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公開番号2025106340
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-15
出願番号2025055796,2021069932
出願日2025-03-28,2021-04-16
発明の名称結束機
出願人マックス株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類E04G 21/12 20060101AFI20250708BHJP(建築物)
要約【課題】ワイヤの進入角度によらず、ワイヤを確実に送れるようにした結束機を提供する。
【解決手段】鉄筋結束機1Aは、ワイヤに巻き癖をつけるカールガイド50と、カールガイド50で巻き癖が付けられたワイヤを誘導する誘導ガイド51を備え、誘導ガイド51は、カールガイド50で巻き癖が付けられたワイヤにより形成されるループの軸方向の位置を規制する一対の側面部52a、52bと、一対の側面部52a、52bを繋ぎ、ループの径方向の位置を規制する底面部と、底面部の、ワイヤが侵入する開口端部55a側に設けられ、底面部からカールガイド50へ向かう方向に突出する誘導促進部57aとを有し、側面部52a、52bは、底面部からカールガイド50へ向かう方向の高さが、誘導促進部57aの底面部から突出する高さよりも高い。
【選択図】図2A
特許請求の範囲【請求項1】
結束物に巻かれるワイヤを送るワイヤ送り部と、
前記ワイヤ送り部で送られるワイヤに巻き癖をつけるカールガイドと、
前記カールガイドで巻き癖が付けられたワイヤを誘導する誘導ガイドと、
前記誘導ガイドにより誘導されたワイヤを捩じる結束部と
を備え、
前記誘導ガイドは、
前記カールガイドで巻き癖が付けられたワイヤにより形成されるループの軸方向の位置を規制し、前記ループの軸方向に沿って対向する一対の側面部と、
一対の前記側面部を繋ぎ、前記ループの径方向の位置を規制する底面部と、
前記底面部の、ワイヤが侵入する開口端部側に設けられ、前記底面部から前記カールガイドへ向かう方向に突出する誘導促進部と
を有し、
前記側面部は、前記底面部から前記カールガイドへ向かう方向の高さが、前記誘導促進部の前記底面部から突出する高さよりも高い
結束機。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記誘導ガイドは、前記ループの径方向の位置を規制し、ワイヤ送り方向に対し前記底面部の下流側に設けられるガイド面を有し、
前記側面部は、前記誘導促進部から前記ガイド面までの範囲かつ前記底面部と平行な方向において、前記底面部から前記カールガイドへ向かう方向の高さが前記底面部と平行な方向に連続して前記誘導促進部よりも高い
請求項1に記載の結束機。
【請求項3】
前記誘導促進部は、一対の前記側面部の一方の側面部から他方の側面部に亘って設けられる
請求項1に記載の結束機。
【請求項4】
前記誘導促進部は、前記底面部の開口端部に設けられる
請求項3に記載の結束機。
【請求項5】
前記誘導促進部は、前記底面部に一体に形成される
請求項3に記載の結束機。
【請求項6】
前記誘導促進部は、前記底面部に独立した部品を取り付けて形成される
請求項3に記載の結束機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
鉄筋等の結束物をワイヤで結束する結束機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、2本以上の鉄筋にワイヤを巻き、鉄筋に巻いたワイヤを捩じって当該2本以上の鉄筋をワイヤで結束する鉄筋結束機と称す結束機が提案されている。
【0003】
結束機は、モータの駆動力で送られるワイヤを、カールガイド等と称すワイヤに巻き癖を付けるガイドを通すことで鉄筋の周囲に巻いている。この巻き癖が付けられたワイヤを、誘導ガイド等と称すガイドで、ワイヤを捩じる結束部に誘導し、鉄筋の周囲に巻かれたワイヤを結束部で捩じることで、鉄筋がワイヤで結束される。
【0004】
巻き癖が付けられたワイヤを結束部に誘導するガイドは、ワイヤが進入する先端側から、後端側に向けて一対の壁面の間隔が徐々に狭くなる形状である(例えば、特許文献1参照)。これにより、巻き癖が付けられたワイヤを結束部に誘導するガイドに進入したワイヤは、徐々に間隔が狭くなる一対の壁面に沿うようにして誘導される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開2017/014270号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
結束部に誘導するガイドに進入したワイヤの進入角度が大きくなると、ワイヤの先端が一対の壁面の一方に接したとき、壁面に対してワイヤが接触する角度が大きくなる。壁面に対するワイヤの接触角度が大きくなると、ワイヤが壁面に沿って摺動する際の摩擦による抵抗が大きくなり、ワイヤを送ることができなくなる。
【0007】
本発明は、このような課題を解決するためなされたもので、ワイヤの進入角度によらず、ワイヤを確実に送れるようにした結束機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した課題を解決するため、本発明は、結束物に巻かれるワイヤを送るワイヤ送り部と、ワイヤ送り部で送られるワイヤに巻き癖をつけるカールガイドと、カールガイドで巻き癖が付けられたワイヤを誘導する誘導ガイドと、誘導ガイドにより誘導されたワイヤを捩じる結束部とを備え、誘導ガイドは、カールガイドで巻き癖が付けられたワイヤにより形成されるループの軸方向の位置を規制し、ループの軸方向に沿って対向する一対の側面部と、一対の側面部を繋ぎ、ループの径方向の位置を規制する底面部と、底面部の、ワイヤが侵入する開口端部側に設けられ、底面部からカールガイドへ向かう方向に突出する誘導促進部とを有し、側面部は、底面部からカールガイドへ向かう方向の高さが、誘導促進部の底面部から突出する高さよりも高い結束機である。
【0009】
本発明では、誘導ガイドに誘導されたワイヤは、一対の側面部の間に導入される。一対の側面部の間に導入されたワイヤは、ループの径が徐々に大きくなる方向に広がり、誘導促進部に接する。
【発明の効果】
【0010】
誘導ガイドに誘導されるワイヤは、誘導促進部に接することで、ワイヤの送り経路を変える力がワイヤに働く。これにより、誘導ガイドに進入するワイヤの進入角度によらず、一対の側面部の間に導入されたワイヤを結束部に誘導できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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