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公開番号2025104999
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023223243
出願日2023-12-28
発明の名称プログラム、情報処理装置、及び方法
出願人株式会社Matchbox Technologies
代理人IPTech弁理士法人
主分類G06Q 10/105 20230101AFI20250703BHJP(計算;計数)
要約【課題】休業手当の支払いを自動で行うことを可能にする技術を提供する。
【解決手段】求人管理システム1のサーバ20は、その機能として、事業者からの求人情報の入力を受け付けて求職者へ提示するステップと、提示された求人情報に対する求職者からの応募情報の入力を受け付け、応募情報に係る求職者の情報を事業者へ提示するステップと、事業者から、受け付けた求職者の中から実際に就業する者の選定の入力を受け付けるステップと、事業者から、就業する予定の就業予定者について、就業する予定を取消す入力を受け付けるステップと、受け付けた就業する予定の取消について、休業手当の支払い条件として定められた条件に該当するかに基づき、当該条件に該当する場合に就業予定者に対する休業手当の金額を算出するステップと、算出した休業手当の支払情報を生成するステップと、を実行させる。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項１】
プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータに実行させ、事業者の求人情報に対して応募する求職者を管理するためのプログラムであって、
前記プログラムは、前記プロセッサに、
前記事業者からの求人情報の入力を受け付けて前記求職者へ提示するステップと、
前記提示された前記求人情報に対する前記求職者からの応募情報の入力を受け付け、前記応募情報に係る前記求職者の情報を前記事業者へ提示するステップと、
前記事業者から、就業する予定の就業予定者について、就業する予定を取消す入力を受け付けるステップと、
前記受け付けた就業する予定の取消について、休業手当の支払い条件として定められた条件に該当するかに基づき、当該条件に該当する場合に前記就業予定者に対する休業手当の金額を算出するステップと、を実行させる、プログラム。
続きを表示（約 920 文字）【請求項２】
前記就業する予定を取消す入力を受け付けるステップにおいて、前記事業者から、前記就業する予定の取消に係る取消理由の入力を受け付け、
前記休業手当の金額を算出するステップにおいて、前記受け付けた取消理由が前記条件に該当するかに基づき、前記休業手当の金額を算出する、請求項１に記載のプログラム。
【請求項３】
前記就業する予定を取消す入力を受け付けるステップにおいて、前記取消理由としてあらかじめ定められた取消理由の選択肢を前記事業者へ提示し、前記事業者から前記取消理由の選択肢の入力を受け付ける、請求項２に記載のプログラム。
【請求項４】
前記プログラムは、さらに、
前記受け付けた取消理由に応じて、前記休業手当の支払い対象になることを前記事業者へ報知するステップを実行させる、請求項２または請求項３に記載のプログラム。
【請求項５】
前記休業手当の金額を算出するステップにおいて、前記就業予定者が過去に就業した勤務情報を取得し、前記勤務情報に基づいて前記休業手当の金額を算出する、請求項１に記載のプログラム。
【請求項６】
前記勤務情報を取得する際、前記就業予定者が過去に就業した勤務時間の情報を取得する、請求項５に記載のプログラム。
【請求項７】
前記休業手当の金額を算出する際、前記就業予定者の過去の就業に係る手当を参照して前記休業手当の金額を算出する、請求項５に記載のプログラム。
【請求項８】
前記休業手当の金額を算出するステップにおいて、前記受け付けた就業する予定に係る求人情報に基づいて前記休業手当の金額を算出する、請求項１に記載のプログラム。
【請求項９】
前記受け付けた就業する予定に係る求人情報における、給与の金額に基づいて前記休業手当の金額を算出する、請求項８に記載のプログラム。
【請求項１０】
前記プログラムは、さらに、
前記算出した休業手当の支払情報を生成するステップを実行させる、請求項１に記載のプログラム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、プログラム、情報処理装置、及び方法に関する。
続きを表示（約 1,900 文字）【背景技術】
【０００２】
スーパーマーケットやコンビニエンスストアといった小売店、ファミリーレストランや居酒屋等の飲食店では、非正規雇用のアルバイトやパートタイマーの労働者を店員として採用していることが多い。このような労働者を確保するため、求職者の情報をあらかじめ登録しておき、求人情報がある場合に求職者にその情報を配信し、求人情報に対して求職者からの応募（就業希望）を受け付けることで、労働者を確保することが行われている。また、このような求職者の情報登録を行い、求人情報を配信してマッチングを行うシステムも提供されている。
【０００３】
特許文献１には、事業者からの求人情報を、求職者の属性に応じて提示する就業登録者管理システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０２２－１８７６３８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
ところで、事業者が求職者を採用した後に、事業者の事情により求職者の採用を取消す場合もあり得る。このような場合、求職者（労働者）の保護の観点により、所定の休業手当を支払うことが事業者に義務付けられている。しかし、このような休業手当の支払いについて、上記のようなマッチングを行うシステムではサービスとして提供されていないのが現状である。
【０００６】
そこで、本開示では、休業手当の支払いを自動で行うことを可能にする技術について説明する。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本開示の一実施の形態によると、プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータに実行させ、事業者の求人情報に対して応募する求職者を管理するためのプログラムが提供される。プログラムは、プロセッサに、事業者からの求人情報の入力を受け付けて求職者へ提示するステップと、提示された求人情報に対する求職者からの応募情報の入力を受け付け、応募情報に係る求職者の情報を事業者へ提示するステップと、事業者から、受け付けた求職者の中から実際に就業する者の選定の入力を受け付けるステップと、事業者から、就業する予定の就業予定者について、就業する予定を取消す入力を受け付けるステップと、受け付けた就業する予定の取消について、休業手当の支払い条件として定められた条件に該当するかに基づき、当該条件に該当する場合に就業予定者に対する休業手当の金額を算出するステップと、算出した休業手当の支払情報を生成するステップと、を実行させる。
【発明の効果】
【０００８】
本開示によれば、就業する予定の取消について、休業手当の支払い条件に該当するかに基づき就業予定者に対する休業手当の金額を算出する。これにより、休業手当の支払いを自動で行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
求人管理システム１の全体の構成を示す図である。
図１の端末装置１０の機能的な構成を示すブロック図である。
図１のサーバ２０の機能的な構成を示す図である。
図３の事業者データベース２０２１のデータ構造の例を示す図である。
図３の求職者データベース２０２２のデータ構造の例を示す図である。
図３の求人データベース２０２３のデータ構造の例を示す図である。
求人管理システム１による求人応募受付処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。
求人管理システム１による就業取消処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。
求人管理システム１による休業手当支払処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。
端末装置１０に表示する求人応募情報の画面例を示す図である。
端末装置１０に表示する就業取消処理の画面例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。以下の記載及び図面は、本発明を説明するための例示であって、説明の明確化のため、適宜、省略及び簡略化がなされている。本発明は、他の種々の形態でも実施する事が可能である。特に限定しない限り、各構成要素は単数でも複数でも構わない。以下の説明では、同一の構成には同一の符号を付してある。それらの名称及び機能も同じである。従って、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
（【００１１】以降は省略されています）

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