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公開番号2025125039
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-27
出願番号2024020873
出願日2024-02-15
発明の名称系統パラメータ推定方法及び推定装置
出願人富士電機株式会社
代理人個人,個人
主分類H02J 3/00 20060101AFI20250820BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】見かけ上の系統パラメータの推定誤差を抑制すること。
【解決手段】電力系統に連系点で連系するインバータから前記電力系統を見たときの見かけ上の系統パラメータを推定する方法であって、Pを有効電力、Qを無効電力、wを皮相電力が大きくなるほど小さくなる重み、Vを前記連系点での電圧、α,β,γを係数とするとき、V2又はVを、α×P+β×Q+γの形で、重みw付きの最小二乗法を用いてフィッティングすることで、前記系統パラメータの推定を行う、系統パラメータ推定方法。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電力系統に連系点で連系するインバータから前記電力系統を見たときの見かけ上の系統パラメータを推定する方法であって、
Pを有効電力、Qを無効電力、wを皮相電力が大きくなるほど小さくなる重み、Vを前記連系点での電圧、α,β,γを係数とするとき、


又はVを、α×P+β×Q+γの形で、重みw付きの最小二乗法を用いてフィッティングすることで、前記系統パラメータの推定を行う、系統パラメータ推定方法。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記推定を行う際に用いる(P,Q,V)のi点目のデータ(P

,Q

,V

)は、3点以上の異なる点であり、かつ、力率が一定ではないことを条件とする、請求項1に記載の系統パラメータ推定方法。
【請求項3】
前記系統パラメータは、前記電力系統の電気抵抗R、前記電力系統のリアクタンスX、または前記電力系統の電圧V

であり、
前記推定により得られたα,β,γに基づいて、R、XまたはV

を推定する、請求項2に記載の系統パラメータ推定方法。
【請求項4】


を、α×P+β×Q+γの形とし、
R=α/2,X=β/2,V

=√γとする、請求項3に記載の系統パラメータ推定方法。
【請求項5】
Vを、α×P+β×Q+γの形とし、
R=α,X=β,V

=γとする、請求項3に記載の系統パラメータ推定方法。
【請求項6】
重みwは、λを1より大きい数とすると、以下の式で表される、請求項1から5のいずれか一項に記載の系統パラメータ推定方法。
TIFF
2025125039000011.tif
26
169
【請求項7】
電力系統に連系点で連系するインバータから前記電力系統を見たときの見かけ上の系統パラメータを推定する推定装置であって、
Pを有効電力、Qを無効電力、wを皮相電力が大きくなるほど小さくなる重み、Vを前記連系点での電圧、α,β,γを係数とするとき、


又はVを、α×P+β×Q+γの形で、重みw付きの最小二乗法を用いてフィッティングすることで、前記系統パラメータの推定を行う演算回路を有する、推定装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、系統パラメータ推定方法及び推定装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、負荷に電力を供給する既存の電力系統との連系点に出力する有効電力及び無効電力を変動させて、その既存の電力系統のインピーダンスを推定する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4371062号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術は、連系点の電圧が有効電力と無効電力に対して比例して変化するとみなして電力系統インピーダンスを推定するので、推定誤差が大きくなるおそれがある。
【0005】
本開示は、見かけ上の系統パラメータの推定誤差を抑制可能な系統パラメータ推定方法及び推定装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、
電力系統に連系点で連系するインバータから前記電力系統を見たときの見かけ上の系統パラメータを推定する方法であって、
Pを有効電力、Qを無効電力、wを皮相電力が大きくなるほど小さくなる重み、Vを前記連系点での電圧、α,β,γを係数とするとき、


又はVを、α×P+β×Q+γの形で、重みw付きの最小二乗法を用いてフィッティングすることで、前記系統パラメータの推定を行う、系統パラメータ推定方法を提供する。
【0007】
また、本開示は、
電力系統に連系点で連系するインバータから前記電力系統を見たときの見かけ上の系統パラメータを推定する推定装置であって、
Pを有効電力、Qを無効電力、wを皮相電力が大きくなるほど小さくなる重み、Vを前記連系点での電圧、α,β,γを係数とするとき、


又はVを、α×P+β×Q+γの形で、重みw付きの最小二乗法を用いてフィッティングすることで、前記系統パラメータの推定を行う演算回路を有する、推定装置を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、見かけ上の系統パラメータの推定誤差を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
系統連系用インバータを電力系統に連系した状態を示す図である。
系統パラメータを推定する方法を説明するための等価図である。
重みwの一例の特性図である。
シミュレーション時に使用する複数のデータ(P,Q)の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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