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公開番号
2025124801
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-26
出願番号
2025091817,2021551481
出願日
2025-06-02,2020-10-02
発明の名称
耐熱合金
出願人
東京都公立大学法人
,
国立大学法人北海道大学
代理人
弁理士法人片山特許事務所
主分類
C22C
19/05 20060101AFI20250819BHJP(冶金;鉄または非鉄合金;合金の処理または非鉄金属の処理)
要約
【課題】合金の性能を向上させることが可能な耐熱合金。
【解決手段】Niの含有量は58.0質量%以上、Crの含有量は20.0質量%以上かつ23.0質量%以下、Moの含有量は8.0質量%以上かつ10.0質量%以下、Nbの含有量は3.15質量%以上かつ4.15質量%以下、およびOの含有量は0.002質量%以上かつ0.1質量%以下であり、Yを含有し、Oの質量換算の含有量に対するYの質量換算の含有量の比は0.5以上かつ100以下である耐熱合金。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
Niの含有量は58.0質量%以上、
Crの含有量は20.0質量%以上かつ23.0質量%以下、
Moの含有量は8.0質量%以上かつ10.0質量%以下、
Nbの含有量は3.15質量%以上かつ4.15質量%以下、および
Oの含有量は0.002質量%以上かつ0.1質量%以下であり、
Yを含有し、Oの質量換算の含有量に対するYの質量換算の含有量の比は0.5以上かつ100以下である耐熱合金。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
Feの含有量は5.0質量%以下、
Alの含有量は0.4質量%以下、
Tiの含有量は0.4質量%以下、
Mnの含有量は0.5質量%以下、
Cの含有量は0.1質量%以下、
Siの含有量は0.5質量%以下、
Coの含有量は1.0質量%以下、および
Sの含有量は0.015質量%以下であり、
残部はNiである請求項1に記載の耐熱合金。
【請求項3】
Niの含有量は41.0質量%以上かつ54.0質量%以下、
Crの含有量は20.5質量%以上かつ23.0質量%以下、
Moの含有量は8.0質量%以上かつ10.0質量%以下、
Feの含有量は17.0質量%以上かつ20.0質量%以下、
Wの含有量は0.2質量%以上かつ1.0質量%以下、
Coの含有量は0.5質量%以上かつ2.5質量%以下、および
Oの含有量は0.002質量%以上かつ0.1質量%以下であり、
Yを含有し、Oの質量換算の含有量に対するYの質量換算の含有量の比は0.5以上かつ100以下である耐熱合金。
【請求項4】
Alの含有量は0.5質量%以下、
Tiの含有量は0.15質量%以下、
Cの含有量は0.1質量%以下、および
Siの含有量は1.0質量%以下であり、
残部はNiである請求項3に記載の耐熱合金。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、耐熱合金に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
航空機のエンジン等に耐熱合金が用いられている。耐熱合金の成形体の形成方法として積層造形法が知られている(例えば特許文献1)。柱状晶を有する合金における結晶粒内および結晶粒界にY(イットリウム)等を有するセラミックス粒子を分散させることが知られている(例えば特許文献2)。Ni(ニッケル)基合金に、Yを添加することが知られている(例えば非特許文献1および2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-83959号公報
特開2019-60006号公報
【非特許文献】
【0004】
日本金属学会誌 第70巻 第4号 (2006), pp.380-383.
Materials Science and Engineering A 551 (2012), pp.236-240
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
例えば積層造形法を用い形成した合金の成形体にはO(酸素)が多く含まれる。酸素が多く含まれる合金では合金の性能が劣化することがある。特許文献2、非特許文献1および2には、合金にYを添加することが記載されているが、Oとの関係については記載されていない。
【0006】
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、酸素とイットリウムとの比を特定することにより合金の性能を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、Niの含有量は58.0質量%以上、Crの含有量は20.0質量%以上かつ23.0質量%以下、Moの含有量は8.0質量%以上かつ10.0質量%以下、Nbの含有量は3.15質量%以上かつ4.15質量%以下、およびOの含有量は0.002質量%以上かつ0.1質量%以下であり、Yを含有し、Oの質量換算の含有量に対するYの質量換算の含有量の比は0.5以上かつ100以下である耐熱合金である。
【0008】
上記構成において、Feの含有量は5.0質量%以下、Alの含有量は0.4質量%以下、Tiの含有量は0.4質量%以下、Mnの含有量は0.5質量%以下、Cの含有量は0.1質量%以下、Siの含有量は0.5質量%以下、Coの含有量は1.0質量%以下、およびSの含有量は0.015質量%以下であり、残部はNiである構成とすることができる。
【0009】
本発明は、Niの含有量は41.0質量%以上かつ54.0質量%以下、Crの含有量は20.5質量%以上かつ23.0質量%以下、Moの含有量は8.0質量%以上かつ10.0質量%以下、Feの含有量は17.0質量%以上かつ20.0質量%以下、Wの含有量は0.2質量%以上かつ1.0質量%以下、Coの含有量は0.5質量%以上かつ2.5質量%以下、およびOの含有量は0.002質量%以上かつ0.1質量%以下であり、Yを含有し、Oの質量換算の含有量に対するYの質量換算の含有量の比は0.5以上かつ100以下である耐熱合金である。
【0010】
上記構成において、Alの含有量は0.5質量%以下、Tiの含有量は0.15質量%以下、Cの含有量は0.1質量%以下、およびSiの含有量は1.0質量%以下であり、残部はNiである構成とすることができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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