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公開番号
2025108715
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-23
出願番号
2025071491,2023034809
出願日
2025-04-23,2021-04-16
発明の名称
情報処理装置、及び、情報処理方法
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類
G07C
9/37 20200101AFI20250715BHJP(チェック装置)
要約
【課題】ゲートに対する対象(例えば、人物)の通過管理を簡易な構成にて実現する情報処理装置、及び、情報処理方法の提供に資する。
【解決手段】情報処理装置は、人物をゲートの出口から入口に向かう方向から撮影した画像を取得する取得部と、第1のエリアに進入したと判定された人物に対して、第1のエリアにおいて撮影された第1顔画像に基づく第1の顔認証処理を実行し、照合された顔に関する情報を含む照合処理結果情報を出力する第1の顔認証処理部と、第1の顔認証処理に成功した場合、第1のエリアと出口との間の第2のエリアに進入したと判定された人物に対して、第2のエリアにおいて撮影された第2顔画像に基づく第2の顔認証処理を実行する、第2の顔認証処理部と、第1の顔認証処理に成功した人物と第2顔画像に含まれる人物とが同一の人物であると判定された場合に、人物がゲートを通過した旨を出力する出力部と、を備える。
【選択図】図2A
特許請求の範囲
【請求項1】
ゲートに進入する人物を前記ゲートの出口から入口に向かう方向から撮影した、顔画像を含む画像を取得する取得部と、
前記ゲートに対して規定された第1のエリアに進入したと判定された人物に対して、前記第1のエリアにおいて撮影された第1顔画像に基づく第1の顔認証処理を実行し、照合された顔に関する情報を含む照合処理結果情報を第2の顔認証処理部に出力する第1の顔認証処理部と、
前記第1の顔認証処理に成功した場合、前記第1のエリアと前記ゲートの出口との間に規定された第2のエリアに進入したと判定された人物に対して、前記第2のエリアにおいて撮影された第2顔画像に基づく第2の顔認証処理を実行する、第2の顔認証処理部と、
前記第2の顔認証処理により、前記第1の顔認証処理に成功した前記人物と前記第2顔画像に含まれる人物とが同一の人物であると判定された場合に、前記人物が前記ゲートを通過した旨を出力する出力部と、
を備えた情報処理装置。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記照合された顔に関する情報は、少なくとも、前記第1の顔認証処理で照合された登録顔画像に関する情報、顔枠検知情報、撮影時刻、切り出した顔領域情報の一つを含む、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記第1の顔認証処理部または第2の顔認証処理部の少なくともひとつは、前記画像における前記顔画像の領域のサイズに基づき、前記人物が前記第1のエリアおよび前記第2のエリアに進入した、と判定する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第1の顔認証処理部または第2の顔認証処理部の少なくともひとつは、光電センサの検知結果に基づき、前記人物が前記第1のエリアおよび前記第2のエリアに進入した、と判定する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第1の顔認証処理部は、
前記第1の顔認証処理において、前記ゲートを通過することが許可された登録者の情報を有するサーバに対して、前記第1顔画像の画像情報を送信し、
前記第1顔画像の画像情報と前記登録者の情報とを照合した照合結果を前記サーバから受信し、
前記照合結果に基づいて、前記第1の顔認証処理に成功したか否かを判定し、
前記サーバにおいて前記第1顔画像の画像情報と前記登録者の情報との照合が成功した場合、前記登録者に該当する候補者の情報を前記サーバから受信し、
前記第2の顔認証処理部は、
前記第2の顔認証処理において、前記候補者の情報と前記第2顔画像の画像情報とを照合する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記第2の顔認証処理部は、前記第2の顔認証処理において、前記第1顔画像の画像情報と前記第2顔画像の画像情報とを照合する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記第2の顔認証処理部は、前記第1の顔認証処理において用いる顔の特徴量の数よりも少ない数の特徴量を用いて、前記第2の顔認証処理を実行する、
請求項1から5の何れか一項に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記第2の顔認証処理部は、前記第1の顔認証処理における顔照合の照合スコアと比較する閾値よりも小さい閾値を前記第2の顔認証処理における顔照合に使用する、
請求項1から6の何れか一項に記載の情報処理装置。
【請求項9】
或るゾーンから、認証処理に応じて人物の進入が許容される別のゾーンに向かうユーザを撮影した、顔画像を含む画像を取得する取得部と、
前記別のゾーンに対して規定された第1のエリアに進入したと判定された人物に対して、前記第1のエリアにおいて撮影された第1顔画像に基づく第1の顔認証処理を実行し、照合された顔に関する情報を含む照合処理結果情報を第2の顔認証処理部に出力する第1の顔認証処理部と、
前記第1の顔認証処理に成功した場合、前記第1のエリアと前記別のゾーンとの間に規定された第2のエリアに進入したと判定された人物に対して、前記第2のエリアにおいて撮影された第2顔画像に基づく第2の顔認証処理を実行する、第2の顔認証処理部と、
前記第2の顔認証処理により、前記第1の顔認証処理に成功した前記人物と前記第2顔画像に含まれる人物とが同一の人物であると判定された場合に、前記人物が前記別のゾーンに進入した旨を出力する、出力部と、
を備えた情報処理装置。
【請求項10】
情報処理装置の取得部が、
ゲートに進入する人物を前記ゲートの出口から入口に向かう方向から撮影した、顔画像を含む画像を取得し、
前記情報処理装置の第1の顔認証処理部が、前記人物が前記ゲートに対して規定された第1のエリアに進入したと判定された場合に、前記第1のエリアにおいて撮影された前記人物の第1顔画像に基づいて、第1の顔認証処理を実行し、照合された顔に関する情報を含む照合処理結果情報を第2の顔認証処理部に出力し、
前記情報処理装置の前記第2の顔認証処理部が、前記第1の顔認証処理が成功した場合、前記人物が前記第1のエリアと前記ゲートの出口との間に規定された第2のエリアに進入したと判定された場合に、前記第2のエリアにおいて撮影された第2顔画像に基づいて、第2の顔認証処理を実行し、
前記情報処理装置の出力部が、前記第2の顔認証処理により、前記第1の顔認証処理に成功した前記人物と前記第2顔画像に含まれる人物とが同一の人物であると判定された場合に、前記人物が前記ゲートを通過した旨を出力する、
情報処理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、及び、情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
駅や空港などに設置されるゲートを通過する人物の入退出を管理する技術が知られている。特許文献1には、人物が、無線カードによるゲート通過の許可を得て、ゲートの入口からゲートへ進入した場合に、当該人物がゲートを通過したか否か(ゲートの入口へ戻ったりしていないか)を無線カードの位置の変化に基づいて追跡する装置が記載される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平09-330440号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
入退出を管理するゲートでは、どの人物がゲートを通過したか否かを管理することが望まれる。以下では、この管理を「通過管理」又は「追跡管理」とも略称することがある。通過管理を簡易な構成にて実現する方法については、検討の余地がある。
【0005】
本開示の非限定的な実施例は、ゲートに対する対象(例えば、人物)の通過管理を簡易な構成にて実現する情報処理装置、及び、情報処理方法の提供に資する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施例に係る情報処理装置は、ゲートに進入する人物を前記ゲートの出口から入口に向かう方向から撮影した、顔画像を含む画像を取得する取得部と、前記ゲートに対して規定された第1のエリアに進入したと判定された人物に対して、前記第1のエリアにおいて撮影された第1顔画像に基づく第1の顔認証処理を実行し、照合された顔に関する情報を含む照合処理結果情報を第2の顔認証処理部に出力する第1の顔認証処理部と、前記第1の顔認証処理に成功した場合、前記第1のエリアと前記ゲートの出口との間に規定された第2のエリアに進入したと判定された人物に対して、前記第2のエリアにおいて撮影された第2顔画像に基づく第2の顔認証処理を実行する、第2の顔認証処理部と、前記第2の顔認証処理により、前記第1の顔認証処理に成功した前記人物と前記第2顔画像に含まれる人物とが同一の人物であると判定された場合に、前記人物が前記ゲートを通過した旨を出力する出力部と、を備える。
【0007】
本開示の一実施例に係る情報処理方法は、情報処理装置の取得部が、ゲートに進入する人物を前記ゲートの出口から入口に向かう方向から撮影した、顔画像を含む画像を取得し、前記情報処理装置の第1の顔認証処理部が、前記人物が前記ゲートに対して規定された第1のエリアに進入したと判定された場合に、前記第1のエリアにおいて撮影された前記人物の第1顔画像に基づいて、第1の顔認証処理を実行し、照合された顔に関する情報を含む照合処理結果情報を第2の顔認証処理部に出力し、前記情報処理装置の前記第2の顔認証処理部が、前記第1の顔認証処理が成功した場合、前記人物が前記第1のエリアと前記ゲートの出口との間に規定された第2のエリアに進入したと判定された場合に、前記第2のエリアにおいて撮影された第2顔画像に基づいて、第2の顔認証処理を実行し、前記情報処理装置の出力部が、前記第2の顔認証処理により、前記第1の顔認証処理に成功した前記人物と前記第2顔画像に含まれる人物とが同一の人物であると判定された場合に、前記人物が前記ゲートを通過した旨を出力する。
【0008】
なお、これらの包括的又は具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム、又は、記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
【発明の効果】
【0009】
本開示の非限定的な実施例は、ゲートに対する対象(例えば、人物)の通過管理を簡易な構成にて実現できる。
【0010】
本開示の一実施例における更なる利点及び効果は、明細書及び図面から明らかにされる。かかる利点及び/又は効果は、いくつかの実施形態並びに明細書及び図面に記載された特徴によってそれぞれ提供されるが、1つ又はそれ以上の同一の特徴を得るために必ずしも全てが提供される必要はない。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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