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公開番号2025115932
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2024117991
出願日2024-07-23
発明の名称包装用容器及び盛り付け方法
出願人デンカ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B65D 43/16 20060101AFI20250731BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】作業効率を高めることができると共に盛り付けやすさを向上することができる包装用容器及び盛り付け方法を提供する。
【解決手段】包装用容器1Cは、底板部11を有する容器本体10と、天板部21を有し、容器本体10に対して開閉可能となるようにヒンジ部30を介して容器本体10に接続された蓋体20と、を備える。蓋体20が容器本体10に対して開かれた状態を開状態とすると、平坦な載置面S上に載置された開状態の一の包装用容器1C2の蓋体20の内面側上に、開状態の他の包装用容器1C3の容器本体10の外面側を載置可能である。当該載置状態においては、他の包装用容器1C3の蓋体20の天板部21が、載置面S、及び一の包装用容器1C2の蓋体20の天板部21と同一平面上に位置する。
【選択図】図18
特許請求の範囲【請求項1】
底板部を有する容器本体と、
天板部を有し、前記容器本体に対して開閉可能となるようにヒンジ部を介して前記容器本体に接続された蓋体と、を備える包装用容器であって、
前記蓋体が前記容器本体に対して開かれた状態を開状態とすると、平坦な載置面上に載置された前記開状態の一の前記包装用容器の前記蓋体の内面側上に、前記開状態の他の前記包装用容器の前記容器本体の外面側を載置可能であり、
当該載置状態においては、前記他の包装用容器の前記蓋体の前記天板部が、前記載置面、及び前記一の包装用容器の前記蓋体の前記天板部と同一平面上に位置する、包装用容器。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記載置状態においては、前記他の包装用容器の前記容器本体の前記底板部が、前記他の包装用容器の前記蓋体の前記天板部と平行になる、請求項1に記載の包装用容器。
【請求項3】
前記容器本体は、前記底板部と、本体側壁部と、を有し、
前記蓋体は、前記天板部と、蓋体側壁部と、を有し、
前記蓋体の深さは、前記容器本体の深さよりも深い、請求項1又は2に記載の包装用容器。
【請求項4】
前記蓋体の辺部には段部が形成されており、
前記載置状態においては、前記一の包装用容器の前記蓋体の前記段部上に前記他の包装用容器の前記容器本体が載置される、請求項1又は2に記載の包装用容器。
【請求項5】
前記段部は一対形成されており、前記一対の段部は、前記蓋体の互いに向かい合う一対の辺部にそれぞれ形成されており、
前記載置状態においては、前記一の包装用容器の前記蓋体の前記一対の段部上に前記他の包装用容器の前記容器本体が載置されることにより、前記一対の段部が向かい合う方向における前記一の包装用容器の前記蓋体と前記他の包装用容器の前記容器本体との間の相対移動が規制される、請求項4に記載の包装用容器。
【請求項6】
前記段部は、前記蓋体と前記容器本体との間の嵌合のための蓋体嵌合部を構成している、請求項4に記載の包装用容器。
【請求項7】
前記容器本体は、前記底板部と、前記蓋体の前記辺部に対応する前記底板部の辺部に形成された脚部と、を有し、前記脚部は、前記底板部に対して外面側に突出しており、
前記載置状態においては、前記一の包装用容器の前記蓋体の前記段部上に前記他の包装用容器の前記容器本体の前記脚部が載置される、請求項4に記載の包装用容器。
【請求項8】
前記蓋体は、前記天板部と、前記蓋体の開口を画定する蓋体側壁部と、を有し、
前記段部は、前記蓋体側壁部の開口端部に設けられている、請求項4に記載の包装用容器。
【請求項9】
前記載置状態においては、前記一の包装用容器と前記他の包装用容器との間の接触箇所が、前記載置面に平行な同一の平面上に位置する、請求項1又は2に記載の包装用容器。
【請求項10】
前記容器本体と前記ヒンジ部との間には、前記容器本体の縁部から前記ヒンジ部に向かって延在するスカート部が形成されており、
前記載置状態の前記他の包装用容器においては、前記ヒンジ部に平行な方向から見た場合に、前記スカート部の前記ヒンジ部側の端部は、前記容器本体の前記底板部に対して前記蓋体の前記天板部側に位置している、請求項1又は2に記載の包装用容器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、包装用容器及び盛り付け方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、容器本体と、ヒンジ部を介して容器本体に開閉可能に接続された蓋体と、を備える包装用容器が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-039783号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したような包装用容器は、例えば食品を包装するために用いられる。包装時には、蓋体を開いた状態で容器本体内に食品(対象物)を配置する(盛り付ける)。この場合、作業効率を高めるために、蓋体を開いた状態の複数の容器を予め並べておき、それらの容器の容器本体に食品を順次配置していくことが考えられる。また、作業スペースを有効活用して作業効率を更に高めるために、複数の容器を並べる際に、一の容器の蓋体上に他の容器の容器本体を載置し、当該他の容器の蓋体上に更に別の容器の容器本体を載置するといった並べ方を採用することが考えられる。ただし、単にこの並べ方を採用しただけでは、並べられた複数の容器の容器本体への食品の盛り付けやすさの観点において改善の余地がある。
【0005】
そこで、本発明は、作業効率を高めることができると共に盛り付けやすさを向上することができる包装用容器及び盛り付け方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の包装用容器は、[1]「底板部を有する容器本体と、天板部を有し、前記容器本体に対して開閉可能となるようにヒンジ部を介して前記容器本体に接続された蓋体と、を備える包装用容器であって、前記蓋体が前記容器本体に対して開かれた状態を開状態とすると、平坦な載置面上に載置された前記開状態の一の前記包装用容器の前記蓋体の内面側上に、前記開状態の他の前記包装用容器の前記容器本体の外面側を載置可能であり、当該載置状態においては、前記他の包装用容器の前記蓋体の前記天板部が、前記載置面、及び前記一の包装用容器の前記蓋体の前記天板部と同一平面上に位置する、包装用容器」である。
【0007】
この包装用容器では、平坦な載置面上に載置された開状態の一の包装用容器の蓋体の内面側上に、開状態の他の包装用容器の容器本体の外面側を載置可能となっている。これにより、盛り付けの際に、一の包装用容器の蓋体の内面側上に他の包装用容器の容器本体の外面側を載置して複数の容器を並べることができ、作業効率を向上することができる。また、当該載置状態において、他の包装用容器の蓋体の天板部が、載置面、及び一の包装用容器の蓋体の天板部と同一平面上に位置する。これにより、例えば、他の包装用容器の蓋体上に別の包装用容器の容器本体を載置する場合に当該別の包装用容器が傾斜してしまうことを抑制することができ、盛り付けやすさを向上することができる。よって、この包装用容器では、作業効率を高めることができると共に盛り付けやすさを向上することができる。
【0008】
本発明の包装用容器は、[2]「前記載置状態においては、前記他の包装用容器の前記容器本体の前記底板部が、前記他の包装用容器の前記蓋体の前記天板部と平行になる、請求項1に記載の包装用容器」であってもよい。この場合、盛り付けやすさを一層向上することができる。
【0009】
本発明の包装用容器は、[3]「前記容器本体は、前記底板部と、本体側壁部と、を有し、前記蓋体は、前記天板部と、蓋体側壁部と、を有し、前記蓋体の深さは、前記容器本体の深さよりも深い、[1]又は[2]に記載の包装用容器」であってもよい。蓋体の深さが容器本体の深さよりも深い場合、一の包装用容器の蓋体上に載置された他の包装用容器が傾斜してしまいやすい。これに対し、この包装用容器では、蓋体の深さが容器本体の深さよりも深い場合でも、包装用容器が傾斜してしまうことを抑制することができ、盛り付けやすさを向上することができる。
【0010】
本発明の包装用容器は、[4]「前記蓋体の辺部には段部が形成されており、前記載置状態においては、前記一の包装用容器の前記蓋体の前記段部上に前記他の包装用容器の前記容器本体が載置される、[1]~[3]のいずれかに記載の包装用容器」であってもよい。この場合、一の包装用容器の蓋体上に他の包装用容器の容器本体を安定的に載置することができる。その結果、盛り付けやすさを一層向上することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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