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公開番号
2025090444
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-17
出願番号
2023205661
出願日
2023-12-05
発明の名称
鞍乗り型車両
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類
B60T
11/06 20060101AFI20250610BHJP(車両一般)
要約
【課題】車幅方向内側に空くスペースを有効利用してイコライザーを配置しやすくし、車幅の増大を抑えやすくすること。
【解決手段】鞍乗り型車両は、前輪(13)を制動する前輪ブレーキ(51)を作動させる前輪ブレーキ操作子(21r)と、後輪(15)を制動する後輪ブレーキ(52)を作動させる後輪ブレーキ操作子(53)と、を備え、後輪ブレーキ操作子(53)にイコライザー(63)を介して連動ブレーキケーブル(51b)の一端が接続され、連動ブレーキケーブル(51b)の他端が前輪ブレーキ(51)に接続されることで、後輪ブレーキ操作子(53)の操作により後輪ブレーキ(52)及び前輪ブレーキ(51)の両方が作動する連動ブレーキ(61)を備え、イコライザー(63)は、車幅方向内側にオフセットしたオフセット部(71b)を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
前輪(13)を制動する前輪ブレーキ(51)を作動させる前輪ブレーキ操作子(21r)と、
後輪(15)を制動する後輪ブレーキ(52)を作動させる後輪ブレーキ操作子(53)と、を備え、
前記後輪ブレーキ操作子(53)にイコライザー(63)を介して連動ブレーキケーブル(51b)の一端が接続され、前記連動ブレーキケーブル(51b)の他端が前記前輪ブレーキ(51)に接続されることで、前記後輪ブレーキ操作子(53)の操作により前記後輪ブレーキ(52)及び前記前輪ブレーキ(51)の両方が作動する連動ブレーキ(61)を備えた鞍乗り型車両において、
前記イコライザー(63)は、車幅方向内側にオフセットしたオフセット部(71b)を有する
鞍乗り型車両。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
当該鞍乗り型車両の車体フレーム(11)は、メインフレーム(41)から左右方向に分岐する一対のサイドフレーム(20b)を有し、
前記イコライザー(63)は、前記後輪ブレーキ操作子(53)に連結されると共に前記オフセット部(71b)を有する第1連結部材(71)と、前記第1連結部材(71)に連結されると共に前記連動ブレーキケーブル(51b)の一端が接続される第2連結部材(72)と、を有し、
前記第2連結部材(72)少なくとも一部は、車体側面視で前記サイドフレーム(20b)と重なる
請求項1に記載の鞍乗り型車両。
【請求項3】
前記後輪(15)を支持するスイングアーム(16)を有し、
前記イコライザー(63)は、前記後輪ブレーキ操作子(53)に連結されると共に前記オフセット部(71b)を有する第1連結部材(71)と、前記第1連結部材(71)に連結されると共に前記連動ブレーキケーブル(51b)の一端が接続される第2連結部材(72)と、を有し、
前記第2連結部材(72)の少なくとも一部は、車体前後方向視で、前記スイングアーム(16)と上下方向に重なる
請求項1に記載の鞍乗り型両。
【請求項4】
当該鞍乗り型車両の車体フレーム(11)は、メインフレーム(41)から左右方向に分岐する一対のサイドフレーム(20b)を有し、
前記イコライザー(63)は、前記後輪ブレーキ操作子(53)に連結されると共に、前記連動ブレーキケーブル(51b)の一端が接続され、且つ、前記オフセット部(71b)を有する第1連結部材(71)を有し、
前記オフセット部(71b)の少なくとも一部は、車体側面視で前記サイドフレーム(20b)と重なる
請求項1に記載の鞍乗り型車両。
【請求項5】
前記後輪(15)を支持するスイングアーム(16)を有し、
前記第1連結部材(71)の少なくとも一部は、車体上下方向で前記スイングアーム(16)と重なる
請求項4に記載の鞍乗り型車両。
【請求項6】
前記イコライザー(63)のうちの前記オフセット部(71b)を有する部品(71)は、一枚の板状部材で形成される
請求項1から5のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、鞍乗り型車両に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
鞍乗り型車両の連動ブレーキ 構造として、前輪を制動する前輪ブレーキを作動させる後輪ブレーキ操作子としてのブレーキレバーと、後輪を制動する後輪ブレーキを作動させる後輪ブレーキ操作子としてのブレーキペダルとを備え、ブレーキペダルにイコライザーを介して連動ブレーキケーブルの一端が接続され、連動ブレーキケーブルの他端が前輪ブレーキに接続されることで、ブレーキペダルの操作により後輪ブレーキ及び前輪ブレーキの両方が作動する構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6655728号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、鞍乗り型車両の車体フレームにメインフレームが左右に分岐するフレーム構造を採用した場合、メインフレームが左右に分岐するサイドフレームによって、車幅方向内側に空くスペースが制約される。
しかし、連動ブレーキ構造を採用する場合、イコライザーの可動範囲を考慮したクリアランスが必要になるため、スペースを車幅方向に拡げる必要が生じ、車幅の増大を招くことがある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、車幅方向内側に空くスペースを有効利用してイコライザーを配置しやすくし、車幅の増大を抑えやすくすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前輪を制動する前輪ブレーキを作動させる前輪ブレーキ操作子と、後輪を制動する後輪ブレーキを作動させる後輪ブレーキ操作子と、を備え、前記後輪ブレーキ操作子にイコライザーを介して連動ブレーキケーブルの一端が接続され、前記連動ブレーキケーブルの他端が前記前輪ブレーキに接続されることで、前記後輪ブレーキ操作子の操作により前記後輪ブレーキ及び前記前輪ブレーキの両方が作動する連動ブレーキを備えた鞍乗り型車両において、前記イコライザーは、車幅方向内側にオフセットしたオフセット部を有する、鞍乗り型車両を提供する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、車幅方向内側に空くスペースを有効利用してイコライザーを配置しやすくし、車幅の増大を抑えやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両の側面図である。
連動ブレーキ機構の要部を示す右側面図である。
連動ブレーキ機構の要部を右上方から示す斜視図である。
連動ブレーキ機構の要部を後方から示す図である。
他の実施形態に係る連動ブレーキ機構の要部を後方から示す図である。
他の実施形態に係る連動ブレーキ機構の要部を右側から示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示す。
【0009】
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両10の側面図である。
鞍乗り型車両10は、車体フレーム11と、車体フレーム11に支持されるパワーユニット12と、前輪13を操舵自在に支持するフロントフォーク14と、後輪15を支持するスイングアーム16と、乗員用のシート17とを備える車両である。
鞍乗り型車両10は、乗員がシート17に跨るようにして着座する車両である。シート17は、車体フレーム11の後部の上方に設けられる。
【0010】
車体フレーム11は、車体フレーム11の前端部に設けられるヘッドパイプ18と、ヘッドパイプ18の後方に位置するフロントフレーム19と、フロントフレーム19の後方に位置するリアフレーム20とを備える。フロントフレーム19の前端部は、ヘッドパイプ18に接続される。
シート17は、リアフレーム20に支持される。
(【0011】以降は省略されています)
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