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公開番号
2025104750
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023222781
出願日
2023-12-28
発明の名称
音情報の学習支援装置、音情報の学習支援方法、音情報の学習支援プログラム及び記録媒体
出願人
個人
代理人
個人
主分類
G09B
15/00 20060101AFI20250703BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】音楽の合唱の練習や語学の発音の練習等の教育現場における音情報の学習を支援するための音情報の学習支援装置、音情報の学習支援方法、音情報の学習支援プログラム及び記録媒体を提供する。
【解決手段】練習の対象となる複数の音情報を保存する音情報記録手段、音情報記録手段により保存される1又は複数の音情報を選択する音情報選択手段、音情報選択手段により選択された音情報を出力する音出力手段、音出力手段により出力される音情報の消音を含む音量を調節する音量調節手段、音出力手段により出力される音情報をそれぞれ記録し保存する出力音情報記録手段、音出力手段により出力される音情報に対応し発される音声情報を記録し保存する音声情報記録手段、出力音情報記録手段に保存された任意の音情報、音声情報記録手段に保存された音声情報を合成する合成手段、及び合成手段で合成した合成情報を記録し保存する合成情報記録手段とを備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
練習の対象となる複数の音情報を保存する音情報記録手段と
前記音情報記録手段により保存される1又は複数の音情報を選択する音情報選択手段と
前記音情報選択手段により選択された音情報を出力する音出力手段と、
前記音出力手段により出力される音情報の消音を含む音量を調節する音量調節手段と、
前記音出力手段により出力される音情報をそれぞれ記録し保存する出力音情報記録手段と、
前記音出力手段により出力される音情報に対応し発せされる音声情報を記録し保存する音声情報記録手段と、
前記出力音情報記録手段に保存された任意の音情報と、音声情報記録手段に保存された音声情報を合成する合成手段と、
前記合成手段で合成した合成情報を記録し保存する合成情報記録手段と
を備えることを特徴とする音情報の学習支援装置。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記音情報に対応し発される前記音声情報記録手段に記録し保存された前記音声情報を、前記音情報記録手段に保存された前記音情報を判定基準とし、1又は複数の判定項目に定めた所定の閾値に基づき判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果を記録し保存する判定結果記録手段と
を備える、請求項1に記載の音情報の学習支援装置。
【請求項3】
前記判定結果記録手段に保存された判定結果を音出力手段により出力される音情報又は前記音声情報に紐付かせ、前記音情報の出力時、音声情報又は合成情報の再生時に、前記判定結果を表示部に表示するための処理を実行する紐付手段
を備える、請求項2に記載の音情報の学習支援装置。
【請求項4】
前記音情報が、楽曲全体における伴奏、パート毎の伴奏、コーラス、リード、テノール、ソプラノ、アルト、バス等のパート毎の歌唱から選ばれる1又は複数の音情報であり、前記音声情報が練習生の発する歌唱である、請求項1~3のいずれか1項に記載の音情報の学習支援装置。
【請求項5】
前記音情報が文章の読み上げであり、前記音声情報が練習生の発する音声である、請求項1に記載の音情報の学習支援装置。
【請求項6】
音情報記録手段(21)に保存されている練習の対象となる複数の音情報から音情報選択手段(3)により1又は複数の音情報を選択するステップ(ステップ1)と、
前記選択した音情報に対し、音量調節手段(5)により音出力手段(4)から出力される音量を調節し設定するステップ(ステップ2)と、
前記選択した音情報を、音出力手段(4)により出力するステップ(ステップ3)と、
前記選択した音情報の出力情報を出力音情報記録手段(22)に記録し保存するステップ(ステップ4)と、
前記選択した音情報に対応し発される音声情報を音声情報記録手段(23)に記録し保存するステップ(ステップ5)と、
前記出力音情報記録手段(22)に保存された任意の音情報と、音声情報記録手段(23)に保存された音声情報を合成手段(7)により合成するステップ(ステップ6)と、
前記合成手段により合成した合成情報を合成情報記録手段(24)に記録し保存するステップ(ステップ7)と
を備えることを特徴とする音情報の学習支援方法。
【請求項7】
楽曲や文章の読み上げ、単語の発音などの音情報の学習支援プログラムであって、
1又は複数の音情報を選択する音情報選択手段と
前記音情報選択手段により選択された音情報を出力する音出力手段と、
前記音出力手段により出力される音情報の消音を含む音量調節手段と、
前記音出力手段により出力される音情報をそれぞれ記録し保存する出力音情報記録手段と、
前記音出力手段により出力される音情報に対応し発される音声情報を記録し保存する音声情報記録手段と、
前記出力音情報記録手段に保存された任意の音情報と、音声情報記録手段に保存された音声情報を合成する合成手段と、
前記合成手段で合成した合成情報を記録し保存する合成情報記録手段と
により、
練習に必要な音情報を選択し、音量を調節し出力され、出力音情報記録手段により保存される音情報と、前記音情報に対応し発され音声情報記録手段により保存される音声情報を、合成手段により合成し記録し保存する合成情報記録手段を機能させることを特徴とする音情報の学習支援プログラム。
【請求項8】
前記出力音情報記録手段に保存された音情報に対応し発される音声情報記録手段に記録された音声情報を、
前記音情報を判定基準とし、1又は複数の判定項目に定めた所定の閾値に基づき記録情報判定手段により判定し、前記判定の結果を記録し保存する判定結果記録手段を機能させる、請求項7に記載の音情報の学習支援プログラム。
【請求項9】
前記記録情報判定手段による判定の結果を、音出力手段により出力される音情報又は前記音声情報に紐付かせ、前記音情報の出力時又は音声情報の再生時に、前記判定結果を表示部に表示するための処理を実行する紐付手段を機能させる、請求項7に記載の音情報の学習支援プログラム。
【請求項10】
請求項7~9のいずれか一項に記載のプログラムを記録したことを特徴とする音情報の学習支援プログラムを記録した記録媒体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、音楽の合唱や器楽の練習や語学の発音の練習等の教育現場における音情報の学習を支援するための音情報の学習支援装置、音情報の学習支援方法、音情報の学習支援プログラム及び記録媒体に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
教育現場において、例えば、音楽の合唱の練習や語学の発音の練習は、通常、一人の指導者が多数の練習生に対して一斉に発声させながら指導する。また、複数のパート分けをして合唱曲を練習する場合は、パート練習用CDの音を聞かせ、練習生に指定のパートの音とりをさせて練習させる。外国語の単語の発音や文章の読み上げは、指導者の発声の後、練習生がそれを真似て発声させて、発音を練習させる。
【0003】
このような指導や練習は、指導者が主導となって発声させるものである。練習者にとっては受け身の指導であり、特に発声や音程、発音の正確性を気にとめることもない。仮に発声や発音に興味をもっても、教育現場で個別に指導を受けることは難しい。上手く発声、発音できているのかの判断はできず、正確な発声や音程、発音を身につける機会は乏しい。
【0004】
また、指導者は、練習生に正確な発声や音程、発音、そして、それらを習得することによる学びの楽しさや価値に気づかせたい。しかし、一人一人の練習に寄り添って指導をするには、時間的にも体力的にも容易ではない。
【0005】
このような問題を解決する手段として、例えば特許文献1を挙げることができる。特許文献1には、合唱の練習に適した演奏を再生可能な音声再生装置に関する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
実用新案登録第3163184号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に記載の音声再生装置は、複数の音声データが記録されたDVDと、該DVDに記録された前記複数の音声データを再生する再生部と、該再生部から出力される複数の音声出力部とを有し、前記DVDに記録された複数の音声データに対応する複数の音声を前記複数の音声出力部から同時に出力し、複数の音声を同時に聴取できる構成である。このように特許文献1に記載の音声再生装置では、複数の音声が合唱の各パートの音声および合唱のステレオ音声を含んでいる。このため、特許文献1に記載の音声再生装置は、合唱の各パートの音声をそれぞれ別のスピーカから同時に出力させ、それぞれのパート練習を同時にすることができる装置となっている。
【0008】
したがって、特許文献1に記載の音声再生装置を利用すれば、合唱の練習にあたり、練習生は指導者の一斉指導の他に、任意のパートごとに分かれて、そのパートの正確な音声を再生しながら練習することができる。
【0009】
しかし、このような装置では、単に該当のパートを聞きながら、そのパートを練習するだけある。そして、実際に上手く歌えているのか、どうして上手く歌えないのか等、練習生が自身の状況を客観視して課題を的確に把握することは難しい。これにともない、教育現場で求められる、一人ひとりの理解状況や能力・適正に合わせた学び(=個別最適な学び)を実現させることはできない。
【0010】
また、合唱の教材は、一つの楽曲を、人それぞれ異なる声の異なるパートを一つに合わせ、一人では実現できないハーモニーを生み出すことによる一体感や達成感を感覚的に学び、協働性、集中力等を養う魅力ある教材である。単に担当パートを一人で繰り返す単調な練習では、その価値に気づくことなく飽きてしまう。
(【0011】以降は省略されています)
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