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公開番号
2025115649
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2024010214
出願日
2024-01-26
発明の名称
包装用容器
出願人
デンカ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
43/16 20060101AFI20250731BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】蓋体上に容器本体を安定的に載置することができる包装用容器を提供する。
【解決手段】包装用容器1は、底板部11を有する容器本体10と、容器本体10に対して開閉可能となるようにヒンジ部30を介して容器本体10に接続された蓋体20と、を備える。蓋体20は、辺部に形成された段部23を有する。蓋体20が容器本体10に対して開かれた状態の一の包装用容器1Aの蓋体20の内面側に対して他の包装用容器1Bの容器本体10の外面側を近づけた場合に、一の包装用容器1Aの蓋体20の段部23上に他の包装用容器1Bの容器本体10が載置される。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
底板部を有する容器本体と、
前記容器本体に対して開閉可能となるようにヒンジ部を介して前記容器本体に接続された蓋体と、を備える包装用容器であって、
前記蓋体は、互いに向かい合う一対の辺部にそれぞれ形成された一対の段部を有し、
前記蓋体が前記容器本体に対して開かれた状態の一の前記包装用容器の前記蓋体の内面側に対して他の前記包装用容器の前記容器本体の外面側を近づけた場合に、前記一の包装用容器の前記蓋体の前記一対の段部上に前記他の包装用容器の前記容器本体が載置される、包装用容器。
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【請求項2】
前記一の包装用容器の前記蓋体の前記一対の段部上に前記他の包装用容器の前記容器本体が載置された状態において、前記一の包装用容器の前記蓋体と前記他の包装用容器の前記容器本体との間の相対移動が規制される、請求項1に記載の包装用容器。
【請求項3】
前記蓋体の前記一対の段部は、前記蓋体と前記容器本体との間の嵌合のための蓋体嵌合部を構成している、請求項1又は2に記載の包装用容器。
【請求項4】
前記容器本体は、前記蓋体嵌合部と嵌合する本体嵌合部を有し、
前記一の包装用容器の前記蓋体の前記一対の段部上に前記他の包装用容器の前記容器本体が載置された状態において、前記底板部に垂直な方向から見た場合に、前記一の包装用容器の前記蓋体の前記蓋体嵌合部は、前記他の包装用容器の前記容器本体の前記本体嵌合部と重なる、請求項3に記載の包装用容器。
【請求項5】
前記容器本体は、前記底板部と、前記蓋体の前記一対の辺部に対応する前記底板部の一対の辺部にそれぞれ形成された一対の脚部と、を有し、前記一対の脚部は、前記底板部に対して外面側に突出しており、
前記蓋体が前記容器本体に対して開かれた状態の一の前記包装用容器の前記蓋体の内面側に対して前記他の包装用容器の前記容器本体の外面側を近づけた場合に、前記一の包装用容器の前記蓋体の前記一対の段部上に前記他の包装用容器の前記容器本体の前記一対の脚部がそれぞれ載置される、請求項1又は2に記載の包装用容器。
【請求項6】
前記一対の段部の各々は、前記底板部に平行な方向に沿って延在する第1面と、前記第1面と交差する方向に沿って延在する第2面と、を有し、
前記一対の脚部の各々は、脚部底面と、脚部側面と、を有し、
前記一の包装用容器の前記蓋体の前記一対の段部上に前記他の包装用容器の前記容器本体の前記一対の脚部がそれぞれ載置された状態において、前記一の包装用容器の前記一対の段部の前記第1面上に前記他の包装用容器の前記一対の脚部の前記脚部底面がそれぞれ載置されると共に、前記一の包装用容器の前記一対の段部の前記第2面と前記他の包装用容器の前記一対の脚部の前記脚部側面とがそれぞれ互いに向かい合う、請求項5に記載の包装用容器。
【請求項7】
前記蓋体は、前記一対の段部の前記第2面それぞれから前記底板部に平行な方向に沿って延在する一対の延在面を有し、
前記一対の脚部の各々は、前記底板部に垂直な方向に対して傾斜して前記脚部側面から延在する脚部傾斜面を更に有し、
前記載置された状態においては、前記他の包装用容器の前記一対の脚部の前記脚部傾斜面が、前記一の包装用容器の前記一対の段部の前記第2面と前記一対の延在面との間の角部とそれぞれ向かい合う、請求項6に記載の包装用容器。
【請求項8】
前記一対の脚部の各々には、内面側に突出したリブが形成されている、請求項5に記載の包装用容器。
【請求項9】
前記蓋体は、天板部と、前記蓋体の開口を画定する蓋体側壁部と、を有し、
前記一対の段部は、前記蓋体側壁部の開口端部に設けられている、請求項1又は2に記載の包装用容器。
【請求項10】
前記容器本体は、前記底板部と、本体側壁部と、を有し、
前記蓋体は、天板部と、蓋体側壁部と、を有し、
前記蓋体の深さは、前記容器本体の深さよりも深い、請求項1又は2に記載の包装用容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、包装用容器に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、容器本体と、ヒンジ部を介して容器本体に開閉可能に接続された蓋体と、を備える包装用容器が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-039783号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したような包装用容器は、例えば食品を包装するために用いられる。包装時には、蓋体を開いた状態で容器本体内に食品を入れる(並べる)。この場合、作業効率を高めるために、蓋体を開いた状態の複数の容器を予め並べておき、それらの容器の容器本体に食品を順次入れていくことが考えられる。また、作業スペースを有効活用して作業効率を更に高めるために、複数の容器を並べる際に、一の容器の蓋体上に他の容器の容器本体を載置し、当該他の容器の蓋体上に更に別の容器の容器本体を載置するといった並べ方を採用することが考えられる。ただし、単にこの並べ方を採用しただけでは、一の容器の蓋体上に載置された他の容器の容器本体上に食品を入れた際に容器がバランスを崩し、食品がこぼれてしまうおそれなどがある。
【0005】
そこで、本発明は、蓋体上に容器本体を安定的に載置することができる包装用容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の包装用容器は、[1]「底板部を有する容器本体と、前記容器本体に対して開閉可能となるようにヒンジ部を介して前記容器本体に接続された蓋体と、を備える包装用容器であって、前記蓋体は、互いに向かい合う一対の辺部にそれぞれ形成された一対の段部を有し、前記蓋体が前記容器本体に対して開かれた状態の一の前記包装用容器の前記蓋体の内面側に対して他の前記包装用容器の前記容器本体の外面側を近づけた場合に、前記一の包装用容器の前記蓋体の前記一対の段部上に前記他の包装用容器の前記容器本体が載置される、包装用容器」である。
【0007】
この包装用容器では、蓋体が容器本体に対して開かれた状態の一の包装用容器の蓋体の内面側に対して他の包装用容器の容器本体の外面側を近づけた場合に、一の包装用容器の蓋体の一対の段部上に他の包装用容器の容器本体が載置される。これにより、一の包装用容器の蓋体上に他の包装用容器の容器本体を安定的に載置することができる。その結果、例えば、一の包装用容器の蓋体上に載置された他の包装用容器の容器本体上に食品を入れる際に、包装用容器がバランスを崩すことを抑制することができる。
【0008】
本発明の包装用容器は、[2]「前記一の包装用容器の前記蓋体の前記一対の段部上に前記他の包装用容器の前記容器本体が載置された状態において、前記一の包装用容器の前記蓋体と前記他の包装用容器の前記容器本体との間の相対移動が規制される、[1]に記載の包装用容器」であってもよい。この場合、一の包装用容器の蓋体上に他の包装用容器の容器本体を一層安定的に載置することができる。
【0009】
本発明の包装用容器は、[3]「前記蓋体の前記一対の段部は、前記蓋体と前記容器本体との間の嵌合のための蓋体嵌合部を構成している、[1]又は[2]に記載の包装用容器」であってもよい。この場合、蓋体と容器本体との間の嵌合のための蓋体嵌合部を用いて、一の包装用容器の蓋体上に他の包装用容器の容器本体を安定的に載置することができる。
【0010】
本発明の包装用容器は、[4]「前記容器本体は、前記蓋体嵌合部と嵌合する本体嵌合部を有し、前記一の包装用容器の前記蓋体の前記一対の段部上に前記他の包装用容器の前記容器本体が載置された状態において、前記底板部に垂直な方向から見た場合に、前記一の包装用容器の前記蓋体の前記蓋体嵌合部は、前記他の包装用容器の前記容器本体の前記本体嵌合部と重なる、[3]に記載の包装用容器」であってもよい。この場合、一の包装用容器の蓋体上に載置された他の包装用容器の容器本体に対して当該他の包装用容器の蓋体を閉じる際に、一の包装用容器の蓋体の蓋体嵌合部が支えとなることで、他の包装用容器において蓋体の蓋体嵌合部を容器本体の本体嵌合部に嵌合しやすい。
(【0011】以降は省略されています)
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