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公開番号
2025107746
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-22
出願番号
2024001141
出願日
2024-01-09
発明の名称
乗員上半身の揺動抑制装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
B60N
3/06 20060101AFI20250714BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両の左右方向の振動による乗員上半身の揺動を抑制する。
【解決手段】乗員上半身の揺動抑制装置14は、車両の座席10に着座した乗員12の足を受け、前後方向に移動可能な足台16であって、乗員12の右足15Rを受ける右側足台16Rと、乗員12の左足15Lを受ける左側足台16Lとを有する足台16と、車両の左右方向の振動を検知する加速度センサ30と、加速度センサ30により検知された左右方向振動に対応して右側足台16Rと左側足台16Lを互いに逆向きに略前後方向に往復駆動する足台駆動機構18とを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の座席に着座した乗員の足を受け、前後方向に移動可能な足台であって、乗員の右足を受ける右側足台と、乗員の左足を受ける左側足台とを有する、足台と、
車両の左右方向の振動を検知する振動検知センサと、
前記振動検知センサにより検知された左右方向振動に対応して前記右側足台と前記左側足台を互いに逆向きに略前後方向に往復駆動する足台駆動機構と、
を含む、乗員上半身の揺動抑制装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の乗員上半身の揺動を抑制する装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
車両の乗員は、車両走行中の振動により身体や頭部が揺すられて乗り心地が悪いと感じたり、乗り物酔いになったりする場合がある。下記特許文献1には、車両のフロアの、乗員の足が置かれる部分を昇降可能かつ傾斜可能とし、このフロア部分を上昇傾斜させた位置とすることで、下肢の疲労を軽減する技術が示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-94855号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両フロアを上昇、傾斜させても、身体や頭部の揺動を抑制することはできない。本発明は、車両の左右方向の振動に伴う乗員の上半身の揺動を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る乗員上半身の揺動抑制装置は、車両の座席に着座した乗員の足を受け、前後方向に移動可能な足台であって、乗員の右足を受ける右側足台と、乗員の左足を受ける左側足台とを有する、足台と、車両の左右方向の振動を検知する振動検知センサと、振動検知センサにより検知された左右方向振動に対応して右側足台と左側足台を互いに逆向きに略前後方向に往復駆動する足台駆動機構と、を含む。
【発明の効果】
【0006】
右側足台と左側足台を前後方向に沿って互いに逆向きに動かすことで、乗員の骨盤にモーメントを生じさせ、これにより乗員の上半身の左右方向の揺動を抑制する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
乗員および揺動抑制装置の構成を模式的に示す図である。
揺動抑制装置の作用を説明するための図である。
揺動抑制装置の制御の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態を図面に従って説明する。以下の説明において、特段の断りがない限り、前後左右上下等の相対位置および向きを表す語句は、車両に関する相対位置および向きを表す。図1において、矢印FRの向きが前方、矢印UPの向きが上方、矢印LHの向きが左方である。
【0009】
図1は、車両の座席10に着座した乗員12と、乗員12の上半身の揺動を抑制するための装置14の概略構成を示す図である。以下、装置14を揺動抑制装置14と記す。揺動抑制装置14は、乗員の足15を受ける足台16と、足台16を往復駆動する足台駆動機構18を含む。足台16は、右足15Rを受ける右側足台16Rと左足15Lを受ける左側足台16Lを有する。各足台16は、略前後方向、特に着座した乗員12の下肢17が延びる方向に沿って往復移動可能に支持されている。下肢17の延びる方向は、股関節と足首(足関節)を結ぶ方向としてよい。また、足台16は、下肢17の延びる方向に成分を有するように移動するものであってよい。足台駆動機構18は、モータ20に駆動される2つのカム22を含む。これらのカム22は、偏心カムであってよい。足台駆動機構18は、カム22の変位を足台16に伝えるプッシュロッド24を含む。
【0010】
2つのカム22の一方は、右側足台16Rに対応する右側カム22Rであり、他方は左側足台16Lに対応する左側カム22Lである。2つのカム22は、モータ20の出力軸に結合された駆動軸26に結合されている。駆動軸26は、モータ20の出力軸に直接結合されて、これと一体に回転してよく、また歯車対や歯車列などの減速機構または増速機構を介して出力軸に接続されてもよい。2つのカム22のカムプロフィールは、180°の位相差を有する同一形状である。カム22が偏心カムである場合、カム22は円板であって、その中心から偏心した位置にて駆動軸26に固定される。
(【0011】以降は省略されています)
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