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公開番号2025108235
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-23
出願番号2024002032
出願日2024-01-10
発明の名称ターゲット管理システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類G06V 40/50 20220101AFI20250715BHJP(計算;計数)
要約【課題】被写体が特定のターゲットと同一か否かが判然としないケースにおいても判定精度を向上させることができる技術を提供すること。
【解決手段】ターゲット管理システムは、1または複数のターゲットの各々の登録画像を格納する1または複数の記憶装置と、1または複数のプロセッサとを備える。1または複数のプロセッサは、カメラに映った被写体の画像である被写体画像を取得し、登録画像と被写体画像に基づいて、被写体が1または複数のターゲットのいずれかと同一であるか否かを判定する判定処理を実行し、判定処理の結果が特定条件を満たす場合、被写体画像とともに、被写体が誰であるかの判定を要求する判定要求をユーザ端末に提供し、判定要求に対し、被写体と1または複数のターゲットのうちの特定のターゲットとが同一であることを示す判定応答をユーザ端末から受信した場合、判定処理における被写体と特定のターゲットとの関連付けを強化する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
1または複数のターゲットの各々の登録画像を格納する1または複数の記憶装置と、
1または複数のプロセッサと
を備え、
前記1または複数のプロセッサは、
カメラに映った被写体の画像である被写体画像を取得し、
前記登録画像と前記被写体画像に基づいて、前記被写体が前記1または複数のターゲットのいずれかと同一であるか否かを判定する判定処理を実行し、
前記判定処理の結果が特定条件を満たす場合、前記被写体画像とともに、前記被写体が誰であるかの判定を要求する判定要求をユーザ端末に提供し、
前記判定要求に対し、前記被写体と前記1または複数のターゲットのうちの特定のターゲットとが同一であることを示す判定応答を前記ユーザ端末から受信した場合、前記判定処理における前記被写体と前記特定のターゲットとの関連付けを強化する
ように構成された
ターゲット管理システム。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
請求項1に記載のターゲット管理システムであって、
前記1または複数のターゲットは第1ターゲットを含み、
前記判定処理において、前記1または複数のプロセッサは、前記第1ターゲットの前記登録画像と前記被写体画像との第1画像類似度を算出し、
前記特定条件は、前記第1画像類似度が第1所定値以上かつ第2所定値以下であることである
ターゲット管理システム。
【請求項3】
請求項1に記載のターゲット管理システムであって、
前記被写体と前記特定のターゲットとが同一であることを示す前記判定応答を前記ユーザ端末から受信した場合、前記1または複数のプロセッサは、
前記被写体画像に含まれる前記被写体の一時的な特徴量を前記特定のターゲットを特徴づける一時特徴量として前記判定処理において一時的に使用し、
前記被写体画像に含まれる前記被写体の固有の特徴量を前記特定のターゲットを特徴づける固有特徴量として前記判定処理において前記一時特徴量よりも長く使用する
ように構成された
ターゲット管理システム。
【請求項4】
請求項1に記載のターゲット管理システムであって、
前記1または複数のターゲットは、第1ターゲットと第2ターゲットを含み、
前記判定処理において、前記1または複数のプロセッサは、前記第1ターゲットの前記登録画像と前記被写体画像との第1画像類似度と、前記第2ターゲットの前記登録画像と前記被写体画像との第2画像類似度を算出し、
前記特定条件は、「前記第1画像類似度または前記第2画像類似度の少なくともどちらか一方が、第1所定値以上かつ第2所定値以下である」または、「前記第1画像類似度と前記第2画像類似度の両方が前記第2所定値より大きい」ことである
ターゲット管理システム。
【請求項5】
請求項4に記載のターゲット管理システムであって、
前記第1ターゲットおよび前記第2ターゲットは、多胎児あるいはきょうだい関係にある
ターゲット管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ターゲットを管理する技術に関連する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1では、生体照合装置の処理内容を監視する監視装置が開示されている。監視装置は、顔画像による照合処理では登録者であることが認証されなかった通行者の顔画像等の処理結果を表示する。処理結果を監視員が目視することにより、当該通行者が登録者であるか否かを即座に監視員が確認できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-093371号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
カメラによって撮影された画像に基づいて、被写体が特定のターゲットと同一か否かを判定する技術が知られている。被写体が特定のターゲットと同一か否かが判然としないケースも考えられる。
【0005】
本開示の1つの目的は、被写体が特定のターゲットと同一か否かが判然としないケースにおいても判定精度を向上させることができる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の観点は、ターゲット管理システムに関連する。
ターゲット管理システムは、
1または複数のターゲットの各々の登録画像を格納する1または複数の記憶装置と、
1または複数のプロセッサと
を備える。
1または複数のプロセッサは、
カメラに映った被写体の画像である被写体画像を取得し、
登録画像と被写体画像に基づいて、被写体が1または複数のターゲットのいずれかと同一であるか否かを判定する判定処理を実行し、
判定処理の結果が特定条件を満たす場合、被写体画像とともに、被写体が誰であるかの判定を要求する判定要求をユーザ端末に提供し、
判定要求に対し、被写体と1または複数のターゲットのうちの特定のターゲットとが同一であることを示す判定応答をユーザ端末から受信した場合、判定処理における被写体と特定のターゲットとの関連付けを強化する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、判定処理によって被写体とターゲットのいずれかが同一か否かを判定できない場合であっても、判定要求を介して確実に被写体とターゲットを見分けられるユーザに判定を要求することで、正しい判定が可能になる。また、判定応答が蓄積されることで、被写体画像と特定のターゲットの関連付けが強化されるため、判定処理の精度が徐々に向上していく。それに伴い、判定要求の提供頻度は徐々に減っていく。
【図面の簡単な説明】
【0008】
ターゲット管理システムの全容を示す概略図である。
判定処理の一例を説明するための概略図である。
管理装置の構成例を示すブロック図である。
ターゲット管理システムの処理経路の一例を示すフローチャートである。
第2の変形例に対応したフローチャートである。
被写体画像が判定要求とともに提供されるときの、ユーザ端末の表示画面例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
添付図面を参照して、本開示の実施の形態を説明する。
【0010】
1.ターゲット管理システム
1-1.ターゲット管理システムの全容
図1は、ターゲット管理システム1の全容を示す概略図である。ターゲット管理システム1は、カメラ20、ユーザ端末30および管理装置100を含んでいる。
(【0011】以降は省略されています)

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