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公開番号2025104705
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023222696
出願日2023-12-28
発明の名称手数料算出装置、手数料算出方法、及び手数料算出プログラム
出願人株式会社オービック
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06Q 20/24 20120101AFI20250703BHJP(計算;計数)
要約【課題】分割払いのクレジット商品において、早期完済手数料を商品別・加盟店別にマスタに設定した利率を用いることで、早期完済手数料を柔軟性のある方法かつ低作業負荷で算出することが可能な手数料算出装置を提供すること。
【解決手段】手数料算出装置は、1又は複数の加盟店コード、商品コード、早期完済手数料率(%)を関連付けて登録したマスタと、顧客No、1又は複数の加盟店コード、商品コード、分割手数料総額、総支払回数を含む契約データと、早期完済の対象の契約データについて、1又は複数の加盟店コード及び商品コードをキーとして、前記マスタから早期完済手数料率(%)を取得し、早期完済手数料を、未経過手数料×取得した早期完済手数料率(%)÷100(但し、未経過手数料は、元々予定していた分割手数料金額の中で、早期完済により請求できなくなる分割手数料である)で算出する早期完済処理手段を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
制御部を備え、分割払いのクレジット商品において、早期完済時の早期完済手数料を算出する手数料算出装置であって、
前記制御部は、
１又は複数の加盟店コード、商品コード、早期完済手数料率（％）を関連付けて登録したマスタと、
顧客Ｎｏ、１又は複数の加盟店コード、商品コード、分割手数料総額、総支払回数を含む契約データと、
にアクセス可能に構成されており、
早期完済の対象の契約データについて、１又は複数の加盟店コード及び商品コードをキーとして、前記マスタから早期完済手数料率（％）を取得し、早期完済手数料を、未経過手数料×取得した早期完済手数料率（％）÷１００（但し、未経過手数料は、元々予定していた分割手数料金額の中で、早期完済により請求できなくなる分割手数料である）で算出する早期完済処理手段を備えたことを特徴とする手数料算出装置。
続きを表示（約 890 文字）【請求項２】
前記早期完済処理手段は、画面に、計算結果として、未経過手数料、早期完済手数料、割引手数料＝未経過手数料－早期完済手数料を表示することを特徴とする請求項１に記載の手数料算出装置。
【請求項３】
制御部を備えた情報処理装置が実行する手数料算出方法であって、
前記制御部は、
１又は複数の加盟店コード、商品コード、早期完済手数料率（％）を関連付けて登録したマスタと、
顧客Ｎｏ、１又は複数の加盟店コード、商品コード、分割手数料総額、総支払回数を含む契約データと、
にアクセス可能に構成されており、
前記制御部において実行される、
早期完済の対象の契約データについて、１又は複数の加盟店コード及び商品コードをキーとして、前記マスタから早期完済手数料率（％）を取得し、早期完済手数料を、未経過手数料×取得した早期完済手数料率（％）÷１００（但し、未経過手数料は、元々予定していた分割手数料金額の中で、早期完済により請求できなくなる分割手数料である）で算出する早期完済処理工程を含むことを特徴とする手数料算出方法。
【請求項４】
制御部を備えた情報処理装置に実行させるための手数料算出プログラムであって、
前記制御部は、
１又は複数の加盟店コード、商品コード、早期完済手数料率（％）を関連付けて登録したマスタと、
顧客Ｎｏ、１又は複数の加盟店コード、商品コード、分割手数料総額、総支払回数を含む契約データと、
にアクセス可能に構成されており、
前記制御部に、
早期完済の対象の契約データについて、１又は複数の加盟店コード及び商品コードをキーとして、前記マスタから早期完済手数料率（％）を取得し、早期完済手数料を、未経過手数料×取得した早期完済手数料率（％）÷１００（但し、未経過手数料は、元々予定していた分割手数料金額の中で、早期完済により請求できなくなる分割手数料である）で算出する早期完済処理工程を実行させるための手数料算出プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、手数料算出装置、手数料算出方法、及び手数料算出プログラムに関する。
続きを表示（約 1,900 文字）【背景技術】
【０００２】
例えば、割賦販売では、早期完済を行う場合、残りの返済期間分の手数料（以下、「早期完済手数料」という。なお、「戻し手数料」ともいう）を返却する必要がある。早期完済に関するシステムとして、例えば、特許文献１がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２３－１１０７１９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
従来は、早期完済手数料について、システムで固定の計算方式で算出したり、画面で早期完済の都度、契約別に手数料金額を手入力する方式が採用されていたため、柔軟性に乏しかったり、業務負荷が大きいという課題がある。
【０００５】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、分割払いのクレジット商品において、早期完済手数料を商品別・加盟店別にマスタに設定した利率を用いることで、早期完済手数料を柔軟性のある方法かつ低作業負荷で算出することが可能な手数料算出装置、手数料算出方法、及び手数料算出プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備え、分割払いのクレジット商品において、早期完済時の早期完済手数料を算出する手数料算出装置であって、前記制御部は、１又は複数の加盟店コード、商品コード、早期完済手数料率（％）を関連付けて登録したマスタと、顧客Ｎｏ、１又は複数の加盟店コード、商品コード、分割手数料総額、総支払回数を含む契約データと、にアクセス可能に構成されており、早期完済の対象の契約データについて、１又は複数の加盟店コード及び商品コードをキーとして、前記マスタから早期完済手数料率（％）を取得し、早期完済手数料を、未経過手数料×取得した早期完済手数料率（％）÷１００（但し、未経過手数料は、元々予定していた分割手数料金額の中で、早期完済により請求できなくなる分割手数料である）で算出する早期完済処理手段を備えたことを特徴とする。
【０００７】
また、本発明の一態様によれば、前記早期完済処理手段は、画面に、計算結果として、未経過手数料、早期完済手数料、割引手数料＝未経過手数料－早期完済手数料を表示することにしてもよい。
【０００８】
また、本発明の一態様によれば、制御部を備えた情報処理装置が実行する手数料算出方法であって、前記制御部は、１又は複数の加盟店コード、商品コード、早期完済手数料率（％）を関連付けて登録したマスタと、顧客Ｎｏ、１又は複数の加盟店コード、商品コード、分割手数料総額、総支払回数を含む契約データと、にアクセス可能に構成されており、前記制御部において実行される、早期完済の対象の契約データについて、１又は複数の加盟店コード及び商品コードをキーとして、前記マスタから早期完済手数料率（％）を取得し、早期完済手数料を、未経過手数料×取得した早期完済手数料率（％）÷１００（但し、未経過手数料は、元々予定していた分割手数料金額の中で、早期完済により請求できなくなる分割手数料である）で算出する早期完済処理工程を含むことを特徴とする。
【０００９】
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備えた情報処理装置に実行させるための手数料算出プログラムであって、前記制御部は、１又は複数の加盟店コード、商品コード、早期完済手数料率（％）を関連付けて登録したマスタと、
顧客Ｎｏ、１又は複数の加盟店コード、商品コード、分割手数料総額、総支払回数を含む契約データと、にアクセス可能に構成されており、前記制御部に、早期完済の対象の契約データについて、１又は複数の加盟店コード及び商品コードをキーとして、前記マスタから早期完済手数料率（％）を取得し、早期完済手数料を、未経過手数料×取得した早期完済手数料率（％）÷１００（但し、未経過手数料は、元々予定していた分割手数料金額の中で、早期完済により請求できなくなる分割手数料である）で算出する早期完済処理工程を実行させるための手数料算出プログラムであることを特徴とする。
【発明の効果】
【００１０】
本発明によれば、分割払いのクレジット商品において、早期完済手数料を商品別・加盟店別にマスタに設定した利率を用いることで、早期完済手数料を柔軟性のある方法かつ低作業負荷で算出することが可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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