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公開番号2025112163
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-31
出願番号2024006302
出願日2024-01-18
発明の名称電極インクの塗工方法及び塗工補助装置
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H01M 4/88 20060101AFI20250724BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電極インクの無駄を省き、製品の歩留まりが向上する電極インクの塗工方法を提供すること。
【解決手段】電極インクの塗工補助装置1は、電極インク2を塗工するブレード12の進行方向の前方に配置されるとともに、進行方向に直交する交差方向に延び、供給される電極インク2を受け止める電極インク受け部4と、電極インク受け部4の交差方向の両端に配置されて進行方向に沿って延び、電極インクの塗布方向を規制する平面部5aを有する規制部5と、を有する。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
電極インクを塗工するブレードの進行方向の前方に配置されるとともに、前記進行方向に直交する交差方向に延び、供給される前記電極インクを受け止める電極インク受け部と、
前記電極インク受け部の前記交差方向の両端に配置されて前記進行方向に沿って延び、前記電極インクの塗布方向を規制する平面部を有する規制部と、を有する、電極インクの塗工補助装置。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記電極インク受け部の底面部は、前記電極インクが塗工される基材の上面から上方に離れた位置に配置される、請求項1に記載の電極インクの塗工補助装置。
【請求項3】
前記規制部は、板状に形成され、前記進行方向における前方の下側の角が湾曲する湾曲部を有する、請求項1又は2に記載の電極インクの塗工補助装置。
【請求項4】
電極インクの塗工方法であって、
前記電極インクを塗工するブレードの進行方向の前方に塗工補助装置を配置する配置工程と、
前記ブレードとともに前記塗工補助装置を移動させて電極インクを塗工する塗工工程と、を有し、
前記塗工補助装置は、
前記ブレードの前記進行方向に直交する交差方向に延び、供給される前記電極インクを受け止める電極インク受け部と、
前記電極インク受け部の前記交差方向の両端に配置されて前記進行方向に沿って延び、前記電極インクの塗布方向を規制する平面部を有する規制部と、を有する、電極インクの塗工方法。
【請求項5】
前記塗工工程の後に、前記電極インク受け部を前記ブレードから離し、余剰の前記電極インクを回収する回収工程と、をさらに有する、請求項4に記載の電極インクの塗工方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電極インクの塗工方法及び塗工補助装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電極インクを基材に塗工してCCM(触媒層付電解質膜)を作製する際に、ブレードを用いて電極インクを基材に塗工する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-1568号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ブレードを用いて基材に塗工すると、基材に塗工しきらなかった余剰の電極インクがブレードの周囲に広がることがある。このため、塗工後の処理に手間がかかると同時に電極インクの無駄が生じ、歩留まりが低下するという問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1) 本発明は、電極インク(例えば、電極インク2)を塗工するブレード(例えば、ブレード12)の進行方向の前方に配置されるとともに、前記進行方向に直交する交差方向に延び、供給される前記電極インクを受け止める電極インク受け部(例えば、電極インク受け部4)と、前記電極インク受け部の前記交差方向の両端に配置されて前記進行方向に沿って延び、前記電極インクの塗布方向を規制する平面部(例えば、平面部5a)を有する規制部(例えば、規制部5)と、を有する、電極インクの塗工補助装置(例えば、電極インクの塗工補助装置1)に関する。
【0006】
(2) 前記電極インク受け部の底面部(例えば、底面部41)は、前記電極インクが塗工される基材(例えば、基材3)の上面から上方に離れた位置に配置されることが好ましい。
【0007】
(3) 前記規制部は、板状に形成され、前記進行方向における前方の下側の角が湾曲する湾曲部(例えば、湾曲部5b)を有することが好ましい。
【0008】
(4) 本発明は電極インクの塗工方法であって、前記電極インクを塗工するブレードの進行方向の前方に塗工補助装置を配置する配置工程(例えば、塗工補助装置配置工程S2)と、前記ブレードとともに前記塗工補助装置を移動させて電極インクを塗工する塗工工程(例えば、塗工工程S4)と、を有し、前記塗工補助装置は、前記ブレードの前記進行方向に直交する交差方向に延び、供給される前記電極インクを受け止める電極インク受け部と、前記電極インク受け部の前記交差方向の両端に配置されて前記進行方向に沿って延び、前記電極インクの塗布方向を規制する平面部を有する規制部と、を有する、電極インクの塗工方法に関する。
【0009】
(5) 前記塗工工程の後に、前記電極インク受け部を前記ブレードから離し、余剰の前記電極インクを回収する回収工程(例えば、回収工程S5)と、をさらに有することが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
上記(1)によれば、電極インク2が、規制部5の平面部5aにより交差方向CDに広がることを防止される。また、電極インク受け部4が供給される電極インク2を受け止めるため、電極インク2が進行方向TDに広がることも防止される。したがって、電極インク2が意図しない部分に漏れ出すことを抑制でき、電極インク2の無駄を省くことができるとともに、CCM等の塗工した製品の歩留まりが向上する。
(【0011】以降は省略されています)

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