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公開番号
2025117663
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024012512
出願日
2024-01-31
発明の名称
毛髪を処理する方法
出願人
国立大学法人東海国立大学機構
代理人
個人
,
個人
主分類
A61K
8/41 20060101AFI20250805BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】従来とは異なる方法で毛髪を処理できる技術を提供する。
【解決手段】毛髪を処理する方法は、毛髪に深さ1μm以下の複数の溝を形成する形成工程と、複数の溝が形成された毛髪に毛髪処理液を塗布する塗布工程と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
毛髪を処理する方法であって、
前記毛髪に深さ1μm以下の複数の溝を形成する形成工程と、
前記複数の溝が形成された前記毛髪に、毛髪処理液を塗布する塗布工程と、
を含む、方法。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の方法において、さらに、
前記形成工程の後に、
前記毛髪を、曲率半径10μm以上500μm以下の条件で屈曲させる屈曲工程を含む、方法。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の方法において、さらに、
前記塗布工程の後に、前記毛髪の温度が40℃以上150℃以下となるように前記毛髪を熱処理する熱処理工程を含む、方法。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載の方法において、
前記複数の溝は、深さ300nm以上500nm以下である、方法。
【請求項5】
請求項1または請求項2に記載の方法において、
前記形成工程では、研磨剤を含む水と前記毛髪とを接触させる、方法。
【請求項6】
請求項1または請求項2に記載の方法において、
前記形成工程では、研磨剤を含む組成物を前記毛髪に揉み込む、方法。
【請求項7】
請求項1または請求項2に記載の方法において、
前記形成工程では、10μm以下の刃先を有する刃を前記毛髪に当てる、方法。
【請求項8】
請求項1または請求項2に記載の方法において、
前記形成工程では、#1000以上のヤスリを用いて前記毛髪をこする、方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、毛髪を処理する方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、男性でも美容室を利用する割合が増え、頭髪の白髪染めに限らずファッション性を重視したヘアカラーの利用が活発となっている。一般に、ヘアカラーとして、第1剤に含有されるアルカリ剤と第2剤に含有される酸化剤等との酸化反応によって、毛髪を染色する酸化型の染毛剤が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開2012/137877号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の染色方法では、毛髪や皮膚へのダメージが大きい薬剤を用いることにより、毛髪や皮膚へダメージを与えるおそれがあった。このため、毛髪を染色できる他の方法が求められていた。また、このような課題は、毛髪を染色する場合に限らず、脱色、脱染、育毛、発毛、トリートメント、パーマ等、毛髪を処理する場合に共通する課題である。したがって、本開示は、従来とは異なる方法で毛髪を処理できる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、以下の形態として実現することが可能である。
【0006】
(1)本開示の一形態によれば、毛髪を処理する方法が提供される。この方法は、前記毛髪に深さ1μm以下の複数の溝を形成する形成工程と、前記複数の溝が形成された前記毛髪に、毛髪処理液を塗布する塗布工程と、を含む。この形態の方法によれば、従来とは異なる方法で毛髪を処理できる。
【0007】
(2)上記(1)に記載の方法において、さらに、前記形成工程の後に、前記毛髪を、曲率半径10μm以上500μm以下の条件で屈曲させる屈曲工程を含んでいてもよい。この形態の方法によれば、毛髪処理液の効果の持続性をより向上できる。
【0008】
(3)上記(1)または上記(2)に記載の方法において、さらに、前記塗布工程の後に、前記毛髪の温度が40℃以上150℃以下となるように前記毛髪を熱処理する熱処理工程を含んでいてもよい。この形態の方法によれば、毛髪処理液の保持効果を高めることができるので、毛髪処理液の効果の持続性をさらに向上できる。
【0009】
(4)上記(1)から上記(3)までのいずれか一項に記載の方法において、前記複数の溝は、深さ300nm以上500nm以下であってもよい。この形態の方法によれば、毛髪処理液の効果の持続性をさらに向上できる。
【0010】
(5)上記(1)から上記(4)までのいずれか一項に記載の方法において、前記形成工程では、研磨剤を含む水と前記毛髪とを接触させてもよい。この形態の方法によれば、研磨剤を含む水と毛髪とを接触させることによって毛髪に溝を形成するので、毛髪に形成される溝が不均一化することを抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)
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