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公開番号
2025117210
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024011939
出願日
2024-01-30
発明の名称
光学プレート母材、光学プレート、空中結像装置、及び光学プレート母材の製造方法
出願人
三井化学株式会社
代理人
弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類
G02B
30/56 20200101AFI20250804BHJP(光学)
要約
【課題】解像度が高い空中画像を結像できる光学プレート母材を提供する。
【解決手段】光学プレート母材は、第一方向に延在し第二方向において並ぶ複数の突条を第一面に有するプレート本体を備え、複数の突条はそれぞれ、第一側面に垂直面を有し、第二側面に傾斜面を有し、垂直面の高さ寸法dと、隣り合う突条における垂直面同士の距離pとが、d/p>5を満たす。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第一方向に延在し第二方向において並ぶ複数の突条を第一面に有するプレート本体を備え、
複数の前記突条はそれぞれ、第一側面に垂直面を有し、第二側面に傾斜面を有し、
前記垂直面の高さ寸法dと、隣り合う前記突条における前記垂直面同士の距離pとが、d/p>5を満たす、
光学プレート母材。
続きを表示(約 800 文字)
【請求項2】
前記高さ寸法dと前記距離pとが、d/p<10を満たす、
請求項1に記載の光学プレート母材。
【請求項3】
前記突条の先端部の幅寸法wが、w<5μmを満たす、
請求項1に記載の光学プレート母材。
【請求項4】
前記高さ寸法dは、40μm≦d≦500μmを満たす、
前記距離pは、4μm≦p≦100μmを満たす、
請求項2に記載の光学プレート母材。
【請求項5】
請求項1~4の何れか一項に記載の光学プレート母材と、
前記光学プレート母材の前記垂直面に設けられた光反射部と、を備え、
入射光を前記光反射部により反射して出射する、
光学プレート。
【請求項6】
前記光反射部は、金属層を含む、
請求項5に記載の光学プレート。
【請求項7】
前記金属層は、アルミニウム及び銀のうちの少なくとも一方により構成された金属層を含む、
請求項6に記載の光学プレート。
【請求項8】
請求項5に記載の光学プレートを備え、
前記入射光を、空中における結像面に実像として結像する、
空中結像装置。
【請求項9】
透明な熱可塑性樹脂をプレス成型、インジェクション成型、又はロール成型により成型する工程を含む、
請求項1~4の何れか一項に記載の光学プレート母材の製造方法。
【請求項10】
紫外線硬化型の樹脂、熱硬化型の樹脂、2液硬化型の樹脂、及び常温硬化型の樹脂からなる群より選択される少なくとも1種の透明な硬化型の樹脂を型に流し込み、硬化させる工程を含む、
請求項1~4の何れか一項に記載の光学プレート母材の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学プレート母材、光学プレート、空中結像装置、及び光学プレート母材の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に開示されたように、画像表示装置の表示部に表示された画像を空中における結像面に結像して、当該結像面に画像(以下、空中画像と称する。)を表示する空中結像装置が知られている。このような空中結像装置は、表示部に表示された画像を、空中画像として結像する、透明な結像部を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-67071号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のような空中結像装置において、空中画像の解像度が高いことが望ましい。
【0005】
本発明の目的は、空中画像の解像度を向上できる光学プレート母材、光学プレート、及び空中結像装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る光学プレート母材の一態様は、
第一方向に延在し第二方向において並ぶ複数の突条を第一面に有するプレート本体を備え、
複数の突条はそれぞれ、第一側面に垂直面を有し、第二側面に傾斜面を有し、
垂直面の高さ寸法dと、隣り合う突条における垂直面同士の距離pとが、d/p>5を満たす。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、空中画像の解像度を向上できる光学プレート母材、光学プレート、及び空中結像装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の実施形態1に係る非接触入力装置の模式断面図である。
図2は、非接触入力装置の機能的な構成を示す機能ブロック図である。
図3は、下側プレートの模式平面図である。
図4は、図3のC
1
-C
1
線で下側プレートを切断した模式断面図である。
図5は、一つの突条を示す模式断面図である。
図6は、結像部の模式断面図である。
図7は、本実施形態の作用・効果を説明するための模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る光学プレート母材、光学プレート、及び空中結像装置の一例について、図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下で説明する光学プレート母材、光学プレート、及び空中結像装置は、本発明に係る光学プレート母材、光学プレート、及び空中結像装置の一例であり、本発明は後述の実施形態により限定されない。
【0010】
[実施形態]
図1~図7を参照して、非接触入力装置1の構成について説明する。非接触入力装置1は、空中結像装置の一例に該当する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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