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公開番号
2025090049
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-17
出願番号
2023205014
出願日
2023-12-05
発明の名称
車両電源システム
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60R
16/033 20060101AFI20250610BHJP(車両一般)
要約
【課題】電源システムの冗長性を損なうことなく、バッテリの数を削減すること。
【解決手段】車両電源システム1は、車両Vの走行制御に関わる第1負荷11に第1電源41からの電力を供給する第1電源系統10と、車両Vの走行制御に関わる第2負荷21に第2電源42からの電力を供給する第2電源系統20と、を備えた車両電源システム1であって、第1電源系統10と第2電源系統20との接続および遮断が可能な系統接続部SW3と、第2電源42と第2負荷21との接続および遮断が可能な第2電源接続部SW2と、第2電源42に異常が検出されると、第2電源接続部SW2を接続状態から遮断状態に切り替えるとともに、系統接続部SW3を遮断状態から接続状態に切り替える制御部211と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の走行制御に関わる第1負荷に第1電源からの電力を供給する第1電源系統と、前記車両の走行制御に関わる第2負荷に第2電源からの電力を供給する第2電源系統と、を備えた車両電源システムであって、
前記第1電源系統と前記第2電源系統との接続および遮断が可能な系統接続部と、
前記第2電源と前記第2負荷との接続および遮断が可能な第2電源接続部と、
前記第2電源に異常が検出されると、前記第2電源接続部を接続状態から遮断状態に切り替えるとともに、前記系統接続部を遮断状態から接続状態に切り替える制御部と、
を備えることを特徴とする車両電源システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車両電源システムにおいて、
前記第1電源と前記第1負荷との接続および遮断が可能な第1電源接続部をさらに備え、
前記第1電源系統は、給電可能な第1バッテリを含み、
前記制御部は、さらに前記第1電源で異常が検出されると、前記第1電源接続部を接続状態から遮断状態に切り替える、
ことを特徴とする車両電源システム。
【請求項3】
請求項2に記載の車両電源システムにおいて、
前記第1負荷は、前記車両のステアリング操作またはブレーキ操作に関する第1制御装置を含み、
前記第2負荷は、前記車両の走行支援に関する第2制御装置を含む、
ことを特徴とする車両電源システム。
【請求項4】
請求項3に記載の車両電源システムにおいて、
前記第1電源および前記第2電源はそれぞれ、前記車両の駆動電力を供給する第2バッテリからの電力を変換して前記第1負荷および前記第2負荷へ供給する電力を生成する、
ことを特徴とする車両電源システム。
【請求項5】
請求項4に記載の車両電源システムにおいて、
系統接続部は、前記第2バッテリと、前記第1電源系統または前記第2電源系統と、のうちの一つからの電力により制御され、
前記第2電源接続部は、前記第2バッテリと、前記第2電源系統と、のうちの一つからの電力により制御される、
ことを特徴とする車両電源システム。
【請求項6】
請求項1に記載の車両電源システムにおいて、
前記第2電源系統は、前記系統接続部の遮断状態から接続状態への遷移時間に前記第2負荷へ給電可能なキャパシタをさらに含む、
ことを特徴とする車両電源システム。
【請求項7】
請求項1に記載の車両電源システムにおいて、
前記第1電源系統は、給電可能な第1バッテリを含み、
前記車両の走行制御に関わらない第3負荷に電力を供給する第3電源系統と、
前記第1電源系統と前記第3電源系統との間に設けられ、前記第1電源系統の電力を変換して前記第3負荷へ供給する電力を生成する電力供給部と、
をさらに備える、
ことを特徴とする車両電源システム。
【請求項8】
請求項7に記載の車両電源システムにおいて、
前記電力供給部は、前記第1バッテリからの電力を変換して前記第3負荷へ供給する電力を生成する電力変換部を含む、
ことを特徴とする車両電源システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に搭載される車両電源システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
この種の技術として、制御装置1Aと制御装置1Bとが有する機能の少なくとも一部を多重化および冗長化し、システムの信頼性を高めた車両電源システムが知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-152139号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の技術では、制御装置1Aを有する電源系統と、制御装置1Bを有する電源系統と、の各々にバッテリを必要とするので、車両電源システムとしてのコスト低減および小型化を阻害する要因となっていた。
車両電源システムの小型軽量化により、エネルギー効率の改善を図ることができる。また、車両電源システムのコスト低減によって車両電源システムの普及に拍車がかかり、持続可能な輸送システムの発展に寄与することが可能になる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様による車両電源システムは、車両の走行制御に関わる第1負荷に第1電源からの電力を供給する第1電源系統と、車両の走行制御に関わる第2負荷に第2電源からの電力を供給する第2電源系統と、を備えた車両電源システムであって、第1電源系統と第2電源系統との接続および遮断が可能な系統接続部と、第2電源と第2負荷との接続および遮断が可能な第2電源接続部と、第2電源に異常が検出されると、第2電源接続部を接続状態から遮断状態に切り替えるとともに、系統接続部を遮断状態から接続状態に切り替える制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、電源システムの冗長性を損なうことなく、バッテリの数を削減することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
発明の実施の形態に係る車両電源システムの構成を例示する模式図。
車両電源システムを説明する模式図。
車両電源システムを説明する模式図。
車両電源システムを説明する模式図。
車両電源システムを説明する模式図。
スイッチの切り替え制御の流れを説明するフローチャート。
変形例1による車両電源システムの構成を例示する模式図。
変形例2による車両電源システムの構成を例示する模式図。
車両電源システムを説明する模式図。
車両電源システムを説明する模式図。
車両電源システムを説明する模式図。
車両電源システムを説明する模式図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して発明の実施の形態について説明する。
<概要>
本発明の一実施の形態による車両電源システムは、第1の制御装置としての第1負荷と、第2の制御装置としての第2負荷と、がそれぞれ有する機能の少なくとも一部を多重化および冗長化することによってシステムの信頼性を高めつつ、上記第1負荷を有する第1電源系統と、上記第2負荷を有する第2電源系統と、のうちの一方にのみバッテリを備えることにより、第1電源系統および第2電源系統のそれぞれにバッテリを備える車両電源システムと比較して、コスト低減および小型化を実現する。
このような車両電源システムについて、以下に詳細に説明する。
【0009】
<車両電源システムの構成>
図1は、車両Vに搭載された車両電源システムであって、実施の形態に係る車両電源システム1の構成を例示する模式図である。図1に含まれるスイッチSW1、SW2およびSW3の動作状態は、通常時の動作状態を示す。
実施の形態において通常時とは、不図示のイグニション(IG)スイッチがオンされている状態で、車両電源システム1に後述する異常が発生していない場合をいう。また、スイッチSW1、SW2およびSW3を図1に例示した切り替え状態に設定することを通常設定と呼ぶ。
【0010】
車両電源システム1は、第1電源系統10と、第1電源系統10と並列に設けられた第2電源系統20と、第1電源系統10および第2電源系統20に比べて高い電圧を有する高圧電源系統30と、第1電源系統10および第2電源系統20間の接続および遮断を切り替え可能な系統接続部(接続線L60、スイッチSW3)と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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