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公開番号2025106912
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-17
出願番号2024000510
出願日2024-01-05
発明の名称対象物形状または高さ認識装置、プログラム、及び方法
出願人Arithmer株式会社
代理人
主分類G06T 7/60 20170101AFI20250710BHJP(計算;計数)
要約【課題】対象物の形状または高さを手軽かつ高精度に読み取る爪形状認識装置、対象物形状または高さ認識装置、プログラム及び方法を提供する。
【解決手段】爪形状認識装置において、処理部20は、記憶部21、入力部22、画像データ抽出部23、形状推定部24、出力部25とを備える。記憶部21は、各種情報を記憶するものである。入力部22は、コンピュータに各種情報を入力する。画像データ抽出部23は、2次元動画を複数枚の画像にして抽出する。形状推定部24は、点群データから爪の曲面近似を行う。出力部25は、爪形状を出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
２次元動画撮影装置または２次元動画撮影装置を備えた端末から、対象物及びその周辺の動画を取得する入力部と、
前記入力部が取得した動画を記憶する記憶部と、
前記記憶部が記憶した動画から複数枚の画像データ抽出する画像データ抽出部と、
前記画像データから点群データを作成し、前記点群データから対象物を読み取り、前記読み取った対象物から、前記対象物の形状または高さを推定する形状推定部と、
前記推定された形状または高さを出力する出力部と、
を備えた対象物形状または高さ認識装置。
続きを表示（約 1,300 文字）【請求項２】
請求項１の対象物形状または高さ認識装置において、
２次元動画撮影装置または２次元動画撮影装置を備えた端末から爪を含んだ手の甲及びその周辺の動画を取得する入力部と、
前記入力部が取得した動画を記憶する記憶部と、
前記記憶部が記憶した動画から複数枚の画像データ抽出する画像データ抽出部と、
前記画像データから点群データを作成し、前記点群データから前記手の甲を読み取り、前記読み取った手の甲から、前記爪について曲面で近似を行い、前記爪形状を推定する形状推定部と、
前記推定された爪形状を出力する出力部と、
を備えた爪形状認識装置。
【請求項３】
前記２次元動画撮影装置または２次元動画撮影装置を備えた端末が、爪形状認識装置と一体となっている請求項２記載の爪形状認識装置。
【請求項４】
前記入力部と出力部が爪形状認識装置の外部にある請求項２記載の爪認識装置。
【請求項５】
前記手の甲の周辺は平面であり、前記平面上に手の甲がある請求項２記載の爪形状認識装置。
【請求項６】
前記爪について曲面で近似を行う際、Ｒｉｄｇｅ回帰を行う請求項２記載の爪形状認識装置。
【請求項７】
２次元撮影装置または２次元撮影装置を備えた端末で、爪を含んだ手の甲及びその周辺の動画を撮影し、前記撮影した動画をから複数枚の画像データを抽出し、前記画像データから点群データを作成し、前記点群データから手の甲を読み取り、読み取った前記手の甲から、前記爪について曲面で近似を行い、前記爪形状を推定するプログラム。
【請求項８】
２次元撮影装置または２次元撮影装置を備えた端末で、爪を含んだ手の甲及びその周辺の動画を撮影し、前記撮影した動画をから複数枚の画像データを抽出し、前記画像データから点群データを作成し、前記点群データから手の甲を読み取り、読み取った前記手の甲から、前記爪について曲面で近似を行い、前記爪形状を推定する爪形状認識方法。
【請求項９】
請求項１の対象物形状または高さ認識装置において、
２次元動画撮影装置または２次元動画撮影装置を備えた端末から、既知の高さの基体及び高さを推定する物体が映った動画を取得する入力部と、
前記入力部が取得した動画を記憶する記憶部と、
前記記憶部が記憶した動画から複数枚の画像データ抽出する画像データ抽出部と、
前記画像データから点群データを作成し、前記点群データでの前記基体の高さを読み取り、前記読み取った前記基体の高さから、前記動画に映っている物体の実際の高さを推定する高さ推定部と、
前記推定された物体の実際の高さを出力する出力部と、
を備えた物体の高さ推定装置。
【請求項１０】
前記２次元動画撮影装置または２次元動画撮影装置を備えた端末が、物体の高さ推定装置と一体となっている請求項９記載の物体の高さ推定装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、対象物形状または高さ認識装置、プログラム、及び方法に関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、画像によって爪の形状を認識する技術の開発が進められている。例えば、特許文献１（特開２０１７－０１８１５８号公報）には、３次元カメラで爪の形状（輪郭）を識別する爪形状認識技術が開示されている。
【０００３】
また、従来、画像によって物体の高さを推定する技術の開発が進められている。例えば、特許文献２（特開２０２０－１７８６５９号公報）には、ステレオカメラで農作物の高さを推定する装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１７－０１８１５８号公報
特開２０２０－１７８６５９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
３次元カメラがなく、２次元撮影しかできない場合に、対象物の形状または高さを手軽かつ高精度に読み取ることが求められる。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
第１観点に係る発明は、２次元動画撮影装置または２次元動画撮影装置を備えた端末から、対象物及びその周辺の動画を取得する入力部と、前記入力部が取得した動画を記憶する記憶部と、前記記憶部が記憶した動画から複数枚の画像データ抽出する画像データ抽出部と、前記画像データから点群データを作成し、前記点群データから対象物を読み取り、前記読み取った対象物から、前記対象物の形状または高さを推定する形状推定部と、前記推定された形状または高さを出力する出力部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
第１の実施形態に係る爪形状認識装置３０の構成を示す模式図である。
同実施形態に係る動画撮影の一例を示す模式図である。
同実施形態に係る動画を複数枚の写真に抽出する一例を示す模式図である。
同実施形態に係る写真からセグメントを抽出する一例を示す模式図である。
同実施形態に係る点群データの一例を示す模式図である。
同実施形態に係る手の上方を推定した一例を示す模式図である。
同実施形態に係る爪の形状を推定した一例を示す模式図である。
第２の実施形態に係る物体の高さ推定装置６０の構成を示す模式図である。
同実施形態に係る動画撮影の一例を示す模式図である。
同実施形態に係る動画を複数枚の写真に抽出する一例を示す模式図である。
同実施形態に係る写真からセグメントを抽出する一例を示す模式図である。
同実施形態に係る点群データの一例を示す模式図である。
同実施形態に係る点群データの平面を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、本開示に対象物形状または高さ認識装置の実施形態を図面とともに説明する。
【０００９】
（第１の実施形態）
＜１．爪形状認識装置の構成＞
図１は本実施形態に係る爪形状認識装置３０の構成を示す模式図である。その構成として、カメラ、またはカメラ付き端末装置１０と、処理部２０とを備える。ここで、カメラ、またはカメラ付き端末装置１０は、処理部２０と完全に独立した爪形状認識装置３０でもよいし（以下の実施形態では、処理部２０を爪形状認識装置３０と読み替える）、カメラ、またはカメラ付き端末装置１０が処理部２０と一体となった爪形状認識装置３０でもよい。本実施形態では、カメラ、またはカメラ付き端末装置１０は、処理部２０と完全に独立した爪形状認識装置３０について説明する。
【００１０】
カメラ、またはカメラ付き端末装置１０は、２次元動画を撮影できるカメラ、または２次元動画を撮影できるカメラ付き端末装置である。ここでは、端末装置１０を一例として、２次元動画を撮影できるカメラ付きスマートフォンである。
（【００１１】以降は省略されています）

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