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公開番号
2025122414
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-21
出願番号
2024017874
出願日
2024-02-08
発明の名称
接着シート
出願人
日東シンコー株式会社
代理人
弁理士法人藤本パートナーズ
主分類
C09J
4/02 20060101AFI20250814BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】 被着体が固体高分子型燃料電池の固体電解質膜であっても十分な初期密着性を有し、且つ良好な耐熱水性を示し得る接着層を備える接着シートを提供する。
【解決手段】 本発明に係る接着シートは、基材層と、該基材層の少なくとも一方の面に重なり且つ接着剤で形成された接着層とを備え、前記接着剤は、オキセタン基を有する(メタ)アクリレートと、ポリカーボネート系ウレタン(メタ)アクリレートと、光重合開始剤と、を含む。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基材層と、該基材層の少なくとも一方の面に重なり且つ接着剤で形成された接着層とを備え、
前記接着剤は、オキセタン基を有する(メタ)アクリレートと、ポリカーボネート系ウレタン(メタ)アクリレートと、光重合開始剤と、を含む、
接着シート。
続きを表示(約 210 文字)
【請求項2】
前記接着剤に含まれる(メタ)アクリロイル基の総量に対する、前記オキセタン基の量比は、モル比で20%以上である、
請求項1に記載の接着シート。
【請求項3】
前記接着剤は、エポキシ樹脂をさらに含む、
請求項1または2に記載の接着シート。
【請求項4】
固体高分子型燃料電池の固体電解質膜に接着させて用いられる、
請求項1または2に記載の接着シート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、接着シートに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、各種プラスチック用の接着剤として、低温域(例えば、-10℃~15℃)での接着安定性、並びに、常温域(25±10℃)での接着性、柔軟性、加工性、及び、各種分子設計の容易さから、ポリウレタン系の接着剤が多く使われている。
前記ポリウレタン系の接着剤としては、主剤として、ポリエステルポリオールやアクリルポリオールを含み、かつ、架橋剤として、ポリイソシアネートを含んでおり、前記主剤と前記架橋剤との間で架橋反応を進行させることによりウレタン結合を生成させて用いられるものや、主剤として、ある程度の鎖長を有するポリウレタン(いわゆる、ポリウレタンプレポリマー)を含み、かつ、架橋剤として、イソシアネート系架橋剤を含んでおり、前記主剤と前記架橋剤との間で架橋反応を進行させ硬化させることにより用いられるものがある。
【0003】
また、主剤としてポリウレタン樹脂を含み、エポキシ樹脂、および、イソシアネート系架橋剤を含有した二液性の接着剤として、下記特許文献1には、耐湿熱性に優れた接着剤が記載されている。
下記特許文献1に記載されたような液状の接着剤に比べて、特に取り扱い性に優れるという観点から、部材の接着に接着剤を利用する機会が増えている。
前記接着剤は、特に取り扱い性に優れるという観点から、接着シートの形態で用いられることが多い。
前記接着シートは、通常、ポリマーシートで形成された基材層層と、該基材層層上に積層され、前記接着剤で形成された接着層とを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2013/157604号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
耐湿熱性(耐熱水性)の向上を図ることは、引用文献1に記載されたような二液性の接着剤だけではなく、接着シートの接着層にも求められている。
【0006】
また、接着シートの接着層には、熱圧着により十分に被着体との密着性を確保できること、すなわち、前記被着体に対して十分な初期密着性を確保できることが求められている。
しかしながら、前記被着体が固体高分子型燃料電池の固体電解質膜である場合には、この要望は、必ずしも十分に満たされているとは言い難い。
【0007】
このような従来技術の有する問題点に鑑み、本発明の課題は、被着体が固体高分子型燃料電池の固体電解質膜であっても十分な初期密着性を有し、且つ良好な耐熱水性を示し得る接着層を備える接着シートを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る接着シートは、
基材層と、該基材層の少なくとも一方の面に重なり且つ接着剤で形成された接着層とを備え、
前記接着剤は、オキセタン基を有する(メタ)アクリレートと、ポリカーボネート系ウレタン(メタ)アクリレートと、光重合開始剤と、を含む。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、被着体が固体高分子型燃料電池の固体電解質膜であっても十分な初期密着性を有し、且つ良好な耐熱水性を示し得る接着層を備える接着シートを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態に係る接着シートの構成を示す概略断面図。
一実施形態に係る接着シートを固体高分子型燃料電池の固体電解質膜に取り付けて使用した状態を示す概略断面図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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