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公開番号2025112501
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2024006757
出願日2024-01-19
発明の名称情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
出願人LINEヤフー株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06F 16/9035 20190101AFI20250725BHJP(計算;計数)
要約【課題】回答者の属性の分布の偏りを低減することができる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供すること。
【解決手段】本願に係る情報処理装置は、受付部と、生成部と、出力部とを備える。受付部は、ユーザ属性の統計分布の指定を受け付ける。生成部は、回答者のユーザ属性が指定を受け付けた統計分布となるように、質問に対するユーザの回答を生成AIに擬似的に生成させるプロンプトを生成する。出力部は、生成したプロンプトに従って生成AIによって生成された統計分布の回答を出力する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザ属性の統計分布の指定を受け付ける受付部と、
回答者の前記ユーザ属性が指定を受け付けた前記統計分布となるように、質問に対するユーザの回答を生成AIに擬似的に生成させるプロンプトを生成する生成部と、
生成した前記プロンプトに従って前記生成AIによって生成された前記統計分布の前記回答を出力する出力部と
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記ユーザ属性を設定する設定部をさらに備え、
前記受付部は、
設定した前記ユーザ属性の前記統計分布の指定を受け付ける
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記設定部は、
所定のサービスを利用するユーザの属性を前記ユーザ属性として設定する
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記設定部は、
検索サービスにおいて、前記質問の内容に関する検索行動を行っているユーザの属性を前記ユーザ属性として設定する
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記設定部は、
質問および回答を投稿するサービスにおいて、前記生成AIが回答を生成する質問の内容に類似する質問を当該サービスの中から特定し、特定した質問に対する回答者のユーザの属性を前記ユーザ属性として設定する
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記ユーザ属性の分布に関するユーザの統計情報であるユーザ統計情報に基づいて、前記設定部が設定した前記ユーザ属性に該当するユーザの前記統計分布を算出する算出部をさらに備え、
前記受付部は、
前記算出部が算出した前記統計分布を指定として受け付ける
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記算出部は、
質問および回答を投稿するサービスにおいて、前記生成AIが回答を生成する質問の内容に類似する質問に対する回答者のユーザ属性の分布を前記統計分布として算出する
請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記算出部は、
検索サービスにおいて、前記質問の内容に関する検索行動を行っているユーザのユーザ属性の分布を前記統計分布として算出する
請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項9】
コンピュータが実行する情報処理方法であって、
ユーザ属性の統計分布の指定を受け付ける受付工程と、
回答者の前記ユーザ属性が指定を受け付けた前記統計分布となるように、質問に対するユーザの回答を生成AIに擬似的に生成させるプロンプトを生成する生成工程と、
生成した前記プロンプトに従って前記生成AIによって生成された前記統計分布の前記回答を出力する出力工程と
を含む情報処理方法。
【請求項10】
ユーザ属性の統計分布の指定を受け付ける受付手順と、
回答者の前記ユーザ属性が指定を受け付けた前記統計分布となるように、質問に対するユーザの回答を生成AIに擬似的に生成させるプロンプトを生成する生成手順と、
生成した前記プロンプトに従って前記生成AIによって生成された前記統計分布の前記回答を出力する出力手順と
をコンピュータに実行させる情報処理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、インターネットを介してユーザにアンケートを配布し、アンケートに対するユーザの回答を得る技術が知られている。また、この種の技術では、生成AIにおいて疑似ユーザを設定して、回答を生成AIに擬似的に生成させる技術がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-114250号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術では、回答を集計した場合に、疑似ユーザの属性の分布が偏る場合があり、この場合には、集計結果が適切であるとは言えない場合がある。
【0005】
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、回答者の属性の分布の偏りを低減することができる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願に係る情報処理装置は、受付部と、生成部と、出力部とを備える。前記受付部は、ユーザ属性の統計分布の指定を受け付ける。前記生成部は、回答者の前記ユーザ属性が指定を受け付けた前記統計分布となるように、質問に対するユーザの回答を生成AIに擬似的に生成させるプロンプトを生成する。前記出力部は、生成した前記プロンプトに従って前記生成AIによって生成された前記統計分布の前記回答を出力する。
【発明の効果】
【0007】
実施形態の一態様によれば、回答者の属性の分布の偏りを低減することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る情報処理装置が実行する処理を示す図である。
図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。
図3は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。
図4は、モデル情報の一例を示す図である。
図5は、実施形態に係る情報処理装置が実行する興味推定処理の処理手順を示すフローチャートである。
図6は、ハードウェア構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
【0010】
(実施形態)
まず、図1を用いて、実施形態に係る情報処理装置が実行する処理について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理装置が実行する処理を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)

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