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公開番号2025104920
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023223104
出願日2023-12-28
発明の名称情報処理装置、情報表示方法、及びプログラム
出願人楽天グループ株式会社
代理人弁理士法人インテクト国際特許事務所,個人,個人
主分類G08G 5/00 20250101AFI20250703BHJP(信号)
要約【課題】複数の無人飛行体を監視するオペレータに対して、より監視に役立つ有用な情報を提供することが可能な情報処理装置、情報表示方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】管理サーバMSは、複数のドローンDnを監視するオペレータOPmのオペレータ端末Tmのドローン監視画面にドローン一覧を表示させ、当該ドローン一覧に示される複数のドローンDnのうちからオペレータOPmにより選択されたドローンDnにより取得された機体情報、及び当該選択されたドローンDnが離着陸可能なドローン拠点Bmにおける拠点機器Emにより取得された拠点情報を含む監視用情報を取得し、当該監視用情報を当該ドローン監視画面に表示させる。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
複数の無人飛行体を監視するオペレータの端末の画面に当該複数の無人飛行体を示す一覧を表示させる第1表示制御手段と、
前記一覧に示される前記複数の無人飛行体のうちから前記オペレータにより選択された無人飛行体により取得された機体情報を取得する第1取得手段と、
前記一覧に示される前記複数の無人飛行体のうちから前記オペレータにより選択された無人飛行体が離着陸可能な拠点における機器により取得された拠点情報を取得する第2取得手段と、
前記第1取得手段により取得された機体情報と、前記第2取得手段により取得された拠点情報とを前記端末の画面に表示させる第2表示制御手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記オペレータが担当する前記複数の無人飛行体が所属する拠点を前記無人飛行体ごとに特定する拠点特定手段を更に備え、
前記第2取得手段は、前記拠点特定手段により特定された拠点のうち、前記オペレータにより選択された無人飛行体が所属する拠点における機器により取得された拠点情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記第2表示制御手段は、前記機体情報及び前記拠点情報が表示される前記画面において前記オペレータに注視を促す部分を強調表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記オペレータにより選択された無人飛行体の現在のステータスまたはフェーズを特定する第1特定手段と、
前記無人飛行体の現在のステータスまたはフェーズに基づいて、前記注視を促す部分を特定する第2特定手段と、
を更に備え、
前記第2表示制御手段は、前記第2特定手段により特定された前記注視を促す部分を強調表示させることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記オペレータにより選択された無人飛行体の現在のステータスまたはフェーズを特定する第1特定手段と、
前記無人飛行体の現在のステータスまたはフェーズに基づいて、前記オペレータの注視を要するタイミングが到来したか否かを判定する判定手段と、
を更に備え、
前記第2表示制御手段は、前記判定手段により前記注視を要するタイミングが到来したと判定された場合に、前記注視を促す部分を強調表示させることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記オペレータにより選択された無人飛行体の現在のステータスまたはフェーズの切り替えを検出する検出手段を更に備え、
前記第2表示制御手段は、前記無人飛行体の現在のステータスまたはフェーズの切り替えが検出されたことに応じて、前記注視を促す部分の強調表示を切り替えさせることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記機体情報には、前記無人飛行体が備えるカメラにより撮像された画像を表す機体画像情報が含まれ、
前記拠点情報には、前記機器が備えるカメラにより撮像された画像を表す拠点画像情報が含まれ、
前記注視を促す部分は、前記機体画像情報により表される画像、または前記拠点画像情報により表させる画像であり、
前記第2表示制御手段は、前記無人飛行体の現在のステータスまたはフェーズの切り替えが検出されたことに応じて、前記画像の強調表示を切り替えさせることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
1または複数のコンピュータにより実行される情報表示方法であって、
複数の無人飛行体を監視するオペレータの端末の画面に当該複数の無人飛行体を示す一覧を表示させるステップと、
前記一覧に示される前記複数の無人飛行体のうちから前記オペレータにより選択された無人飛行体により取得された機体情報を取得するステップと、
前記一覧に示される前記複数の無人飛行体のうちから前記オペレータにより選択された無人飛行体が離着陸可能な拠点における機器により取得された拠点情報を取得するステップと、
前記取得された機体情報と、前記取得された拠点情報とを前記端末の画面に表示させるステップと、
を含むことを特徴とする情報表示方法。
【請求項9】
複数の無人飛行体を監視するオペレータが使用する端末に含まれるコンピュータに、
前記端末の画面に前記複数の無人飛行体を示す一覧を表示させるステップと、
前記一覧に示される前記複数の無人飛行体のうちから前記オペレータにより選択された無人飛行体により取得された機体情報を取得するステップと、
前記一覧に示される前記複数の無人飛行体のうちから前記オペレータにより選択された無人飛行体が離着陸可能な拠点における機器により取得された拠点情報を取得するステップと、
前記取得された機体情報と、前記取得された拠点情報とを前記端末の画面に表示させるステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遠隔から無人飛行体を監視可能な遠隔監視システム等の技術分野に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、ドローン等の無人飛行体を配送サービスに利用することが期待されている。無人飛行体による配送サービスにおいて複数機運航を実現するためには、コストダウン等の観点から、1人のオペレータが複数の無人飛行体を監視することが必要となる。例えば、特許文献1には、複数の飛行体から送信される複数の画像を含む情報の表示の最適化を実現する技術が開示されている。特許文献1に記載の技術によれば、ユーザ端末のユーザインターフェース画面は、各飛行体から送信された画像・動画データを表示するための複数の表示領域61及び62A-62Eを有しており、複数の飛行体のうちユーザによって選択された飛行体から受信された画像・動画データを表示領域62A-62Eに比べて表示面積が大きい表示領域61に表示することにより、ユーザは、選択された飛行体から受信した画像・動画データをより容易に確認することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-195173号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載の技術は、各飛行体から送信される情報を表示するのみである。しかし、複数の無人飛行体を監視するオペレータにとって、無人飛行体からの情報ばかりでなく、無人飛行体が離着陸可能な拠点からの情報についても重要である。
【0005】
そこで、本発明は、上記点等に鑑みてなされたものであり、複数の無人飛行体を監視するオペレータに対して、より監視に役立つ有用な情報を提供することが可能な情報処理装置、情報表示方法、及びプログラムを提供することを課題の一例とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(適用例1)上記課題を解決するために、本適用例に係る情報処理装置は、複数の無人飛行体を監視するオペレータの端末の画面に当該複数の無人飛行体を示す一覧を表示させる第1表示制御手段と、前記一覧に示される前記複数の無人飛行体のうちから前記オペレータにより選択された無人飛行体により取得された機体情報を取得する第1取得手段と、前記一覧に示される前記複数の無人飛行体のうちから前記オペレータにより選択された無人飛行体が離着陸可能な拠点における機器により取得された拠点情報を取得する第2取得手段と、前記第1取得手段により取得された機体情報と、前記第2取得手段により取得された拠点情報とを前記端末の画面に表示させる第2表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0007】
(適用例2)上記課題を解決するために、本適用例に係る情報表示方法は、1または複数のコンピュータにより実行される情報表示方法であって、複数の無人飛行体を監視するオペレータの端末の画面に当該複数の無人飛行体を示す一覧を表示させるステップと、前記一覧に示される前記複数の無人飛行体のうちから前記オペレータにより選択された無人飛行体により取得された機体情報を取得するステップと、前記一覧に示される前記複数の無人飛行体のうちから前記オペレータにより選択された無人飛行体が離着陸可能な拠点における機器により取得された拠点情報を取得するステップと、前記取得された機体情報と、前記取得された拠点情報とを前記端末の画面に表示させるステップと、を含むことを特徴とする。
【0008】
(適用例3)上記課題を解決するために、本適用例に係るプログラムは、複数の無人飛行体を監視するオペレータが使用する端末に含まれるコンピュータに、前記端末の画面に前記複数の無人飛行体を示す一覧を表示させるステップと、前記一覧に示される前記複数の無人飛行体のうちから前記オペレータにより選択された無人飛行体により取得された機体情報を取得するステップと、前記一覧に示される前記複数の無人飛行体のうちから前記オペレータにより選択された無人飛行体が離着陸可能な拠点における機器により取得された拠点情報を取得するステップと、前記取得された機体情報と、前記取得された拠点情報とを前記端末の画面に表示させるステップと、を実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、複数の無人飛行体を監視するオペレータに対して、より監視に役立つ有用な情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
遠隔監視システムSの概要構成例を示す図である。
ドローンDnの概要構成例を示す図である。
オペレータ端末Tmの概要構成例を示す図である。
オペレータOP1のオペレータ端末T1に表示されたドローン監視画面の表示例1を示す図である。
オペレータOP1のオペレータ端末T1に表示されたドローン監視画面の表示例2を示す図である。
管理サーバMSの概要構成例を示す図である。
制御部33における機能ブロック例を示す図である。
オペレータ端末T1及び管理サーバMSにより実行される監視用情報表示処理の一例を示すシーケンス図である。
オペレータ端末T1及び管理サーバMSにより実行される強調表示更新処理の一例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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