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公開番号
2025106753
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-16
出願番号
2024000343
出願日
2024-01-04
発明の名称
プラグインハイブリッド車両
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60K
6/40 20071001AFI20250709BHJP(車両一般)
要約
【課題】低くフラットなフロアを実現して広い車室空間を確保しつつも、大きなバッテリを搭載することができるミニバンタイプのプラグインハイブリッド車両を提供する。
【解決手段】ミニバンタイプのプラグインハイブリッド車両1は、エンジンコンパートメント20内に、動力源としてエンジン21と、車載ユニット25が配設されている。車載ユニット25は、第1モータジェネレータMG1と、第2モータジェネレータMG2と、パワーコントロールユニット22と、動力分割機構23と、減速機構24とパワーコントロールユニット22と、が一体となったユニットである。パワーコントロールユニット22の内部には、DC/DCコンバータ42が配設されている。車載ユニット25の上部には、車載充電器40が配設されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
エンジンとモータを動力源として備え、前記エンジンに供給する燃料を貯留する燃料タンクと、前記モータに供給する電力を蓄えるバッテリと、外部から供給される交流電力を直流電力に変換して前記バッテリに充電する車載充電器と、交流電源が接続可能な第1充電口を備え、前記バッテリから供給される電力の電圧を変換するコンバータと、前記エンジン及び前記モータの回転動力を前輪に伝達する動力伝達機構と、前記モータを駆動するインバータと、前記エンジンからの排気を車両後方に導く排気管と、を備え、車室と荷室が仕切られていないミニバンタイプのプラグインハイブリッド車両であり、
前記車室の床面を構成するフロアパネル上に、1列目のシートと、前記1列目のシートよりも車両後方に位置する2列目のシートと、が配設され、
車両側面視において、前記1列目のシートは前輪よりも車両後方に位置し、前記2列目のシートは後輪よりも車両前方に位置し、前記2列目のシートは前記フロアパネル上に設けられた車両前後方向に延びるスライドレールに沿って車両前後方向にスライド可能であり、
前記フロアパネルの下に、
前記バッテリと、前記燃料タンクと、前記排気管と、が配設され、
前記バッテリの車両後方に前記燃料タンクが配設され、
前記車室の前方にエンジンコンパートメントを備え、
前記エンジンコンパートメント内に、
前記モータと、前記動力伝達機構と、前記インバータと、前記コンバータと、が一体となった車載ユニットと、
前記エンジンと、が配設され、
前記車載充電器が、前記車載ユニットの上部に配設され、
前記車載充電器とワイヤハーネスによって接続された前記第1充電口が、車両のフロントドアよりも車両前方且つ車両側面に配設されている
プラグインハイブリッド車両。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記車両の側方にスライドドアを備え、
給油口が、車両側面且つ前記スライドドアよりも車両後方に配設されている
請求項1に記載のプラグインハイブリッド車両。
【請求項3】
前記給油口は、前記第1充電口が設けられている前記車両側面における前記スライドドアよりも車両後方に配設されている
請求項2に記載のプラグインハイブリッド車両。
【請求項4】
直流電源が接続可能とされ、前記直流電源から供給される電力により前記バッテリを充電することができる第2充電口を備える
請求項1に記載のプラグインハイブリッド車両。
【請求項5】
前記第2充電口が、前記第1充電口が配設されている前記車両側面と同じ車両側面且つ前記車両のフロントドアよりも車両前方に配設されている
請求項4に記載のプラグインハイブリッド車両。
【請求項6】
前記第2充電口が、前記第1充電口が配設されている前記車両側面と異なる車両側面且つ前記車両のフロントドアよりも車両前方に配設されている
請求項4に記載のプラグインハイブリッド車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、外部電源に接続してバッテリを充電することができるプラグインハイブリッド車両に関するものである。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、駆動源としてエンジン及び駆動モータが配置されたハイブリッド車両において、バッテリと、高電圧系部品と、排気系部品とをフロアパネルの下にコンパクトに配置する構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-160519号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
2列目のシートとして、前後方向にフロア上をスライド可能なスライドシートを備え、スライドドアを備えるミニバンタイプの車両が知られている。スライドシートのスライド量を確保するためには、長いスライドレールをフロアに配設する必要がある。そのため、ミニバンタイプの車両では、1列目のシートよりも後ろのフロアは、低くフラットな構造であることが望まれる。
【0005】
外部電源に接続してバッテリを充電することができるプラグインハイブリッド車は、ハイブリッド車両に比べて、より大きなバッテリを備える必要がある。
そのため、ミニバンタイプのプラグインハイブリッド車両においては、低くフラットなフロアを実現して広い車室空間を確保しつつも、大きなバッテリを搭載することができる部品の配置を検討する必要がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決するためのプラグインハイブリッド車両は、エンジンとモータを動力源として備え、前記エンジンに供給する燃料を貯留する燃料タンクと、前記モータに供給する電力を蓄えるバッテリと、外部から供給される交流電力を直流電力に変換して前記バッテリに充電する車載充電器と、交流電源が接続可能な第1充電口を備え、前記バッテリから供給される電力の電圧を変換するコンバータと、前記エンジン及び前記モータの回転動力を前輪に伝達する動力伝達機構と、前記モータを駆動するインバータと、前記エンジンからの排気を車両後方に導く排気管と、を備える。前記プラグインハイブリッド車両は、車室と荷室が仕切られていないミニバンタイプのプラグインハイブリッド車両である。前記車室の床面を構成するフロアパネル上には、1列目のシートと、前記1列目のシートよりも車両後方に位置する2列目のシートと、が配設されている。車両側面視において、前記1列目のシートは前輪よりも車両後方に位置し、前記2列目のシートは後輪よりも車両前方に位置し、前記2列目のシートは前記フロアパネル上に設けられた車両前後方向に延びるスライドレールに沿って車両前後方向にスライド可能である。前記プラグインハイブリッド車両は、前記フロアパネルの下に、前記バッテリと、前記燃料タンクと、前記排気管と、が配設されている。前記プラグインハイブリッド車両は、前記バッテリの車両後方に前記燃料タンクが配設されている。前記プラグインハイブリッド車両は、前記車室の前方にエンジンコンパートメントを備える。前記エンジンコンパートメント内には、前記モータと、前記動力伝達機構と、前記インバータと、前記コンバータと、が一体となった車載ユニットと、前記エンジンと、が配設されている。前記車載充電器は、前記車載ユニットの上部に配設されている。前記車載充電器とワイヤハーネスによって接続された前記第1充電口は、前記車両のフロントドアよりも車両前方且つ車両側面に配設されている。
【発明の効果】
【0007】
プラグインハイブリッド車両は、低くフラットなフロアを実現して広い車室空間を確保しつつも、大きなバッテリを搭載することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態のミニバンタイプのプラグインハイブリッド車両を左側方から見た模式図である。
図2は、実施形態のミニバンタイプのプラグインハイブリッド車両を右側方から見た模式図である。
図3は、実施形態のプラグインハイブリッド車両が備えるスライドドアを左側方から見た車両側面視における平面図である。
図4は、実施形態のプラグインハイブリッド車両における内部構造を示す模式図である。
図5は、実施形態のプラグインハイブリッド車両におけるシートの配置を示す模式図である。
図6は、実施形態のプラグインハイブリッド車両におけるフロアパネルの上に配設された部品の配置を示す模式図である。
図7は、実施形態のプラグインハイブリッド車両におけるフロアパネルの下に配設された機器の配置を示す模式図である。
図8は、実施形態のプラグインハイブリッド車両における駆動系及び電気系統の構成を示す模式図である。
図9は、第2実施形態のプラグインハイブリッド車両を左側方から見た模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、プラグインハイブリッド車両の一実施形態について、図1~図8を参照して説明する。
<プラグインハイブリッド車両1の外部構造について>
図1は、本実施形態のプラグインハイブリッド車両1を左側面から見た模式図である。図1に示すように、プラグインハイブリッド車両1は、車両左側面に、フロントドア2と、車両開口部3と、スライドドア4と、を備えている。プラグインハイブリッド車両1の車両左側面且つフロントドア2よりも車両前方には、第1充電口18が配設されている。第1充電口18の詳細については後述する。
【0010】
車両開口部3は、車両前後方向に移動するスライドドア4によって開閉される。また、車両開口部3の下部には、ステップパネル5が配設されている。ステップパネル5は、プラグインハイブリッド車両1の床面を構成するフロアパネル100の下部に配設されている。ステップパネル5の下面には、プラグインハイブリッド車両1の車両前後方向に延びるガイドレール11が固定されている。ガイドレール11の前端は、前輪14よりも車両後方に位置している。ガイドレール11の後端は、後輪15よりも車両前方に位置している。
(【0011】以降は省略されています)
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