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公開番号
2025115606
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2024010156
出願日
2024-01-26
発明の名称
冷蔵庫
出願人
工機ホールディングス株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F25D
11/00 20060101AFI20250731BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】収容物の冷却の遅れを抑制可能な冷蔵庫を提供する。
【解決手段】冷蔵庫において制御部は、庫内検出温度が設定温度より低い冷却停止閾値を下回ると冷却を停止し、庫内検出温度が設定温度より高い冷却開始閾値を超えると冷却を開始する停止起動サイクルを繰り返すよう構成される。制御部は、庫内検出温度が冷却停止閾値を下回って冷却を停止してから、庫内検出温度が冷却開始閾値を超えて冷却を開始するまでの温度上昇時間を計測し、温度上昇時間が所定の第1時間より短い停止起動サイクルが所定回数だけ発生すると、所定の第2時間だけ冷却部を連続駆動する強制冷却モードを実行するよう構成される。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
収容物を収容するよう構成された収容室と、
前記収容室を冷却するよう構成された冷却部と、
前記収容室に設けられた温度検出部と、
前記冷却部を制御する制御部と、
を備えた冷蔵庫であって、
前記制御部は、
前記温度検出部による検出温度が設定温度より低い冷却停止閾値を下回ると前記冷却部を停止し、前記検出温度が前記設定温度より高い冷却開始閾値を超えると前記冷却部の駆動を開始する停止起動サイクルを繰り返すよう構成され、
前記検出温度が前記冷却停止閾値を下回って前記冷却部を停止してから、前記検出温度が前記冷却開始閾値を超えて前記冷却部の駆動を開始するまでの温度上昇時間を計測し、前記温度上昇時間が所定の第1時間より短い前記停止起動サイクルが所定回数だけ発生すると、所定の第2時間だけ前記冷却部を連続駆動するよう構成された、
ことを特徴とする冷蔵庫。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の冷蔵庫であって、
前記第2時間は、直前の前記冷却部の駆動における、前記検出温度が前記冷却開始閾値から前記冷却停止閾値まで低下するまでの時間よりも長い、
ことを特徴とする冷蔵庫。
【請求項3】
請求項2に記載の冷蔵庫であって、
前記第2時間は、前記検出温度に依存しない時間である、
ことを特徴とする冷蔵庫。
【請求項4】
請求項1に記載の冷蔵庫であって、
前記第2時間は、前記検出温度が前記冷却開始閾値から前記冷却停止閾値より低い所定値を下回るまでの時間である、
ことを特徴とする冷蔵庫。
【請求項5】
請求項1から3の何れか一項に記載の冷蔵庫であって、
前記制御部は、前記温度上昇時間が前記第1時間より短い前記停止起動サイクルが前記所定回数だけ発生し、前記第2時間だけ前記冷却部を連続駆動した後、前記停止起動サイクルを実行する、
ことを特徴とする冷蔵庫。
【請求項6】
請求項1から3の何れか一項に記載の冷蔵庫であって、
前記所定回数は、2回以上の回数である、
ことを特徴とする冷蔵庫。
【請求項7】
請求項5に記載の冷蔵庫であって、
前記所定回数は、連続する回数である、
ことを特徴とする冷蔵庫。
【請求項8】
請求項1から3の何れか一項に記載の冷蔵庫であって、
前記冷却部は、コンプレッサを有するヒートポンプで構成される、
ことを特徴とする冷蔵庫。
【請求項9】
請求項1から3の何れか一項に記載の冷蔵庫であって、
前記収容室は、液体が入った金属容器を収容可能である、
ことを特徴とする冷蔵庫。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、収容物を冷却するよう構成された冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、可搬式の冷蔵庫を開示する。この冷蔵庫では、収容室の温度が設定温度より所定値だけ低くなると冷却を停止し、収容室の温度が設定温度より所定値だけ高くなると冷却を開始する停止起動サイクルを繰り返す。特許文献2、3は、収容物としてのキムチを収容室に収容し、コンプレッサから供給される冷媒によって収容室を冷却する冷蔵庫を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2022/172773号
韓国特許公開100650746号公報
特開2002-081816号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明者の知見によれば、水のように熱伝導性の低い収容物を金属のように熱伝導性の高い容器に入れて収容室内に置いた場合、特許文献1に開示された制御では、収容物の温度が設定温度まで下がる前に、収容物よりも冷えた容器表面の温度が庫内温度として検出され、冷却が止まってしまうことがあった。そうすると、収容物の温度が設定温度に到達するまでの間に、何度も停止起動サイクルを繰り返すことになり、収容物の温度が設定温度に到達するまで時間がかかるという課題がある。
【0005】
特許文献2の冷蔵庫では、収容室の検出温度が運転開始閾値を超えてコンプレッサの運転を開始してから、収容室の検出温度が冷却停止閾値を下回ってコンプレッサが停止するまでのコンプレッサ運転時間を計測し、コンプレッサ運転時間が所定時間を超えると、収容物であるキムチが十分に冷えていないと判断し、冷却停止閾値を小さくしてコンプレッサを連続運転する。しかし、このような制御は、収容物よりも冷えた容器表面の温度が庫内温度として検出された場合の対策とはならず、上記課題は解決できない。
【0006】
特許文献3の冷蔵庫では、初期運転状態において、一定時間が経過するまでコンプレッサを連続運転する。しかし、一定時間が経過するまで無条件にコンプレッサを連続運転する制御では、収容物を冷却しすぎる虞がある。
【0007】
本発明は、次の課題1、2の少なくともいずれかの解決を目的とする。
・課題1…収容物の冷却の遅れを抑制可能な冷蔵庫を提供すること。
・課題2…収容物の冷却しすぎを抑制可能な冷蔵庫を提供すること。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のある態様は、冷蔵庫である。この冷蔵庫刃、
収容物を収容するよう構成された収容室と、
前記収容室を冷却するよう構成された冷却部と、
前記収容室に設けられた温度検出部と、
前記冷却部を制御する制御部と、
を備えた冷蔵庫であって、
前記制御部は、
前記温度検出部による検出温度が設定温度より低い冷却停止閾値を下回ると前記冷却部を停止し、前記検出温度が前記設定温度より高い冷却開始閾値を超えると前記冷却部の駆動を開始する停止起動サイクルを繰り返すよう構成され、
前記検出温度が前記冷却停止閾値を下回って前記冷却部を停止してから、前記検出温度が前記冷却開始閾値を超えて前記冷却部の駆動を開始するまでの温度上昇時間を計測し、前記温度上昇時間が所定の第1時間より短い前記停止起動サイクルが所定回数だけ発生すると、所定の第2時間だけ前記冷却部を連続駆動するよう構成された、
ことを特徴とする。
【0009】
本発明は「冷温庫」や「電気機器」等と表現されてもよく、そのように表現されたものも本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、上記の課題1、2の少なくともいずれかを解決できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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