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公開番号2025102309
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023219658
出願日2023-12-26
発明の名称表示装置、システム、表示装置の制御方法、プログラム、記録媒体及び映像出力方法
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H04N 21/436 20110101AFI20250701BHJP(電気通信技術)
要約【課題】異なる規格に対応した装置であっても、適切な表示能力に応じて映像を出力可能な表示装置等を提供する。
【解決手段】HDMI規格に準拠して他の装置が接続された表示装置において、前記表示装置が表示可能な映像フォーマットの情報を1又は複数含む第1の情報を記憶する記憶部と、前記他の装置から前記表示装置が表示可能な映像フォーマットの情報を1又は複数含む第2の情報を受信する受信部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記第1の情報と、前記第2の情報とが異なるときは、前記他の装置が処理可能な情報に変更して前記第1の情報を記憶する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
HDMI規格に準拠して他の装置が接続された表示装置において、
前記表示装置が表示可能な映像フォーマットの情報を1又は複数含む第1の情報を記憶する記憶部と、
前記他の装置から前記表示装置が表示可能な映像フォーマットの情報を1又は複数含む第2の情報を受信する受信部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記第1の情報と、前記第2の情報とが異なるときは、前記他の装置が処理可能な情報に変更して前記第1の情報を記憶する
表示装置。
続きを表示(約 2,200 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記第1の情報が、前記第2の情報より大きいときは、前記第2の情報のサイズとなるように、前記第1の情報に含まれる映像フォーマットの情報を特定する
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記表示装置が表示可能な前記映像フォーマットの情報は、前記HDMI規格の第1の規格に適合した映像フォーマットの情報と、前記HDMI規格の第1の規格より古い第2の規格に適合した映像フォーマットの情報とを含んでおり、
前記他の装置が、第2の情報のサイズとなるように、前記第1の情報に含まれる映像フォーマットのうち、前記第1の規格に適合した映像フォーマットの情報の一部を、前記第2の規格に適合した映像フォーマットの情報に置き換えて記憶する
請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記表示装置が表示可能な前記映像フォーマットの情報は、前記HDMI規格の第1の規格に適合した映像フォーマットの情報と、前記HDMI規格の第1の規格より古い第2の規格に適合した映像フォーマットの情報とを含んでおり、
前記制御部は、
前記第1の情報に含まれている前記第1の規格に適合したフォーマットの情報を、前記第2の規格に適合した映像フォーマットの形式の情報に変換する
請求項1に記載の表示装置。
【請求項5】
前記第1の規格は、HDMI2.1の規格であり、前記第2の規格はHDMI1.4の規格であって、
前記第1の情報及び前記第2の情報はEDIDである
請求項3又は4に記載の表示装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記他の装置に対して、第1の情報を読み出すトリガーとなる信号を、前記他の装置に送信する
請求項1に記載の表示装置。
【請求項7】
HDMI規格に準拠して他の装置が接続された表示装置において、
前記表示装置が表示可能な映像フォーマットの情報を1又は複数含む第1の情報を記憶する記憶部と、
前記他の装置から前記表示装置が表示可能な映像フォーマットの情報を1又は複数含む第2の情報を受信する受信部と、
制御部と、を備え、
前記表示装置が表示可能な前記映像フォーマットの情報は、前記HDMI規格の第1の規格に適合した映像フォーマットの情報と、前記HDMI規格の第1の規格より古い第2の規格に適合した映像フォーマットの情報とを含んでおり、
前記制御部は、
前記他の装置が、前記第2の規格に適合した映像フォーマットの情報のみを利用可能なときは、前記第1の規格に適合した映像フォーマットの情報を、前記第1の規格に適合した映像フォーマットの情報に変換する
表示装置。
【請求項8】
シンク装置と、ソース装置とが中継装置を介してHDMI規格に準拠して接続可能なシステムにおいて、
前記シンク装置は、当該シンク装置が表示可能な映像フォーマットの情報を1又は複数含む第1の情報を記憶し、
前記中継装置は、前記シンク装置から第1の情報を読み出して、当該中継装置で記憶可能な映像フォーマットの情報を第2の情報として記憶し、
前記シンク装置は、前記中継装置から前記第2の情報を読み出し、当該第2の情報のサイズが、前記第1の情報より小さいときは、前記中継装置が前記第2の情報として記憶可能なサイズとなるように映像フォーマットを選択して再度第1の情報として記憶し、
前記中継装置は、前記シンク装置から再度前記第1の情報を読み出して、前記第2の情報として記憶し、
前記ソース装置は、前記中継装置から、前記第2の情報を読み出し、前記第2の情報に含まれる映像フォーマットの中から最も高解像度として出力可能な映像フォーマットを選択し、映像を出力する
システム。
【請求項9】
前記シンク装置が表示可能な前記映像フォーマットの情報は、前記HDMI規格の第1の規格に適合した映像フォーマットの情報と、前記HDMI規格の第1の規格より新しい第2の規格に適合した映像フォーマットの情報とを含んでおり、
前記シンク装置が、前記中継装置で記憶可能なサイズとなるように、前記第1の映像情報に含まれる映像フォーマットのうち、前記第1の規格に適合した映像フォーマットの情報の一部を、前記第2の規格に適合した映像フォーマットの情報に置き換えて再度前記第1の情報として記憶する
請求項8に記載のシステム。
【請求項10】
HDMI規格に準拠して他の装置が接続された表示装置の制御方法において、
前記表示装置が表示可能な映像フォーマットの情報を1又は複数含む第1の情報を記憶するステップと、
前記他の装置から前記表示装置が表示可能な映像フォーマットの情報を1又は複数含む第2の情報を受信するステップと、
前記第1の情報と、前記第2の情報とが異なるときは、前記他の装置が処理可能な情報に変更して前記第1の情報を記憶するステップと、
を含む制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、表示装置等に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に示すように、ソース装置、シンク装置、リピーター装置とを含むシステムが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許4753880号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、例えば、異なる規格に対応した装置であっても、適切な表示能力に応じて映像を出力可能な表示装置等を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の表示装置は、HDMI規格に準拠して他の装置が接続された表示装置において、前記表示装置が表示可能な映像フォーマットの情報を1又は複数含む第1の情報を記憶する記憶部と、前記他の装置から前記表示装置が表示可能な映像フォーマットの情報を1又は複数含む第2の情報を受信する受信部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記第1の情報と、前記第2の情報とが異なるときは、前記他の装置が処理可能な情報に変更して前記第1の情報を記憶する。
【0006】
本開示の表示装置は、HDMI規格に準拠して他の装置が接続された表示装置において、前記表示装置が表示可能な映像フォーマットの情報を1又は複数含む第1の情報を記憶する記憶部と、前記他の装置から前記表示装置が表示可能な映像フォーマットの情報を1又は複数含む第2の情報を受信する受信部と、制御部と、を備え、前記表示装置が表示可能な前記映像フォーマットの情報は、前記HDMI規格の第1の規格に適合した映像フォーマットの情報と、前記HDMI規格の第1の規格より新しい第2の規格に適合した映像フォーマットの情報とを含んでおり、前記制御部は、前記他の装置が、前記第1の規格に適合した映像フォーマットの情報のみを利用可能なときは、前記第2の規格に適合したフォーマット情報を、前記第1の規格に適合した映像フォーマットの形式の情報に変換する。
【0007】
本開示のシステムは、シンク装置と、ソース装置とがリピーター装置を介してHDMI規格に準拠して接続可能なシステムにおいて、前記シンク装置は、当該シンク装置が表示可能な映像フォーマットの情報を1又は複数含む第1の情報を記憶し、前記中継装置は、前記シンク装置から第1の情報を読み出して、当該中継装置で記憶可能な映像フォーマットの情報を第2の情報として記憶し、前記シンク装置は、前記中継装置から前記第2の情報を読み出し、当該第2の情報のサイズが、前記第1の情報より小さいときは、前記中継装置が前記第2の情報として記憶可能なサイズとなるように映像フォーマットを選択して再度第1の情報として記憶し、前記中継装置は、前記シンク装置から再度前記第1の情報を読み出して、前記第2の情報として記憶し、前記ソース装置は、前記中継装置から、前記第2の情報を読み出し、前記第2の情報に含まれる映像フォーマットの中から最も高解像度として出力可能な映像フォーマットを選択し、映像を出力する。
【0008】
本開示の制御方法は、HDMI規格に準拠して他の装置が接続された表示装置の制御方法において、前記表示装置が表示可能な映像フォーマットの情報を1又は複数含む第1の情報を記憶するステップと、前記他の装置から前記表示装置が表示可能な映像フォーマットの情報を1又は複数含む第2の情報を受信するステップと、前記第1の情報と、前記第2の情報とが異なるときは、前記他の装置が処理可能な情報に変更して前記第1の情報を記憶するステップと、を含む。
【0009】
本開示のプログラムは、HDMI規格に準拠して他の装置が接続されたコンピュータにおいて実行されるプログラムであって、前記表示装置が表示可能な映像フォーマットの情報を1又は複数含む第1の情報を記憶する機能と、前記他の装置から前記表示装置が表示可能な映像フォーマットの情報を1又は複数含む第2の情報を受信する機能と、前記第1の情報と、前記第2の情報とが異なるときは、前記他の装置が処理可能な情報に変更して前記第1の情報を記憶する機能と、を実行する。
【0010】
本開示の映像出力方法は、シンク装置と、ソース装置とがリピーター装置を介してHDMI規格に準拠して接続可能なシステムにおける映像出力方法であって、前記シンク装置は、当該シンク装置が表示可能な映像フォーマットの情報を1又は複数含む第1の情報を記憶し、前記中継装置は、前記シンク装置から第1の情報を読み出して、当該中継装置で記憶可能な映像フォーマットの情報を第2の情報として記憶し、前記シンク装置は、前記中継装置から前記第2の情報を読み出し、当該第2の情報のサイズが、前記第1の情報より小さいときは、前記中継装置が前記第2の情報として記憶可能なサイズとなるように映像フォーマットを選択して再度第1の情報として記憶し、前記中継装置は、前記シンク装置から再度前記第1の情報を読み出して、前記第2の情報として記憶し、前記ソース装置は、前記中継装置から、前記第2の情報を読み出し、前記第2の情報に含まれる映像フォーマットの中から最も高解像度として出力可能な映像フォーマットを選択し、映像を出力する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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