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公開番号
2025103023
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2025064579,2023539252
出願日
2025-04-09,2020-12-28
発明の名称
中継通信方法および装置
出願人
華為技術有限公司
,
HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
代理人
弁理士法人ITOH
主分類
H04W
72/27 20230101AFI20250701BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】上りリンク-下りリンク伝送境界を正確に決定し、干渉雑音の影響を低減し、通信品質を改善する中継通信方法および装置を提供する。
【解決手段】通信システムにおいて、中継デバイスは、ホスト・デバイスによって送信された第1の情報を受信し、一つまたは複数の時間領域資源ユニットを含む第1の時間領域資源セット内の第1の時間領域資源ユニット上で、増幅転送機能をオンにするかどうかを決定するために使用される第1の情報に基づいて、中継転送を実行し、第1の時間領域資源ユニットが上りリンク伝送のために構成されていれば、第1の時間領域資源ユニットで上りリンク増幅転送機能をオンにする。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
中継通信方法であって:
中継デバイスによって、アクセス・ネットワーク・デバイスによって送信された第1の情報を受信する段階であって、前記第1の情報は、第1の時間領域資源セットにおける第1の時間領域資源ユニットで増幅転送機能をオンにすることを示し、前記第1の時間領域資源セットは、一つまたは複数の時間領域資源ユニットを含み、前記第1の時間領域資源ユニットは、前記第1の時間領域資源セットにおけるいずれかの時間領域資源ユニットである、段階と;
前記中継デバイスによって、前記第1の情報に基づいて中継転送を実行する段階とを含む、
方法。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
前記中継デバイスによって、前記第1の情報に基づいて中継転送を実行することは:
前記第1の時間領域資源ユニットが上りリンク伝送のために構成されていれば、前記中継デバイスによって、前記第1の時間領域資源ユニットで上りリンク増幅転送機能をオンにすること;または
前記第1の時間領域資源ユニットが下りリンク伝送のために構成されていれば、前記中継デバイスによって、前記第1の時間領域資源ユニットで下りリンク増幅転送機能をオンにすること;または
前記第1の時間領域資源ユニットが少なくとも1つの第1の時間領域資源サブユニットおよび少なくとも1つの第2の時間領域資源サブユニットを含み、前記第1の時間領域資源サブユニットが上りリンク伝送のために構成され、前記第2の時間領域資源サブユニットが下りリンク伝送のために構成されていれば、前記中継デバイスによって、前記少なくとも1つの第1の時間領域資源サブユニットで上りリンク増幅転送機能をオンにし、前記少なくとも1つの第2の時間領域資源サブユニットで下りリンク増幅転送機能をオンにすることを含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記中継デバイスによって、前記第1の情報に基づいて中継転送を実行する前に、当該方法はさらに:
前記中継デバイスによって、共通TDD構成を受信すること、または
前記中継デバイスによって、専用TDD構成を受信することを含む、
請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
当該方法がさらに:
前記共通TDD構成または前記専用TDD構成に基づいて、前記第1の時間領域資源セットにおける、上りリンク転送のために使用される時間領域資源および下りリンク転送のために使用される時間領域資源を決定する段階を含む、
請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記決定する段階が:
前記第1の時間領域資源セットにおける上りリンク・スロット/シンボルが上りリンク転送のために使用されるスロット/シンボルであること;
前記第1の時間領域資源セットにおける下りリンク・スロット/シンボルが下りリンク転送のために使用されるスロット/シンボルであること;
前記第1の時間領域資源セットにおけるフレキシブル・スロット/シンボルが上りリンク転送および下りリンク転送のために使用されないスロット/シンボルであることを含む、
請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記中継デバイスによって前記第1の情報に基づいて中継転送を実行する前に、当該方法はさらに:
前記中継デバイスによって、第2の情報を受信する段階であって、前記第2の情報は、以下の情報、すなわち、第1の周期における上りリンク伝送の開始位置、前記第1の周期における上りリンク伝送の終了位置、前記第1の周期における下りリンク伝送の開始位置、および前記第1の周期における下りリンク伝送の終了位置のうちの少なくとも1つを示す、段階と;
前記中継デバイスによって、前記第2の情報に基づいて、前記第1の時間領域資源セットにおける、上りリンク転送のために使用される時間領域資源および下りリンク転送のために使用される時間領域資源を決定する段階であって、前記第1の時間領域資源セットは、前記第1の周期における一つまたは複数の時間領域資源を含む、段階とを含む、
請求項1または2に記載の方法。
【請求項7】
前記中継デバイスの下りリンク転送タイミングが前記中継デバイスの下りリンク受信タイミングと同じである、請求項1ないし6のうちいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記中継デバイスの上りリンク転送タイミングが前記中継デバイスの制御リンクの上りリンク・タイミングと同じである、請求項1ないし7のうちいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
中継通信方法であって:
アクセス・ネットワーク・デバイスによって、第1の情報を決定する段階であって、前記第1の情報は、第1の時間領域資源セットにおける第1の時間領域資源ユニットで増幅転送機能をオンにすることを示し、前記第1の時間領域資源セットは、一つまたは複数の時間領域資源ユニットを含み、前記第1の時間領域資源ユニットは、前記第1の時間領域資源セットにおけるいずれかの時間領域資源ユニットである、段階と;
前記アクセス・ネットワーク・デバイスによって、前記第1の情報を前記中継デバイスに送信する段階とを含む、
方法。
【請求項10】
当該方法はさらに:
前記アクセス・ネットワーク・デバイスによって、共通TDD構成を送信すること、または
前記アクセス・ネットワーク・デバイスによって、専用TDD構成を受信することを含む、
請求項9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願は、通信技術の分野に関し、特に、中継通信方法および装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
無線およびモバイル通信において、基地局および端末デバイスは、増加する伝送レートに対するユーザーの要件を満たすために伝送帯域幅を増加させる。より大きな伝送帯域幅を得るために、モバイル通信システムは、より高いキャリア周波数のスペクトル資源を使用する。高い周波数帯域は、より多くのスペクトル資源を提供することができるが、高い周波数帯域の電磁波は、大きな伝搬減衰および弱い回折能力などの欠点も有する。したがって、高い周波数帯域で展開されるセルラー通信システムがエリアの完全なカバレッジを実装することはより困難である。すなわち、カバレッジ・ホールが発生する可能性がある。典型的なカバレッジ・ホールは、建物によって遮られたエリア、屋内エリアなどを含む。無線通信システムにおけるカバレッジ問題を解決するために中継ノードが使用されることができる。典型的な中継システムは、増幅転送(amplify-and-forward、AF)中継などを含む。
【0003】
AF中継では、基地局によって送信された下りリンク信号を受信した後に、中継ノードが下りリンク信号を直接転送するか、またはユーザー機器(user equipment、UE)によって送信された上りリンク信号を受信した後に、中継ノードが上りリンク信号を転送する。中継性能を向上させるために、中継ノードは、上りリンク信号および下りリンク信号を増幅するときに異なる稼働モードを使用する。この場合、中継ノードは、中継ノードによって実行される上りリンク転送および下りリンク転送のための時間窓を正確に決定する必要がある。
【0004】
現在、中継ノードは、エンベロープ検出を通じて基地局の時分割複信(time division duplex、TDD)構成を決定して、対応する稼働モードを調整することができる。しかしながら、エンベロープ検出の精度は限られており、上りリンク‐下りリンク伝送境界は正確に決定できず、性能損失をもたらす。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本願は、従来技術におけるエンベロープ検出を通じて上りリンク‐下りリンク構成を決定する精度が低いという問題を解決するために、中継通信方法および装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の側面によれば、本願のある実施形態は、下記を含む中継通信方法を提供する:中継デバイスが、ホスト・デバイスによって送信された第1の情報を受信し、該第1の情報は、中継デバイスが第1の時間領域資源セット内の第1の時間領域資源ユニット〔時間領域資源単位〕上で増幅転送機能をオンにするかどうかを決定するために使用され、第1の時間領域資源セットは、一つまたは複数の時間領域資源ユニットを含み、第1の時間領域資源ユニットは、第1の時間領域資源セット内の任意の時間領域資源ユニットである。中継デバイスは、第1の情報に基づいて中継転送を実行する。
【0007】
本願のこの実施形態では、ホスト・デバイスは、第1の情報を使用することによって、中継デバイスが増幅転送機能をオン/オフにする時間領域資源ユニットを示し、それにより、中継デバイスは、上りリンク‐下りリンク伝送境界を正確に決定し、干渉雑音の影響を低減し、通信品質をさらに改善することができる。
【0008】
中継デバイスが上りリンク‐下りリンク伝送のTDD構成を取得した後、中継デバイスは、上りリンク・スロット(またはシンボル)において上りリンク増幅および転送を実行し、下りリンク・スロット(またはシンボル)において下りリンク増幅および転送を実行する。しかしながら、ホスト・デバイスが中継デバイスによってサービスされるUEをスケジュールしないとき、中継デバイスの連続的な稼働は、干渉雑音の増幅を引き起こすことがあり、ホスト・デバイスまたはUEによる受信に対する干渉を引き起こす。上りリンク増幅が一例として使用される。いくつかの上りリンク・スロットでは、中継デバイスによってサービスされるUEは、ホスト・デバイスによってスケジュールされない。すなわち、どのUEも上りリンク伝送を実行しない。この場合、中継デバイスの増幅された上りリンク信号は干渉雑音のみを含み、ネットワーク・デバイスによる上りリンク受信に対する干渉を引き起こす。しかしながら、本願のこの実施形態では、ホスト・デバイスは、中継転送がオン/オフにされる時間窓を中継デバイスに示し、その結果、中継デバイスは、中継転送がオフにされる時間窓においては受信信号を増幅および転送しない。これは、ホスト・デバイスが中継デバイスによってサービスされる端末デバイスをスケジュールしないときに、中継デバイスが受信された干渉信号を増幅して転送し、ホスト・デバイスおよび端末デバイスによる受信に対する干渉を引き起こすケースを回避することができ、中継デバイスの電力消費を低減することができる。
【0009】
ある可能な設計では、第1の情報は、第1の時間領域資源ユニットで増幅転送機能をオフにすることを示してもよく、または第1の情報は、第1の時間領域資源ユニットで増幅転送機能をオンにすることを示す。前述の設計では、第1の情報が増幅転送機能を示すとき、転送方向は区別されなくてもよい。
【0010】
ある可能な設計では、第1の情報は、以下の情報、すなわち、第1の時間領域資源セットのオフ・パターンおよび第1の時間領域資源セットのオン・パターンのうちの少なくとも1つを含む。オフ・パターンは、第1の時間領域資源セットにおいて増幅転送機能がオフ状態にある時間領域資源ユニットの位置を示す。オン・パターンは、第1の時間領域資源セットにおいて増幅転送機能がオン状態にある時間領域資源ユニットの位置を示す。
(【0011】以降は省略されています)
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