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公開番号2025103993
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023221797
出願日2023-12-27
発明の名称農作業車、情報処理方法、及びコンピュータプログラム
出願人株式会社クボタ
代理人個人,個人
主分類B60N 2/38 20060101AFI20250702BHJP(車両一般)
要約【課題】シートの座面を保護することができる農作業車、情報処理方法、及びコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】本開示に係る農作業車1は、制御部33を備え、該制御部33は、シート2に関連して設けたセンサ(雨滴検出センサ41,温度センサ42等)からセンサデータを取得し、該センサデータが所定条件を満たした場合に、前記シート2が傾斜するよう制御することを特徴とする。制御部33が、センサデータが所定条件を満たした場合に、シート2が傾斜するよう制御する。センサデータは、シート2に関連して設けたセンサから取得される。シート2の傾斜により、雨又は直射日光等からシート2の座面を保護することができる。制御部33により、シート2は自動的に傾斜する。故に、ユーザが手作業でシート2を傾斜させたりカバーで覆ったりする必要がないので、ユーザの利便性を向上させることができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
制御部を備え、
該制御部は、
シートに関連して設けたセンサからセンサデータを取得し、
該センサデータが所定条件を満たした場合に、前記シートが傾斜するよう制御することを特徴とする農作業車。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記センサは、雨滴を検出する雨滴検出センサを含み、
前記制御部は、
前記雨滴検出センサにより取得した雨滴量データが所定閾値を超える場合に、前記シートの座面角度を、着座位置の第1角度から、雨水を流れ落ちさせるための、前記第1角度よりも大きい第2角度まで傾斜させることを特徴とする請求項1に記載の農作業車。
【請求項3】
前記センサは、温度センサを含み、
前記制御部は、
前記温度センサにより取得した温度データが所定閾値を超える場合に、前記シートの座面を傾斜させることを特徴とする請求項1に記載の農作業車。
【請求項4】
前記センサは、前記シートへの着座を検出する着座検出センサを含み、
前記制御部は、
前記着座検出センサにより取得した着座データが着座を示す場合に、前記シートを傾斜させる制御を実行しないことを特徴とする請求項1に記載の農作業車。
【請求項5】
前記センサは、前記シートの上のオブジェクトの存在を検出する存在検出センサを含み、
前記制御部は、
前記存在検出センサにより取得した存在データが存在を示す場合に、前記シートを傾斜させる制御を実行しないことを特徴とする請求項1に記載の農作業車。
【請求項6】
前記シートが傾斜している場合、
前記制御部は、
第2の所定条件が満たされたときに、前記シートが着座位置に戻るよう制御することを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の農作業車。
【請求項7】
農作業車のシートに関連して設けたセンサからセンサデータを取得し、
該センサデータが所定条件を満たした場合に、前記シートが傾斜するよう制御することを特徴とする情報処理方法。
【請求項8】
農作業車のシートに関連して設けたセンサからセンサデータを取得し、
該センサデータが所定条件を満たした場合に、前記シートが傾斜するよう制御する
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は農作業車、情報処理方法、及びコンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、田植機、トラクタ、コンバイン等の農作業車が広く用いられている。特許文献1に記載の農作業車(文中「農作業機」)の場合、ユーザは農作業車が備えるシート(文中「運転座席」)に座って農作業車を運転することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-059970号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の農作業車は、いわゆるキャブレス(キャビンレス)機であり、シートがキャビンに収容されていない。そこで、シートの座面を雨又は直射日光等から保護する必要がある。
【0005】
本開示の目的は、シートの座面を保護することができる農作業車、情報処理方法、及びコンピュータプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る農作業車は、制御部を備え、該制御部は、シートに関連して設けたセンサからセンサデータを取得し、該センサデータが所定条件を満たした場合に、前記シートが傾斜するよう制御することを特徴とする。
【0007】
本開示にあっては、制御部が、センサデータが所定条件を満たした場合に、シートが傾斜するよう制御する。センサデータは、シートに関連して設けたセンサから取得される。
シートの傾斜により、雨又は直射日光等からシートの座面を保護することができる。
制御部により、シートは自動的に傾斜する。故に、ユーザが手作業でシートを傾斜させたりカバーで覆ったりする必要がないので、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0008】
本開示に係る農作業車は、前記センサは、雨滴を検出する雨滴検出センサを含み、前記制御部は、前記雨滴検出センサにより取得した雨滴量データが所定閾値を超える場合に、前記シートの座面角度を、着座位置の第1角度から、雨水を流れ落ちさせるための、前記第1角度よりも大きい第2角度まで傾斜させることを特徴とする。
【0009】
本開示にあっては、センサが雨滴検出センサを含む。雨滴検出センサは雨滴を検出する。
制御部は、雨滴検出センサにより取得した雨滴量データが所定閾値を超える場合に、シートの座面が傾斜するよう制御する。このとき、シートの座面角度は第1角度から第2角度になる。第1角度は着座位置の座面角度である。第2角度は雨水を流れ落ちさせるための座面角度であり、第1角度よりも大きい。
【0010】
雨滴量データが所定閾値を超える場合とは、例えば雨天時である。この場合、座面角度が第1角度である座面には水たまりが形成される虞がある。しかしながら、座面角度が第2角度である座面からは雨水が流れ落ちるので、座面に水たまりが形成されにくい。
(【0011】以降は省略されています)

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