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公開番号2025105160
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023223512
出願日2023-12-28
発明の名称業務支援システム、業務支援方法、及びプログラム
出願人サイボウズ株式会社
代理人弁理士法人はるか国際特許事務所
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250703BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザの利便性を高める。
【解決手段】業務支援システム(1)の入力データ取得部(2001)は、ユーザの入力を示す入力データを取得する。選択部(2002)は、業務支援における特定のタスクに特化した複数の業務支援プログラムのうち、入力データに応じたタスクに特化した業務支援プログラムを選択可能なAI(Artificial Intelligence)に基づいて、当該業務支援プログラムを選択可能である。タスク処理部(2003)は、選択部により業務支援プログラムが選択された場合に、当該業務支援プログラムに基づいて、入力データに応じたタスクを処理する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザの入力を示す入力データを取得する入力データ取得部と、
業務支援における特定のタスクに特化した複数の業務支援プログラムのうち、前記入力データに応じた前記タスクに特化した前記業務支援プログラムを選択可能なAI(Artificial Intelligence)に基づいて、当該業務支援プログラムを選択可能な選択部と、
前記選択部により前記業務支援プログラムが選択された場合に、当該業務支援プログラムに基づいて、前記入力データに応じた前記タスクを処理するタスク処理部と、
を含む業務支援システム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記業務支援システムは、前記選択部により選択された前記業務支援プログラムからの出力であって、前記タスク処理部によって取得された前記出力を、前記ユーザに提供する出力提供部を更に含む、
請求項1に記載の業務支援システム。
【請求項3】
前記業務支援システムは、
前記選択部により選択された前記業務支援プログラムからの出力であって、前記タスク処理部によって取得された前記出力に対する処理を、前記AIに基づいて実行する処理実行部と、
前記処理実行部の処理結果を、前記ユーザに提供する処理結果提供部と、
を更に含む請求項1又は2に記載の業務支援システム。
【請求項4】
前記タスク処理部は、前記選択部により前記業務支援プログラムが選択されなかった場合には、前記AIに基づいて、前記入力データに応じた前記タスクを処理する、
請求項1又は2に記載の業務支援システム。
【請求項5】
前記複数の業務支援プログラムは、前記AIとは異なるAIと、非AIである非AIプログラムと、を含み、
前記タスク処理部は、
前記選択部により前記異なるAIが選択された場合には、当該異なるAIに基づいて、前記入力データに応じた前記タスクを処理し、
前記選択部により前記非AIプログラムが選択された場合には、当該非AIプログラムに基づいて、前記入力データに応じた前記タスクを処理する、
請求項1又は2に記載の業務支援システム。
【請求項6】
前記タスク処理部は、前記選択部により前記異なるAI及び前記非AIプログラムの両方が選択された場合には、前記異なるAI及び前記非AIプログラムの両方に基づいて、前記入力データに応じた前記タスクを処理し、前記異なるAIからの出力と、前記非AIプログラムからの出力と、のうちの何れか一方を選択する、
請求項5に記載の業務支援システム。
【請求項7】
前記複数の業務支援プログラムとして、公開が可能な公開データを処理する公開プログラムと、公開が可能ではない非公開データを処理する非公開プログラムと、を含み、
前記タスク処理部は、
前記選択部により前記公開プログラムが選択された場合には、当該公開プログラムと、前記公開データと、に基づいて、前記入力データに応じた前記タスクを処理し、
前記選択部により前記非公開プログラムが選択された場合に、当該非公開プログラムと、前記非公開データと、に基づいて、前記入力データに応じた前記タスクを処理する、
請求項1又は2に記載の業務支援システム。
【請求項8】
前記選択部は、前記業務支援プログラムを選択可能な前記AIを選択する、
請求項1又は2に記載の業務支援システム。
【請求項9】
前記タスク処理部は、前記選択部により複数の前記業務支援プログラムが選択された場合に、当該複数の業務支援プログラムに基づいて、前記入力データに応じた前記タスクを処理し、当該複数の業務支援プログラムの各々からの出力をマージする、
請求項1又は2に記載の業務支援システム。
【請求項10】
前記タスク処理部は、前記選択部により複数の前記業務支援プログラムが選択された場合に、当該複数の業務支援プログラムのうちの一部の前記業務支援プログラムからの出力を、当該複数の業務支援プログラムのうちの他の前記業務支援プログラムに入力することによって、前記入力データに応じた前記タスクを処理する、
請求項1又は2に記載の業務支援システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、業務支援システム、業務支援方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、AI(Artificial Intelligence)に基づいて、ユーザの業務を支援する技術が検討されている。例えば、特許文献1には、このようなAIの一例であるBERT(Bidirectional Encoder Representations from Transformers)等の大規模言語モデルが記載されている。例えば、BERT等の大規模言語モデルは、汎用性が高く、ユーザの入力を示す入力データに基づいて、種々のタスクを処理可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-125311号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のような汎用性の高いAIは、特定のタスクに特化しているわけではないので、タスク処理の精度が十分ではないことがある。一方で、業務支援システムが、ある特定のタスクに特化したAIを用意しようとすると、種々のタスクに対応するために、多数のAIを用意する必要がある。ユーザは、多数のAIの中から、特定のタスクに特化したAIを選択してタスクを処理させなければならない。このため、従来の技術では、ユーザの利便性を十分に高めることができない。この点は、AIに限られず、ユーザの業務を支援する業務支援プログラム全般に言えることである。
【0005】
本開示の目的の1つは、ユーザの利便性を高めることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一側面に係る業務支援システムは、ユーザの入力を示す入力データを取得する入力データ取得部と、業務支援における特定のタスクに特化した複数の業務支援プログラムのうち、前記入力データに応じた前記タスクに特化した前記業務支援プログラムを選択可能なAI(Artificial Intelligence)に基づいて、当該業務支援プログラムを選択可能な選択部と、前記選択部により前記業務支援プログラムが選択された場合に、当該業務支援プログラムに基づいて、前記入力データに応じた前記タスクを処理するタスク処理部と、を含む。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、ユーザの利便性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
業務支援システムのハードウェア構成の一例を示す図である。
業務支援画面の一例を示す図である。
親AI及び子AIの関係の一例を示す図である。
業務支援システムで実現される機能の一例を示す図である。
訓練データベースの一例を示す図である。
業務支援システムで実行される処理の一例を示す図である。
変形例1の業務支援システムで実現される機能の一例を示す図である。
変形例6のAIの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[1.ハードウェア構成]
本開示に係る業務支援システム、業務支援方法、及びプログラムの実施形態の一例を説明する。図1は、業務支援システムのハードウェア構成の一例を示す図である。例えば、業務支援システム1は、学習端末10、サーバ20、及びユーザ端末30を含む。学習端末10、サーバ20、及びユーザ端末30の各々は、インターネット又はLAN等のネットワークNに接続される。
【0010】
学習端末10は、後述のAI(Artificial Intelligence)の学習を行うコンピュータである。例えば、学習端末10は、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、又はスマートフォンである。例えば、学習端末10は、制御部11、記憶部12、通信部13、操作部14、及び表示部15を含む。制御部11は、少なくとも1つのプロセッサを含む。記憶部12は、RAM等の揮発性メモリと、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリと、の少なくとも一方を含む。通信部13は、有線通信用の通信インタフェースと、無線通信用の通信インタフェースと、の少なくとも一方を含む。操作部14は、マウス又はタッチパネル等の入力デバイスである。表示部15は、液晶又は有機ELのディスプレイである。
(【0011】以降は省略されています)

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