となる前記絶縁被覆部の外周面側に、新たな前記絶縁被覆部を押し出して、部分的に、2層目となる前記絶縁被覆部を形成することで、変形許容部を形成する部分であり、前記絶縁被覆部が1層である部分と、変形規制部を形成する部分であり、前記絶縁被覆部が複数層である部分とを形成する第2押出工程とを有することを特徴とする、
電線製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電線、及び、電線製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、複数の素線を絶縁被覆する絶縁被覆部を部分的に加熱圧縮した部分からなる変形規制部と、絶縁被覆部を加熱圧縮せずに当初のチューブ形状を維持した部分からなる変形許容部とを備える電線が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-91895号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述の特許文献1に記載の電線は、複数の素線からなる導体部と当該導体部を絶縁被覆する絶縁被覆部とを有する電線を押出成形によって製造した後に、絶縁被覆部を部分的に再加熱するため、熱によって絶縁被覆部の耐久性が低下する場合がある。そのため、電線の性能が低下する虞があり、その点で更なる改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、適正な性能を確保することができる電線、及び、電線製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る電線は、導電性を有する導体部と、絶縁性を有し、前記導体部を被覆する絶縁被覆部と、変形許容部を形成する部分であり、前記絶縁被覆部が1層である部分と、変形規制部を形成する部分であり、前記絶縁被覆部が複数層である部分とを備えることを特徴とする。
【0007】
上記目的を達成するために、本発明に係る電線製造方法は、導電性を有する導体部の外周面側に、絶縁性を有し前記導体部を被覆する絶縁被覆部を押し出して、1層目となる前記絶縁被覆部を形成する第1押出工程と、1層目となる前記絶縁被覆部の外周面側に、新たな前記絶縁被覆部を押し出して、部分的に、2層目となる前記絶縁被覆部を形成することで、変形許容部を形成する部分であり、前記絶縁被覆部が1層である部分と、変形規制部を形成する部分であり、前記絶縁被覆部が複数層である部分とを形成する第2押出工程とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る電線、及び、電線製造方法は、適正な性能を確保することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本実施形態に係る電線の概略構成を表す図である。
図2は、図1に示すA-A断面図である。
図3は、図1に示すB-B断面図である。
図4は、本実施形態に係る電線製造方法を示すフローチャートである。
図5は、本実施形態に係る電線製造方法の変形例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
矢崎総業株式会社
端子
24日前
矢崎総業株式会社
治具
2か月前
矢崎総業株式会社
端子
24日前
矢崎総業株式会社
電線
1か月前
矢崎総業株式会社
箱状体
27日前
矢崎総業株式会社
バスバ
1か月前
矢崎総業株式会社
雌端子
1か月前
矢崎総業株式会社
導電体
1か月前
矢崎総業株式会社
導電体
1か月前
矢崎総業株式会社
照明灯
4日前
矢崎総業株式会社
箱状体
27日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
20日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
16日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
16日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
20日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
巻付装置
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
9日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
9日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
25日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
9日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
4日前
矢崎総業株式会社
照明装置
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
25日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
4日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
配索構造
27日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
2か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
続きを見る
他の特許を見る