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公開番号
2025103815
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023221463
出願日
2023-12-27
発明の名称
撮影制御装置、放射線撮影システム、撮影制御方法及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
A61B
6/00 20240101AFI20250702BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】検査と検査依頼情報との関連付けを効率的に行うこと。
【解決手段】撮影制御装置は、複数の検査依頼情報を外部装置から取得する取得部と、複数の検査を行うために一時的に生成された複数の検査情報のうち、一の検査情報と関連付けられている検査依頼情報に含まれる少なくとも一部の情報と共通する情報を用いて、複数の検査依頼情報から絞り込まれた検査依頼情報を、複数の検査情報のうち、他の検査情報に対する関連付け対象の検査依頼情報として選択する選択部と、関連付け対象の検査依頼情報と、他の検査情報とを関連付ける関連付け部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の検査依頼情報を外部装置から取得する取得部と、
複数の検査を行うために一時的に生成された複数の検査情報のうち、一の検査情報と関連付けられている検査依頼情報に含まれる少なくとも一部の情報と共通する情報を用いて、前記複数の検査依頼情報から絞り込まれた検査依頼情報を、前記複数の検査情報のうち、他の検査情報に対する関連付け対象の検査依頼情報として選択する選択部と、
前記関連付け対象の検査依頼情報と、前記他の検査情報とを関連付ける関連付け部と、
を備える撮影制御装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記共通する情報には、前記複数の検査を受ける被検者を特定するための被検者情報、または、前記被検者の撮影部位の情報が含まれ、
前記選択部は、前記被検者情報のうち、少なくとも一部の情報が共通する検査依頼情報を、関連付け対象の検査依頼情報として選択する請求項1に記載の撮影制御装置。
【請求項3】
前記複数の検査情報を生成することが可能な検査情報生成部を更に備え、
前記選択部は、前記複数の検査のうち、関連付けされていない、残りの検査情報の数と、残りの検査依頼情報の数とが同じである場合、
前記残りの検査情報に対する関連付け対象として、前記残りの検査依頼情報を選択する請求項2に記載の撮影制御装置。
【請求項4】
前記選択部は、前記残りの検査情報が複数存在する場合には、前記複数の検査の実施順に前記残りの検査情報をソートし、
前記残りの検査依頼情報が複数存在する場合には、前記検査依頼情報の発行順、前記検査依頼情報の受信順、前記検査依頼情報に含まれる検査日時のうち、いずれか一つの情報に基づいてソートし、
前記残りの検査情報のそれぞれに対する関連付け対象として、前記残りの検査依頼情報のそれぞれを選択する請求項3に記載の撮影制御装置。
【請求項5】
前記選択部は、前記複数の検査のうち、関連付けされていない、残りの検査情報の数と、残りの検査依頼情報の数とが同じでない場合、
前記残りの検査情報のそれぞれについて、前記被検者の撮影部位の情報のうち、少なくとも一部の情報が共通する検査依頼情報を、関連付け対象の検査依頼情報として、前記残りの検査依頼情報から選択する請求項3に記載の撮影制御装置。
【請求項6】
前記選択部は、前記複数の検査情報に対する関連付け対象として選択した複数の検査依頼情報において、前記共通する情報とは異なる情報が含まれている場合に、前記選択した前記複数の検査依頼情報の間における関連性の相違を報知する報知表示を表示部に表示させる請求項3に記載の撮影制御装置。
【請求項7】
前記選択部は、前記他の検査情報と、当該他の検査情報に対する関連付け対象として、前記複数の検査依頼情報から選択された少なくとも一つの検査依頼情報を表示部に表示させる請求項2に記載の撮影制御装置。
【請求項8】
前記選択部は、操作者の確認結果を受け付け可能な操作入力部を前記表示部に表示させ、
前記関連付け部は、前記操作入力部からの入力に基づいて、前記関連付け対象の検査依頼情報と、前記他の検査情報とを関連付ける請求項7に記載の撮影制御装置。
【請求項9】
前記選択部は、前記複数の検査依頼情報から絞り込まれた検査依頼情報を、前記他の検査情報に対する関連付け対象の検査依頼情報として自動的に選択し、
前記関連付け部は、前記選択部により選択された前記関連付け対象の検査依頼情報と、前記他の検査情報とを自動的に関連付ける請求項1に記載の撮影制御装置。
【請求項10】
前記取得部は、
前記複数の検査依頼情報において、前記他の検査情報に対する関連付け対象の検査依頼情報が存在しない場合に、前記一の検査情報と関連付けられている検査依頼情報に含まれる情報を検索条件として指定した取得要求を前記外部装置に送り、
前記検索条件に基づいて検索された検査依頼情報を、前記外部装置から追加取得する請求項1に記載の撮影制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
開示の技術は、撮影制御装置、放射線撮影システム、撮影制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、医用分野では情報化が推進されており、例えば、HIS(Hospital Information System)やRIS(Radiological Information System)と呼ばれる医用情報管理システムが利用されている。また、モダリティとしての画像取得装置等もデジタル化が進んでおり、HISやRISの医用情報管理システムから受信した検査依頼情報に基づいて撮影を行うことが一般的である。この検査依頼情報には患者IDや患者名等の患者情報をはじめとして、撮影を行う手技等といった撮影情報が含まれる。
【0003】
しかしながら、緊急に搬送された重症の患者を撮影する際には、撮影前にあらかじめ患者名等を知ることは困難である。特許文献1では、このような状況に対応するため、一時的にダミーの撮影情報で検査依頼情報を作成し、モダリティは検査依頼情報に基づき撮影を行った後に、RISで正しい検査依頼情報を作成して、モダリティで関連付けを行い、撮影情報を後から修正することが可能なワークフローが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-186741号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のワークフローでは、複数の検査が設定されている緊急患者の検査において、それぞれの検査に対して検査依頼情報を関連付ける場合には、関連付け対象ではない検査依頼情報も表示装置に同時に表示されることが生じ得る。このような場合、関連付け対象ではない検査依頼情報と、正しい検査依頼情報とが混在する画面表示の中から正しい検査依頼情報を選択して関連付けを繰り返し行うことが必要とされる。
【0006】
開示の技術は、上記の課題に鑑み、検査と検査依頼情報との関連付けを効率的に行うことが可能な技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
開示の技術の一態様の撮影制御装置は、複数の検査依頼情報を外部装置から取得する取得部と、
複数の検査を行うために一時的に生成された複数の検査情報のうち、一の検査情報と関連付けられている検査依頼情報に含まれる少なくとも一部の情報と共通する情報を用いて、前記複数の検査依頼情報から絞り込まれた検査依頼情報を、前記複数の検査情報のうち、他の検査情報に対する関連付け対象の検査依頼情報として選択する選択部と、
前記関連付け対象の検査依頼情報と、前記他の検査情報とを関連付ける関連付け部と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、検査と検査依頼情報との関連付けを効率的に行うことが可能になる。初回に関連付けした検査依頼情報を元に、複数の検査依頼情報の中から関連性の高い検査依頼情報を抽出することができるため、操作者のミスを低減し、効率的に関連付けを行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施形態の放射線撮影システムの構成例を示す図。
第1の実施形態の放射線撮影装置の制御部の構成例を示す図。
第1の実施形態における撮影プロトコル入力画面の表示例を示す図。
第1の実施形態における撮影画面の表示例を示す図。
第1の実施形態における検査情報関連付け画面の表示例を示す図。
第1の実施形態における選択処理の流れを説明する図。
第1の実施形態における1回目の選択処理の流れを説明する図。
第1の実施形態における検査情報関連付け画面の表示例を示す図。
第1の実施形態を示し、2回目の選択処理を示すフローチャート。
第1の実施形態における警告画面(アラート画面)の表示例を示す図。
第2の実施形態における1回目の選択処理の流れを説明する図。
第3の実施形態における1回目の選択処理の流れを説明する図。
第4の実施形態の放射線撮影装置の制御部の構成例を示す図。
第4の実施形態における検査情報関連付け画面の表示例を示す図。
第4の実施形態における保留検査リスト画面の表示例を示す図。
第4の実施形態における選択処理の流れを説明する図。
第4の実施形態において、図16の選択処理の後に表示部に表示される検査情報関連付け画面の表示例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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