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公開番号2025091599
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023206922
出願日2023-12-07
発明の名称鞍乗り型車両
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類B62K 19/38 20060101AFI20250612BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】ブレーキ配管の配置に影響を与え難くしながら、フロントフォーク周辺の部品レイアウトに自由度を持たせ易い鞍乗り型車両を提供する。
【解決手段】鞍乗り型車両は、ヘッドパイプ(18)に支持されるステアリングステム(41)と、トップブリッジ(42)と、フロントフォーク(14)と、フロントフォーク(14)に支持された前輪制動手段(38)と、ABSモジュレータ(50)と、ABSモジュレータ(50)と前輪制動手段(38)とを接続するブレーキ配管(93)とを備える鞍乗り型車両であって、トップブリッジ(42)に支持される支持部(100L)と、支持部(100L)を介してトップブリッジ(42)に固定される部品(48)とを備え、支持部(100L)には孔部(100L1)が設けられ、ブレーキ配管(93)は孔部(100L1)を通ってフロントフォーク(14)に沿って延出する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
車両前部に設けられるヘッドパイプ(18)に回動可能に支持されるステアリングステム(41)と、前記ステアリングステム(41)の上端部に設けられたトップブリッジ(42)と、前記トップブリッジ(42)に支持されるフロントフォーク(14)と、前記フロントフォーク(14)に支持されて前輪(13)に制動力を付与する前輪制動手段(38)と、前記前輪制動手段(38)の制動力を制御するABSモジュレータ(50)と、前記ABSモジュレータ(50)と前記前輪制動手段(38)とを接続するブレーキ配管(93)と、を備える鞍乗り型車両であって、
前記トップブリッジ(42)に支持される支持部(100L)と、前記支持部(100L)を介して前記トップブリッジ(42)に固定される部品(48)と、を備え、
前記支持部(100L)には、孔部(100L1)が設けられ、
前記ブレーキ配管(93)は、前記孔部(100L1)を通って前記フロントフォーク(14)に沿って延出する
ことを特徴とする鞍乗り型車両。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記支持部(100L)および前記部品(48)は、前記トップブリッジ(42)よりも前方に配置され、
前記孔部(100L1)は、車両前後方向において前記トップブリッジ(42)と前記部品(48)との間に設けられる
ことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。
【請求項3】
前記部品(48)はフロントウィンカー(48)である
ことを特徴とする請求項2に記載の鞍乗り型車両。
【請求項4】
前記ブレーキ配管(93)を案内するガイド部材(135)が前記支持部(100L)に固定される
ことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。
【請求項5】
前記ガイド部材(135)は、前記ブレーキ配管(93)を保持する上下一対の保持部材(130、131)を備え、
上側の前記保持部材(130)は、前記ブレーキ配管(93)よりも前記フロントフォーク(14)から離間した位置で、前記支持部(100L)に固定され、
下側の前記保持部材(131)は、前記ブレーキ配管(93)よりも前記フロントフォーク(14)に近接した位置で、ボトムブリッジ(43)または前記フロントフォーク(14)に固定される
ことを特徴とする請求項4に記載の鞍乗り型車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、鞍乗り型車両に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、鞍乗り型車両においては、ブレーキ配管を保持する複数の保持具を設ける技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の鞍乗り型車両では、複数の保持具によってブレーキ配管をフロントフォークに沿わせて配置している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-030394号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、ブレーキ配管がフロントフォークに沿って配置されると、ブレーキ配管によって、フロントフォークの周辺に部品を自由に配置することが困難になり易いという課題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、ブレーキ配管の配置に影響を与え難くしながら、フロントフォーク周辺の部品レイアウトに自由度を持たせ易い鞍乗り型車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
鞍乗り型車両は、車両前部に設けられるヘッドパイプに回動可能に支持されるステアリングステムと、前記ステアリングステムの上端部に設けられたトップブリッジと、前記トップブリッジに支持されるフロントフォークと、前記フロントフォークに支持されて前輪に制動力を付与する前輪制動手段と、前記前輪制動手段の制動力を制御するABSモジュレータと、前記ABSモジュレータと前記前輪制動手段とを接続するブレーキ配管と、を備える鞍乗り型車両であって、前記トップブリッジに支持される支持部と、前記支持部を介して前記トップブリッジに固定される部品と、を備え、前記支持部には、孔部が設けられ、前記ブレーキ配管は、前記孔部を通って前記フロントフォークに沿って延出することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
ブレーキ配管の配置に影響を与え難くしながら、フロントフォーク周辺の部品レイアウトに自由度を持たせ易い鞍乗り型車両を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両の側面図である。
本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両のハンドルの周辺部を運転者から見た状態を示す図である。
本発明の実施の形態に係るブレーキ配管系の配索状態を示す左前方から見た斜視図である。
本発明の実施の形態に係るブレーキ配管系の配索状態を示す正面図である。
本発明の実施の形態に係る右側のフロントウィンカーの周辺部を右方から見た斜視図である。
本発明の実施の形態に係る右側のウィンカーステーの周辺部を上方からみた斜視図である。
本発明の実施の形態に係る左側のフロントウィンカーの周辺部を示す左側面図である。
本発明の実施の形態に係る左側のフロントウィンカーの周辺部を示す左上方から見た斜視図である。
本発明の実施の形態に係る左側のウィンカーステーを前方から見た斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示す。
【0009】
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両10の側面図である。
鞍乗り型車両10は、車体フレーム11と、車体フレーム11に支持されるパワーユニット12と、前輪13を操舵自在に支持するフロントフォーク14と、後輪15を支持するスイングアーム16と、乗員用のシート17とを備える車両である。
鞍乗り型車両10は、乗員がシート17に跨るようにして着座する車両である。シート17は、車体フレーム11の後部の上方に設けられる。
【0010】
車体フレーム11は、車体フレーム11の前端部に設けられるヘッドパイプ18と、ヘッドパイプ18の後方に位置するフロントフレーム19と、フロントフレーム19の後方に位置するリアフレーム20とを備える。フロントフレーム19の前端部は、ヘッドパイプ18に接続される。
シート17は、リアフレーム20に支持される。
(【0011】以降は省略されています)

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