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公開番号
2025115104
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-06
出願番号
2024009451
出願日
2024-01-25
発明の名称
情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
出願人
アズビル株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
F16K
37/00 20060101AFI20250730BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】特にバルブの不具合検知や状態診断のために提示される情報の理解のしやすさを改善すること。
【解決手段】情報処理装置は、取得部と、開度変化部と、表示制御部とを有する。取得部は、バルブの開度に関する時系列データである数値情報を取得する。開度変化部は、バルブを示すバルブの図の開度を、取得部によって取得された数値情報に対応する開度に変化させる。表示制御部は、数値情報とともに、開度変化部によって数値情報に対応する開度に変化させたバルブの図を表示させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
バルブの開度に関する時系列データである数値情報を取得する取得部と、
前記バルブを示すバルブの図の開度を、前記取得部によって取得された前記数値情報に対応する開度に変化させる開度変化部と、
前記数値情報とともに、前記開度変化部によって前記数値情報に対応する開度に変化させた前記バルブの図を表示させる表示制御部と、
を有する、情報処理装置。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記取得部は、各時刻の前記数値情報が前記時系列データとして表されたグラフにおける所定の時刻が指定された場合、前記所定の時刻の前記数値情報を取得する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記取得部は、前記所定の時刻を指定する線を前記グラフの時間軸方向に移動させる操作が行われた場合、前記線の移動に伴って指定された各時刻の前記数値情報を取得する、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記数値情報は、前記バルブの所望の開度に関する時系列データ、及び、前記バルブの実際の開度に関する時系列データを含む、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記バルブの図の開度を、所定の処理に対応する所定の開度に変化させるように前記開度変化部に指示する指示部をさらに有する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記所定の処理は、オペレータによる前記所定の開度に関する入力、及び所定の時間が経過するまでの時間の計測の少なくとも一方である、請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記所定の開度は、全閉又は全開である、請求項5又は6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
情報処理装置によって実行される情報処理方法であって、
バルブの開度に関する時系列データである数値情報を取得する取得工程と、
前記バルブを示すバルブの図の開度を、前記取得工程によって取得された前記数値情報に対応する開度に変化させる開度変化工程と、
前記数値情報とともに、前記開度変化工程によって前記数値情報に対応する開度に変化させた前記バルブの図を表示させる表示制御工程と、
を含む、情報処理方法。
【請求項9】
バルブの開度に関する時系列データである数値情報を取得する取得ステップと、
前記バルブを示すバルブの図の開度を、前記取得ステップによって取得された前記数値情報に対応する開度に変化させる開度変化ステップと、
前記数値情報とともに、前記開度変化ステップによって前記数値情報に対応する開度に変化させた前記バルブの図を表示させる表示制御ステップと、
をコンピュータに実行させる、情報処理プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
石油化学プラント等において使用されるコントロールバルブ等のバルブは、特に安全性に留意する必要があり、ゆえに定期的なメンテナンスが行われる。そして、そのメンテナンスの作業効率を改善するために、バルブスティックスリップ検出(例えば、特許文献1参照)、バルブハンチング検出(例えば、特許文献2参照)、バルブスケール付着検出(例えば、特許文献3参照)等の技術が提案されている。また、これらの技術には、例えば、バルブの不具合検知や状態診断のための情報を提示する機能部が備わっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3254624号公報
特許第6200309号公報
特許第6216633号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来の技術では、特にバルブの不具合検知や状態診断のために提示される情報の理解のしやすさを改善できない場合がある。例えば、バルブの不具合検知や状態診断では、適切に情報を提示する必要があるが、プラントオーナ企業の社員といったバルブのユーザにとって、バルブの構造や動作等については通常は不慣れであるので、提示された情報を容易に理解できるとは限らない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前述した課題を解決するために、本発明の情報処理装置は、バルブの開度に関する時系列データである数値情報を取得する取得部と、前記バルブを示すバルブの図の開度を、前記取得部によって取得された前記数値情報に対応する開度に変化させる開度変化部と、前記数値情報とともに、前記開度変化部によって前記数値情報に対応する開度に変化させた前記バルブの図を表示させる表示制御部と、を有する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、特にバルブの不具合検知や状態診断のために提示される情報の理解のしやすさを改善できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態に係る情報処理システムの一例を示す図である。
図2は、実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示す図である。
図3は、実施形態に係るバルブの構成の一例を示す図である。
図4は、数値情報及びバルブの図の一例を示す図である。
図5は、開度が全閉である場合のバルブの図の一例を示す図である。
図6は、開度が全開である場合のバルブの図の一例を示す図である。
図7は、実施形態に係る情報処理装置の処理手順の一例を示すフローチャートである。
図8は、数値情報の変形例を示す図である。
図9は、数値情報の変形例を示す図である。
図10は、ハードウェア構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムが限定されるものではない。
【0009】
〔1.情報処理システム10の構成〕
まず、実施形態に係る情報処理装置100を含む情報処理システム10の概要について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理システムの一例を示す図である。情報処理システム10の情報処理装置100は、石油化学プラント等において一般的に使用されるコントロールバルブ等のバルブ200の不具合検知や状態診断のための情報を表示させる。
【0010】
情報処理装置100は、例えば、バルブ200と通信手段により接続されたPC(Personal Computer)等である。情報処理装置100は、バルブ200から、バルブ200の開度に関する時系列データである数値情報を取得する。そして、情報処理装置100は、バルブ200を示すバルブの図の開度を、取得した数値情報に対応する開度に変化させ、数値情報とともに、数値情報に対応する開度に変化させたバルブの図を表示させる。
(【0011】以降は省略されています)
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