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公開番号2025107981
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-22
出願番号2024231183
出願日2024-12-26
発明の名称プログラム、土壌計測案内装置、土壌計測案内方法
出願人国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G06Q 50/02 20240101AFI20250714BHJP(計算;計数)
要約【課題】土壌の計測地点にユーザをより正確に案内することができるプログラム、土壌計測案内装置、土壌計測案内方法を提供すること。
【解決手段】表示部を備える端末装置に実行させるためのプログラムであり、前記端末装置の位置を表す第1位置情報を取得すること、土壌の状態が計測された地点の位置を表す第2位置情報と、前記土壌の状態を表す土壌情報とが記憶された記憶部から、目標地点の前記第2位置情報を取得すること、前記第1位置情報と前記第2位置情報とに基づいて、前記端末装置からみた前記目標地点の方向と、前記端末装置及び前記目標地点の距離とを、前記表示部に表示させること、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
表示部を備える端末装置に実行させるためのプログラムであって、
前記端末装置の位置を表す第1位置情報を取得すること、
土壌の状態が計測された地点の位置を表す第2位置情報と、前記土壌の状態を表す土壌情報とが記憶された記憶部から、目標地点の前記第2位置情報を取得すること、
前記第1位置情報と前記第2位置情報とに基づいて、前記端末装置からみた前記目標地点の方向と、前記端末装置及び前記目標地点の距離とを、前記表示部に表示させること、
を含むプログラム。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記方向及び前記距離に対応した画面要素を前記表示部に表示させること、を更に含む、
請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記画面要素は、前記方向を示す矢印又は三角の形状を有しており、
前記距離に応じて前記形状を変動させること、を更に含む、
請求項2に記載のプログラム。
【請求項4】
前記端末装置は、前記土壌の状態を計測する土壌センサと、前記端末装置の位置を計測する位置センサと、を有する土壌計測案内装置に組み込まれて利用され、
前記目標地点は、前記土壌の状態の計測回数が閾値未満の地点であり、
前記方向及び前記距離が前記表示部に表示された後に、前記土壌センサによって前記目標地点において前記土壌の状態が計測された場合、前記土壌センサから前記目標地点の前記土壌情報を取得するとともに、前記位置センサから前記端末装置の前記第1位置情報を前記目標地点の前記第2位置情報として取得すること、
前記目標地点の前記土壌情報及び前記第2位置情報を前記記憶部に記憶させること、を更に含む、
請求項1又は2に記載のプログラム。
【請求項5】
位置センサと、
表示部を有する端末装置を装着可能なホルダと、
土壌の状態を計測する土壌センサと、
前記位置センサ、前記ホルダ、及び前記土壌センサが取り付けられる支持部材と、を備え、
前記支持部材の一方の端部には、前記位置センサが取り付けられ、
前記支持部材の他方の端部には、前記土壌センサが取り付けられる、
土壌計測案内装置。
【請求項6】
前記端末装置は、処理部を更に有し、
前記処理部は、
前記位置センサから、前記端末装置の位置を表す第1位置情報を取得し、
土壌の状態が計測された地点の位置を表す第2位置情報と、前記土壌の状態を表す土壌情報とが記憶された記憶部から、目標地点の前記第2位置情報を取得し、
前記第1位置情報と前記第2位置情報とに基づいて、前記端末装置からみた前記目標地点の方向と、前記端末装置及び前記目標地点の距離とを、前記表示部に表示させる、
請求項5に記載の土壌計測案内装置。
【請求項7】
ユーザの頭部に装着可能な帽子と、
前記帽子に取り付けられる多軸アームと、
前記多軸アームの先端に取り付けられる位置センサと、
表示部を有する端末装置であって、前記多軸アームを制御する端末装置を装着可能なホルダと、
を備える土壌計測案内装置。
【請求項8】
前記端末装置は、処理部を更に有し、
前記処理部は、
前記位置センサから、前記端末装置の位置を表す第1位置情報を取得し、
土壌の状態が計測された地点の位置を表す第2位置情報と、前記土壌の状態を表す土壌情報とが記憶された記憶部から、目標地点の前記第2位置情報を取得し、
前記第1位置情報と前記第2位置情報とに基づいて、前記端末装置からみた前記目標地点の方向と、前記端末装置及び前記目標地点の距離とを、前記表示部に表示させる、
請求項7に記載の土壌計測案内装置。
【請求項9】
表示部を備える端末装置を用いた土壌計測案内方法であって、
前記端末装置の位置を表す第1位置情報を取得すること、
土壌の状態が計測された地点の位置を表す第2位置情報と、前記土壌の状態を表す土壌情報とが記憶された記憶部から、目標地点の前記第2位置情報を取得すること、
前記第1位置情報と前記第2位置情報とに基づいて、前記端末装置からみた前記目標地点の方向と、前記端末装置及び前記目標地点の距離とを、前記表示部に表示させること、
を含む土壌計測案内方法。
【請求項10】
第1ユーザが、前記表示部に前記方向及び前記距離が表示された前記目標地点に移動し、前記目標地点に所定のオブジェクトを建てること、
前記第1ユーザと異なる第2ユーザが、前記所定のオブジェクトが建てられた地点であるオブジェクト設置地点に移動し、前記オブジェクト設置地点の前記土壌の状態を表す土壌情報を取得すること、
前記第2ユーザが、前記オブジェクト設置地点から前記所定のオブジェクトを回収すること、を更に含む、
請求項9に記載の土壌計測案内方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、土壌計測案内装置、土壌計測案内方法に関する。本願は、2024年1月9日に日本に出願された特願2024-001401号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
圃場内では、肥料の必要性や病害の発生の有無などを確認するために、土壌の状態が計測されている。しかしながら、圃場内には、目印となる物体がないため、毎回同じ地点で土壌の状態を計測することが難しい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-29517号公報
特開2023-065189号公報
特開2022-020637号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
目印のない圃場内で、土壌を計測すべき地点にユーザを正確に案内することが求められているが、従来の技術は、それについて十分に検討されていなかった。
【0005】
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、土壌の計測地点にユーザをより正確に案内することができるプログラム、土壌計測案内装置、土壌計測案内方法を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、表示部を備える端末装置に実行させるためのプログラムであり、前記端末装置の位置を表す第1位置情報を取得すること、土壌の状態が計測された地点の位置を表す第2位置情報と、前記土壌の状態を表す土壌情報とが記憶された記憶部から、目標地点の前記第2位置情報を取得すること、前記第1位置情報と前記第2位置情報とに基づいて、前記端末装置からみた前記目標地点の方向と、前記端末装置及び前記目標地点の距離とを、前記表示部に表示させること、を含むプログラムである。
【0007】
本発明の他の態様は、位置センサと、表示部を有する端末装置を装着可能なホルダと、土壌の状態を計測する土壌センサと、前記位置センサ、前記ホルダ、及び前記土壌センサが取り付けられる支持部材と、を備え、前記支持部材の一方の端部には、前記位置センサが取り付けられ、前記支持部材の他方の端部には、前記土壌センサが取り付けられる土壌計測案内装置である。
【0008】
本発明の他の態様は、ユーザの頭部に装着可能な帽子と、前記帽子に取り付けられる多軸アームと、前記多軸アームの先端に取り付けられる位置センサと、表示部を有する端末装置であって、前記多軸アームを制御する端末装置を装着可能なホルダと、を備える土壌計測案内装置である。
【0009】
本発明の他の態様は、表示部を備える端末装置を用いた土壌計測案内方法であって、前記端末装置の位置を表す第1位置情報を取得すること、土壌の状態が計測された地点の位置を表す第2位置情報と、前記土壌の状態を表す土壌情報とが記憶された記憶部から、目標地点の前記第2位置情報を取得すること、前記第1位置情報と前記第2位置情報とに基づいて、前記端末装置からみた前記目標地点の方向と、前記端末装置及び前記目標地点の距離とを、前記表示部に表示させること、を含む土壌計測案内方法である。
【発明の効果】
【0010】
上記態様によれば、土壌の計測地点にユーザをより正確に案内することができる。これによって、土壌の状態をより精度よく計測することができるため、例えば、ユーザは、肥料を追加すべき地点や、病害が発生している地点などを把握することができ、その結果、農業を効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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