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公開番号
2025115747
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2024010365
出願日
2024-01-26
発明の名称
自動分析装置
出願人
日本電子株式会社
代理人
弁理士法人信友国際特許事務所
主分類
G01N
35/10 20060101AFI20250731BHJP(測定;試験)
要約
【課題】複数の反応ラインを有しながら装置の大型化を抑制できる自動分析装置を提供する。
【解決手段】自動分析装置1は、希釈検体セルターンテーブル3と、複数の反応ライン6A、6Bと、希釈検体分注ユニット22と、を備えている。希釈検体セルターンテーブル3は、希釈検体を収容する複数の希釈検体セルP3を有している。複数の反応ライン6A、6Bは、希釈検体が供給され、希釈検体と試薬とを反応させる。希釈検体分注ユニット22は、希釈検体セルターンテーブル3の希釈検体セルP3に収容された希釈検体を複数の反応ライン6A、6Bに供給する。そして、希釈検体分注ユニット22は、希釈検体セルターンテーブル3に設けられた1つの希釈検体ラインから、希釈検体を、複数の反応ライン6A、6Bに供給する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
希釈された検体である希釈検体を収容する複数の希釈検体セルを有する希釈検体セルターンテーブルと、
前記希釈検体セルターンテーブルの前記希釈検体セルに収容された前記希釈検体が供給され、前記希釈検体と試薬とを反応させる複数の反応ラインと、
前記希釈検体セルターンテーブルの前記希釈検体セルに収容された前記希釈検体を複数の反応ラインに供給する希釈検体分注ユニットと、を備え、
前記希釈検体分注ユニットは、前記希釈検体セルターンテーブルに設けられた1つの希釈検体ラインから、前記希釈検体を、複数の前記反応ラインに供給する
自動分析装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記希釈検体ラインは、複数の前記希釈検体セルを前記希釈検体セルターンテーブルの周方向に並べられて配置することで形成される
請求項1に記載の自動分析装置。
【請求項3】
前記希釈検体セルターンテーブルを周方向に沿って回転させる駆動機構と、
前記駆動機構の制御をする制御部と、を備え、
前記制御部は、前記駆動機構を制御し、前記希釈検体セルターンテーブルを周方向に沿って所定量移動させ、
基本サイクル時に、前記希釈検体セルターンテーブルを複数回停止させる
請求項2に記載の自動分析装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記基本サイクルの動作中に、前記希釈検体セルターンテーブルを、少なくとも複数の前記反応ラインの数に応じた回数停止させる
請求項3に記載の自動分析装置。
【請求項5】
前記希釈検体セルに前記検体及び希釈液を供給する検体分注ユニットと、
前記希釈検体セルに収容された前記希釈検体を撹拌する希釈検体セル撹拌機構と、を備え、
前記制御部は、前記駆動機構、前記希釈検体分注ユニット、前記検体分注ユニット、及び前記希釈検体セル撹拌機構を制御し、前記基本サイクルの動作中に、前記検体分注ユニットによる前記検体及び前記希釈液の供給動作と、前記希釈検体セル撹拌機構による撹拌動作と、前記希釈検体セルに収容された前記希釈検体を吸引する吸引動作と、吸引した前記希釈検体を複数の前記反応ラインへの前記希釈検体の吐出動作を行う
請求項4に記載の自動分析装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記駆動機構、前記希釈検体分注ユニット、前記検体分注ユニット、及び前記希釈検体セル撹拌機構を制御し、前記基本サイクルの動作中における前記希釈検体セルターンテーブルの1回目の停止動作時に前記検体及び前記希釈液の前記供給動作と、前記撹拌動作と、複数の前記反応ラインへの前記希釈検体の吐出動作とを行い、前記希釈検体セルターンテーブルの2回目以降の停止動作時に前記希釈検体セルに収容された前記希釈検体を吸引する吸引動作を行う
請求項5に記載の自動分析装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記基本サイクルの動作中に、第1動作と、第2動作を実施し、
前記第1動作において、前記希釈検体セルターンテーブルを基本移動量移動させ、
前記第2動作において、前記希釈検体セルターンテーブルを複数回任意量移動させる
請求項3に記載の自動分析装置。
【請求項8】
前記駆動機構は、
駆動モータと、
前記駆動モータの駆動軸に設けられ駆動歯車と、
前記希釈検体セルターンテーブルに設けられ、前記駆動歯車と歯合する従動歯車と、を有する
請求項3に記載の自動分析装置。
【請求項9】
前記駆動歯車を前記従動歯車に押し付けるバックラッシュ調整機構を備えた
請求項8に記載の自動分析装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動分析装置に関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
自動分析装置は、生化学検査、輸血検査などさまざまな分野での検査に用いられ、検体に含まれる多成分を迅速に、かつ、高精度で分析する。自動分析装置は、検体と試薬との反応を行う反応テーブルと、この反応テーブルに希釈された希釈検体を供給する希釈検体セルターンテーブルとを有している。そして、自動分析装置は、希釈検体セルターンテーブルの希釈検体ラインに配置された希釈検体セルから希釈検体を分注し、反応テーブルの反応ラインに配置された反応セルを供給している。
【0003】
このような自動分析装置としては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。特許文献1には、2つの反応ラインと、この2つの反応ラインに対して希釈検体を供給する2つの希釈検体ラインを設ける技術が記載されている。そして、特許文献1に記載された技術では、2つの希釈検体ラインは、それぞれ2つの反応ラインのうち特定の反応ラインに希釈検体を供給している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2010/117045号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、希釈検体ラインを反応ラインの数に応じて用意する必要があった。そして、希釈検体ラインの数が増加することで、各希釈検体ラインに配置された希釈検体セルを撹拌する機構や、各希釈検体ラインの希釈検体セルに検体を供給する機構、希釈検体セルを洗浄する機構等の数も増加していた。その結果、特許文献1に記載された技術では、装置が大型化し、さらに装置の構造が複雑化する、という問題を有していた。
【0006】
本発明の目的は、上記の問題点を考慮し、複数の反応ラインを有しながら装置の大型化を抑制できる自動分析装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、自動分析装置は、希釈検体セルターンテーブルと、複数の反応ラインと、希釈検体分注ユニットと、を備えている。希釈検体セルターンテーブルは、希釈された検体である希釈検体を収容する複数の希釈検体セルを有している。複数の反応ラインは、希釈検体セルターンテーブルの希釈検体セルに収容された希釈検体が供給され、希釈検体と試薬とを反応させる。希釈検体分注ユニットは、希釈検体セルターンテーブルの希釈検体セルに収容された希釈検体を複数の反応ラインに供給する。そして、希釈検体分注ユニットは、希釈検体セルターンテーブルに設けられた1つの希釈検体ラインから、希釈検体を、複数の反応ラインに供給する。
【発明の効果】
【0008】
本発明の自動分析装置によれば、複数の反応ラインを有しながら装置の大型化を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施の形態例にかかる自動分析装置を示す概略構成図である。
本発明の実施の形態例にかかる自動分析装置における希釈検体セルターンテーブル周りの制御系を示すブロック図である。
本発明の実施の形態例にかかる自動分析装置における希釈検体の供給動作例を示すフローチャートである。
1サイクル毎の希釈検体セルの移動位置を模試的に示す説明図である。
本発明の実施の形態例にかかる自動分析装置における1サイクル(基本サイクル)中における各装置の動作を示すタイムチャートである。
本発明の実施の形態例にかかる自動分析装置における各サイクルにおける各装置の動作を示す表である。
本発明の実施の形態例にかかる自動分析装置における各サイクルにおける各装置の動作の変形例を示す表である。
本発明の実施の形態例にかかる自動分析装置における希釈検体の残量を示す図である。
従来の自動分析装置における希釈検体の残量を示す図である。
本発明の実施の形態例にかかる自動分析装置における希釈検体セルターンテーブルを示す斜視図である。
本発明の実施の形態例にかかる自動分析装置における希釈検体セルターンテーブルを示す側面図である。
本発明の実施の形態例にかかる自動分析装置における希釈検体セルターンテーブルのバックラッシュ調整機構を拡大して示す図である。
本発明の実施の形態例にかかる自動分析装置における希釈検体セルターンテーブルの動作速度プロファイル例を示す図である。
本発明の実施の形態例にかかる自動分析装置における希釈検体セルターンテーブルの高低速度比と振幅・整定時間の関係を示す図である。
本発明の実施の形態例にかかる自動分析装置における希釈検体セルを示す断面図である。
希釈検体セルの深さと液量との関係を示す図である。
希釈検体セルの深さと動作時間を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の自動分析装置の実施の形態例について、図1~図17を参照して説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。
(【0011】以降は省略されています)
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