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公開番号
2025111103
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2024005282
出願日
2024-01-17
発明の名称
極端紫外光生成装置、及び電子デバイスの製造方法
出願人
ギガフォトン株式会社
代理人
弁理士法人R&C
,
個人
主分類
G03F
7/20 20060101AFI20250723BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】極端紫外光生成装置、及び電子デバイスの製造方法に関する。
【解決手段】極端紫外光生成装置は、ターゲットにレーザ光が照射されて極端紫外光が生成される第1の空間と、EUV集光ミラーが配置された第2の空間と、を含むチャンバと、極端紫外光が通過する第1の開口を有し、第1の空間と第2の空間との間に位置する第1の隔壁と、チャンバと外部装置とを接続する接続部と、極端紫外光が通過する第2の開口を有し、接続部の内部に位置する第2の隔壁と、第2の空間にガスを通過させるガス供給口と、第1の空間に開口する第1の排気口と、接続部の内部であって第2の隔壁と外部装置との間に位置する第3の空間に開口する第2の排気口と、第3の空間に配置された第1のセンサと、第1のセンサによる計測結果に基づいて第1の開口を通過するガスの第1の通過流量を算出し、ガス供給口を通って供給されるガスの供給流量を調節するプロセッサと、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ターゲットにレーザ光が照射されて極端紫外光が生成される第1の空間と、前記極端紫外光を反射して外部装置に出力するEUV集光ミラーが配置された第2の空間と、を含むチャンバと、
前記極端紫外光が通過する第1の開口を有し、前記第1の空間と前記第2の空間との間に位置する第1の隔壁と、
前記チャンバと前記外部装置とを接続する接続部と、
前記極端紫外光が通過する第2の開口を有し、前記接続部の内部に位置する第2の隔壁と、
前記第2の空間に供給されるガスを通過させるガス供給口と、
前記第1の空間に開口する第1の排気口と、
前記接続部の内部であって前記第2の隔壁と前記外部装置との間に位置する第3の空間に開口する第2の排気口と、
前記第3の空間に配置された第1のセンサと、
前記第1のセンサによる計測結果に基づいて前記第1の開口を通過するガスの第1の通過流量を算出し、前記第1の通過流量に基づいて前記ガス供給口を通って供給されるガスの供給流量を調節するプロセッサと、
を備える極端紫外光生成装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の極端紫外光生成装置であって、
前記第1のセンサは、前記第2の排気口を通過するガスの排気流量を計測する流量センサであり、
前記プロセッサは、前記排気流量に基づいて前記第1の通過流量を算出する、
極端紫外光生成装置。
【請求項3】
請求項2に記載の極端紫外光生成装置であって、
前記プロセッサは、前記排気流量に基づいて前記第2の開口を通過するガスの第2の通過流量を算出し、前記供給流量と前記第2の通過流量との差を前記第1の通過流量として算出する、
極端紫外光生成装置。
【請求項4】
請求項2に記載の極端紫外光生成装置であって、
前記プロセッサは、前記供給流量と前記排気流量との差を前記第1の通過流量として算出する、
極端紫外光生成装置。
【請求項5】
請求項4に記載の極端紫外光生成装置であって、
前記極端紫外光が通過する第3の開口であって前記第2の開口より小さい前記第3の開口を有し、前記第3の空間と前記外部装置との間に配置される第3の隔壁
をさらに備える、極端紫外光生成装置。
【請求項6】
請求項2に記載の極端紫外光生成装置であって、
前記接続部は、前記極端紫外光が通過する接続管と、前記接続管から分岐して前記第2の排気口に接続され、前記流量センサを含む排気管と、を含む、
極端紫外光生成装置。
【請求項7】
請求項1に記載の極端紫外光生成装置であって、
前記EUV集光ミラーは、前記極端紫外光を前記第1の開口より外側の光路を介して前記外部装置に出力する、
極端紫外光生成装置。
【請求項8】
請求項1に記載の極端紫外光生成装置であって、
前記プロセッサは、前記第1の通過流量が目標範囲の上限より大きい場合に前記供給流量を小さくし、前記第1の通過流量が前記目標範囲の下限より小さい場合に前記供給流量を大きくする、
極端紫外光生成装置。
【請求項9】
請求項1に記載の極端紫外光生成装置であって、
前記第1の排気口に接続された排気装置と、
前記第2の空間の圧力を計測する圧力センサである第2のセンサと、
をさらに備え、
前記プロセッサは、
前記第2の空間の圧力が目標範囲内となるように前記排気装置を制御し、
その後、前記第1のセンサによる計測結果に基づいて前記第1の通過流量を算出し、前記第1の通過流量に基づいて前記供給流量を調節する、
極端紫外光生成装置。
【請求項10】
請求項1に記載の極端紫外光生成装置であって、
前記第1の排気口に接続された排気装置と、
前記第2の空間の圧力を計測する圧力センサである第2のセンサと、
をさらに備え、
前記プロセッサは、
前記第2の空間の圧力が第1の目標範囲内となるように前記排気装置を制御する第1の処理と、
前記第1のセンサによる計測結果に基づいて前記第1の通過流量を算出し、前記第1の通過流量が第2の目標範囲の上限より大きい場合に前記供給流量を小さくし、前記第1の通過流量が前記第2の目標範囲の下限より小さい場合に前記供給流量を大きくする第2の処理と、
を前記第1の通過流量が前記第2の目標範囲内となるまで交互に行う、
極端紫外光生成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、極端紫外光生成装置、及び電子デバイスの製造方法に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、半導体プロセスの微細化に伴って、半導体プロセスの光リソグラフィにおける転写パターンの微細化が急速に進展している。次世代においては、10nm以下の微細加工が要求されるようになる。このため、波長約13nmの極端紫外(EUV)光を生成するための装置と縮小投影反射光学系とを組み合わせた半導体露光装置の開発が期待されている。
【0003】
EUV光生成装置としては、ターゲット物質にレーザ光を照射することによって生成されるプラズマが用いられるLPP(Laser Produced Plasma)式の装置の開発が進んでいる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許出願公開第2022/082927号明細書
特開2009-205952号公報
【概要】
【0005】
本開示の1つの観点に係る極端紫外光生成装置は、ターゲットにレーザ光が照射されて極端紫外光が生成される第1の空間と、極端紫外光を反射して外部装置に出力するEUV集光ミラーが配置された第2の空間と、を含むチャンバと、極端紫外光が通過する第1の開口を有し、第1の空間と第2の空間との間に位置する第1の隔壁と、チャンバと外部装置とを接続する接続部と、極端紫外光が通過する第2の開口を有し、接続部の内部に位置する第2の隔壁と、第2の空間に供給されるガスを通過させるガス供給口と、第1の空間に開口する第1の排気口と、接続部の内部であって第2の隔壁と外部装置との間に位置する第3の空間に開口する第2の排気口と、第3の空間に配置された第1のセンサと、第1のセンサによる計測結果に基づいて第1の開口を通過するガスの第1の通過流量を算出し、第1の通過流量に基づいてガス供給口を通って供給されるガスの供給流量を調節するプロセッサと、を備える。
【0006】
本開示の1つの観点に係る電子デバイスの製造方法は、ターゲットにレーザ光が照射されて極端紫外光が生成される第1の空間と、極端紫外光を反射して露光装置に出力するEUV集光ミラーが配置された第2の空間と、を含むチャンバと、極端紫外光が通過する第1の開口を有し、第1の空間と第2の空間との間に位置する第1の隔壁と、チャンバと露光装置とを接続する接続部と、極端紫外光が通過する第2の開口を有し、接続部の内部に位置する第2の隔壁と、第2の空間に供給されるガスを通過させるガス供給口と、第1の空間に開口する第1の排気口と、接続部の内部であって第2の隔壁と露光装置との間に位置する第3の空間に開口する第2の排気口と、第3の空間に配置された第1のセンサと、第1のセンサによる計測結果に基づいて第1の開口を通過するガスの第1の通過流量を算出し、第1の通過流量に基づいてガス供給口を通って供給されるガスの供給流量を調節するプロセッサと、を備える極端紫外光生成装置によって極端紫外光を生成し、極端紫外光を露光装置に出力し、電子デバイスを製造するために、露光装置内で感光基板上に極端紫外光を露光することを含む。
【0007】
本開示の1つの観点に係る電子デバイスの製造方法は、ターゲットにレーザ光が照射されて極端紫外光が生成される第1の空間と、極端紫外光を反射して検査装置に出力するEUV集光ミラーが配置された第2の空間と、を含むチャンバと、極端紫外光が通過する第1の開口を有し、第1の空間と第2の空間との間に位置する第1の隔壁と、チャンバと検査装置とを接続する接続部と、極端紫外光が通過する第2の開口を有し、接続部の内部に位置する第2の隔壁と、第2の空間に供給されるガスを通過させるガス供給口と、第1の空間に開口する第1の排気口と、接続部の内部であって第2の隔壁と検査装置との間に位置する第3の空間に開口する第2の排気口と、第3の空間に配置された第1のセンサと、第1のセンサによる計測結果に基づいて第1の開口を通過するガスの第1の通過流量を算出し、第1の通過流量に基づいてガス供給口を通って供給されるガスの供給流量を調節するプロセッサと、を備える極端紫外光生成装置によって生成した極端紫外光を検査装置内でマスクに照射して、マスクの欠陥を検査し、検査の結果を用いてマスクを選定し、選定したマスクに形成されたパターンを感光基板上に露光転写することを含む。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示のいくつかの実施形態を、単なる例として、添付の図面を参照して以下に説明する。
図1は、比較例に係るLPP式のEUV光生成システムの構成を示す。
図2は、図1に示されるEUV光生成装置の構成を示す。
図3は、第1の実施形態に係るEUV光生成システムの構成を示す。
図4は、第1の実施形態においてガスの供給流量を設定する動作を示すフローチャートである。
図5は、第2の実施形態に係るEUV光生成システムの構成を示す。
図6は、第2の実施形態においてガスの供給流量を設定する動作を示すフローチャートである。
図7は、圧力差の絶対値に基づいて第2の通過流量を算出する第1の方法において作成されるデータテーブルを示す。
図8は、EUV光生成システムに接続された露光装置の構成を概略的に示す。
図9は、EUV光生成システムに接続された検査装置の構成を概略的に示す。
【実施形態】
【0009】
<内容>
1.比較例
1.1 構成
1.2 動作
2.比較例の課題
3.排気流量E1に基づいて供給流量F2を制御するEUV光生成システム11a
3.1 構成
3.2 動作
3.3 作用
4.第3の空間910の圧力P2に基づいて供給流量F2を制御するEUV光生成システム11b
4.1 構成
4.2 動作
4.3 作用
5.その他
5.1 外部装置6の例
5.2 補足
【0010】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。以下に説明される実施形態は、本開示のいくつかの例を示すものであって、本開示の内容を限定するものではない。また、各実施形態で説明される構成及び動作の全てが本開示の構成及び動作として必須であるとは限らない。なお、同一の構成要素には同一の参照符号を付して、重複する説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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