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公開番号
2025120657
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-18
出願番号
2024015625
出願日
2024-02-05
発明の名称
ハイブリッド車両の制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60W
10/06 20060101AFI20250808BHJP(車両一般)
要約
【課題】吸入空気量が急激に低下することで、EGR装置のバルブを閉じるタイミングが遅れることを抑制する。
【解決手段】制御装置は、EGR率が規定比率以上であり、かつバッテリの充電が可能であるときには、内燃機関に要求する出力を維持したまま、内燃機関の出力の一部を利用してバッテリを充電させる。制御装置は、EGR率が規定比率以上であり、かつバッテリの充電が可能ではないときには、内燃機関に要求する出力の低下度合を変更前の低下度合よりも小さく変更する。内燃機関に要求する出力の低下度合を変更した状態で、制御装置は、吸入空気量GAが所定量未満であることを条件にEGRバルブの閉弁制御を行う。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
気筒内から排気通路に排出された排気をEGRガスとして吸気通路に還流させるEGR装置を有する駆動源である内燃機関と、駆動源であるモータジェネレータと、前記内燃機関の出力を利用して前記モータジェネレータによって充電されるバッテリと、を備えるハイブリッド車両に適用され、前記内燃機関の燃焼室に吸入される吸入空気量が所定量未満であることを条件に、前記EGR装置の前記EGRガスの還流を許容するバルブを閉じる閉弁制御を行う制御装置であって、
前記内燃機関を駆動させた状態での前記ハイブリッド車両の減速中に、前記燃焼室に流入する流体に占める前記EGR装置を介して前記燃焼室に流入した前記EGRガスの割合であるEGR率が規定比率以上であり、かつ前記バッテリの充電が可能であるときには、前記内燃機関に要求する出力を維持したまま、前記内燃機関の出力の一部を利用して前記モータジェネレータによって前記バッテリを充電させ、
前記内燃機関を駆動させた状態での前記ハイブリッド車両の減速中に、前記EGR率が前記規定比率以上であり、かつ前記バッテリの充電が可能ではないときには、前記内燃機関に要求する出力の低下度合を変更前の低下度合よりも小さく変更し、前記内燃機関に要求する出力の低下度合を変更した状態で、前記吸入空気量が前記所定量未満であるか否かの判定を行う
ハイブリッド車両の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハイブリッド車両の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、駆動源として内燃機関及びモータジェネレータを備えるハイブリッド車両が記載されている。内燃機関は、気筒内から排気通路に排出された排気をEGRガスとして吸気通路に還流させるEGR装置を有する。ハイブリッド車両の制御装置は、内燃機関に要求する出力の減少度合が所定の減少度合より大きいとき、EGR装置のバルブを閉弁制御する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-286282号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されたようなハイブリッド車両では、吸入空気量が急激に低下したときに、EGR装置のバルブを閉じるタイミングが遅れるおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため、本発明は、気筒内から排気通路に排出された排気をEGRガスとして吸気通路に還流させるEGR装置を有する駆動源である内燃機関と、駆動源であるモータジェネレータと、前記内燃機関の出力を利用して前記モータジェネレータによって充電されるバッテリと、を備えるハイブリッド車両に適用され、前記内燃機関の燃焼室に吸入される吸入空気量が所定量未満であることを条件に、前記EGR装置の前記EGRガスの還流を許容するバルブを閉じる閉弁制御を行う制御装置であって、前記内燃機関を駆動させた状態での前記ハイブリッド車両の減速中に、前記燃焼室に流入する流体に占める前記EGR装置を介して前記燃焼室に流入した前記EGRガスの割合であるEGR率が規定比率以上であり、かつ前記バッテリの充電が可能であるときには、前記内燃機関に要求する出力を維持したまま、前記内燃機関の出力の一部を利用して前記モータジェネレータによって前記バッテリを充電させ、前記内燃機関を駆動させた状態での前記ハイブリッド車両の減速中に、前記EGR率が前記規定比率以上であり、かつ前記バッテリの充電が可能ではないときには、前記内燃機関に要求する出力の低下度合を変更前の低下度合よりも小さく変更し、前記内燃機関に要求する出力の低下度合を変更した状態で、前記吸入空気量が前記所定量未満であるか否かの判定を行うハイブリッド車両の制御装置である。
【発明の効果】
【0006】
上記構成によれば、内燃機関に要求する出力の低下度合を小さく変更することで、吸入空気量が急激に減少することを抑制できる。よって、吸入空気量が急激に減少することを抑制した状態で吸入空気量が所定量未満であるか否かを判定することにより、EGR装置のバルブを閉じるタイミングが遅れることを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、ハイブリッド車両を示す概略図である。
図2は、EGRバルブの閉弁制御を含む一連の処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、ハイブリッド車両の制御装置の一実施形態について説明する。以下では、制御装置を備えるハイブリッド車両について、図面を参照して説明する。
<車両の概略>
図1に示すように、ハイブリッド車両100は、駆動源として火花点火式の内燃機関10を備えている。また、ハイブリッド車両100は、電動機及び発電機の双方の機能を兼ね備える第1モータジェネレータ71及び第2モータジェネレータ72を備えている。
【0009】
内燃機関10は、機関本体11を有している。機関本体11は、複数の気筒12、及びクランク軸13を備えている。気筒12は、燃料と吸気ガスとの混合気を燃焼させるための空間である。機関本体11は、4つの気筒12を備えている。
【0010】
クランク軸13は、各気筒12内に位置する図示しないピストンに連結している。気筒12の内壁とピストンとで区画されている空間が、燃焼室Rとなっている。各燃焼室Rで燃料が燃焼すると、動作するピストンに連結しているクランク軸13が回転する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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