TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025102004
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023219145
出願日
2023-12-26
発明の名称
モビリティ、遠隔サポートシステム、及び遠隔サポート方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類
G08G
1/09 20060101AFI20250701BHJP(信号)
要約
【課題】遠隔サポートを要求するモビリティに対する遠隔サポータ及び遠隔サポート端末の少なくとも一方の割り当てに関する管理装置の処理負荷を軽減する。
【解決手段】モビリティは、管理装置を介して遠隔サポートを受ける。モビリティは、1又は複数のプロセッサを備える。1又は複数のプロセッサは、遠隔サポータ及び遠隔サポータによって使用される遠隔サポート端末の少なくとも一方をモビリティに割り当てるために管理装置によって実行される割当処理の基礎となるスコアを算出し、算出されたスコアを管理装置に送信するように構成されている。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
管理装置を介して遠隔サポートを受けるモビリティであって、
1又は複数のプロセッサを備え、
前記1又は複数のプロセッサは、
遠隔サポータ及び前記遠隔サポータによって使用される遠隔サポート端末の少なくとも一方を前記モビリティに割り当てるために前記管理装置によって実行される割当処理の基礎となるスコアを算出し、
算出された前記スコアを前記管理装置に送信する
ように構成された
モビリティ。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のモビリティであって、
前記割当処理は、前記モビリティを含む複数のモビリティのそれぞれからの前記スコアに基づく割り当て順序に従って、前記複数のモビリティのそれぞれに対して遠隔サポータ及び遠隔サポート端末の少なくとも一方を割り当てることを含み、
前記1又は複数のプロセッサによって算出される前記スコアは、前記複数のモビリティのそれぞれからの前記遠隔サポートの要求の緊急度を示し、且つ前記割り当て順序の設定の基礎となるものである
モビリティ。
【請求項3】
請求項2に記載のモビリティであって、
前記1又は複数のプロセッサは、前記モビリティの状態を示すモビリティ状態情報に基づいて、前記スコアを算出する
モビリティ。
【請求項4】
請求項2又は3に記載のモビリティであって、
前記1又は複数のプロセッサは、前記モビリティのユーザの状態を示すユーザ状態情報、及び前記ユーザに対する前記遠隔サポートのサービスの状態を示すサービス状態情報の少なくとも一方に基づいて、前記スコアを算出する
モビリティ。
【請求項5】
請求項2に記載のモビリティであって、
前記モビリティに搭乗しているユーザが操作器を操作して前記遠隔サポートを要求した場合、前記1又は複数のプロセッサは、前記緊急度が高いことを示す所定値を前記スコアとして設定する
モビリティ。
【請求項6】
請求項3に記載のモビリティであって、
前記モビリティ状態情報は、前記モビリティの航続可能距離の情報を含み、
前記スコアは、前記航続可能距離が短いほど高くなる第1スコア成分を含む
モビリティ。
【請求項7】
請求項3に記載のモビリティであって、
前記モビリティ状態情報は、前記モビリティの通信状態の情報を含み、
前記スコアは、前記通信状態が悪いほど高くなる第2スコア成分を含む
モビリティ。
【請求項8】
請求項3に記載のモビリティであって、
前記モビリティは、自律移動制御を行う制御装置を含み、
前記モビリティ状態情報は、前記制御装置の異常度の情報を含み、
前記スコアは、前記異常度が高いほど高くなる第3スコア成分を含む
モビリティ。
【請求項9】
請求項4に記載のモビリティであって、
前記ユーザ状態情報は、前記モビリティに搭乗している前記ユーザの健康状態の情報を含み、
前記スコアは、前記健康状態が悪いほど高くなる第4スコア成分を含む
モビリティ。
【請求項10】
請求項4に記載のモビリティであって、
前記サービス状態情報は、前記ユーザへの前記サービスの開始までの遅延時間の情報を含み、
前記スコアは、前記遅延時間が長いほど高くなる第5スコア成分を含む
モビリティ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、モビリティの遠隔サポートに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、自動運転車の遠隔制御を管理する管制装置を開示している。管制装置は、遠隔制御の対象車に対して遠隔制御を実行する順序である処理順序を決定し、決定された処理順序に従って遠隔制御の作業をオペレータに割り当てる。処理順序は、対象車の遠隔制御に掛かる作業時間及び優先度の算出結果に基づいて決定される。優先度は、対象車の周辺の交通状況等の様々な情報に基づいて算出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-185279号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術によれば、管制装置は、オペレータの割り当てのために用いる優先度を様々な情報に基づいて算出する。このため、オペレータの割り当てに関する管制装置の処理負荷が大きくなってしまう。より具体的には、同じ時期に遠隔制御を要求する対象車の数が増えるほど、管制装置の処理負荷が増大する。
【0005】
本開示の1つの目的は、遠隔サポートを要求するモビリティに対する遠隔サポータ及び遠隔サポート端末の少なくとも一方の割り当てに関する管理装置の処理負荷を軽減することができる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係るモビリティは、管理装置を介して遠隔サポートを受ける。モビリティは、1又は複数のプロセッサを備える。1又は複数のプロセッサは、遠隔サポータ及び遠隔サポータによって使用される遠隔サポート端末の少なくとも一方をモビリティに割り当てるために管理装置によって実行される割当処理の基礎となるスコアを算出し、算出されたスコアを管理装置に送信するように構成されている。
【0007】
本開示に係る遠隔サポートシステムは、複数のモビリティと管理装置とを備える。管理装置は、複数のモビリティの遠隔サポートを管理する。複数のモビリティのそれぞれは、1又は複数の第1プロセッサを含む。1又は複数の第1プロセッサは、遠隔サポートの要求の緊急度を示すスコアを算出し、算出されたスコアを管理装置に送信するように構成されている。管理装置は、1又は複数の第2プロセッサを含む。1又は複数の第2プロセッサは、複数のモビリティのそれぞれから受信したスコアに基づいて、複数のモビリティの割り当て順序を決定し、決定された割り当て順序に従って、複数のモビリティのそれぞれに対して遠隔サポータ及び遠隔サポータによって使用される遠隔サポート端末の少なくとも一方を割り当てるように構成されている。
【0008】
本開示に係る遠隔サポート方法は、コンピュータによって実行され、複数のモビリティの遠隔サポートを行うための方法である。遠隔サポート方法は、複数のモビリティのそれぞれからの遠隔サポートの要求の緊急度を示すスコアを複数のモビリティのそれぞれが算出することと、算出されたスコアを、遠隔サポートを管理する管理装置に複数のモビリティのそれぞれから送信することと、複数のモビリティのそれぞれからのスコアに基づいて、複数のモビリティの割り当て順序を決定することと、決定された割り当て順序に従って、複数のモビリティのそれぞれに対して遠隔サポータ及び遠隔サポータによって使用される遠隔サポート端末の少なくとも一方を割り当てることと、を含む。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、遠隔サポータ及び遠隔サポート端末の少なくとも一方の割り当ての基礎となるスコアが、遠隔サポートを要求するモビリティの側で算出される。これにより、当該割り当てに関する管理装置の処理負荷を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
遠隔サポートシステムの概要を説明するための概念図である。
様々なモビリティに関して要求される様々な遠隔サポートの内容の例を示す図である。
遠隔サポートシステムの構成例を示す概念図である。
モビリティの構成例を示すブロック図である。
遠隔サポート端末の構成例を示すブロック図である。
遠隔サポート管理装置の構成例を示すブロック図である。
図4に示す制御装置の具体的な構成例を示すブロック図である。
図1に示すモビリティの側の処理の第1の具体例を示すフローチャートである。
モビリティ状態情報とスコア成分SC1-iの例を示す図である。
ユーザ/サービス状態情報とスコア成分SC2-iの例を示す図である。
図1に示すモビリティの側の処理の第2の具体例を示すフローチャートである。
正規化されたモビリティ状態情報とスコア成分SC1-iの例を示す図である。
図1に示す管理装置の側の処理(割当処理)の具体例を示すフローチャートである。
ステップS32における割り当て順序ORDの更新の一例を示す図である。
ステップS33における割り当て関係RELの更新の一例を示す図である。
ステップS33における割り当て関係RELの更新の他の例を示す図である。
インフラセンサ情報を利用した管理装置によるスコアSCの更新に関する処理の一例を示すフローチャートである。
モビリティの種類を考慮したスコアSCの更新に関する処理を伴う管理装置300側の処理の一例を示すフローチャートである。
モビリティの種類及びサービスの種類を考慮したスコアSCの更新に関する処理を伴う管理装置側の処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
日本精機株式会社
路面投影装置
14日前
ニッタン株式会社
発信機
9日前
ニッタン株式会社
発信機
2か月前
ニッタン株式会社
発信機
2か月前
ニッタン株式会社
発信機
20日前
個人
防犯に特化したアプリケーション
22日前
TOA株式会社
拡声放送システム
13日前
東京都公立大学法人
液滴検出装置
22日前
個人
逆走・正走車両検出システム
2か月前
日本信号株式会社
情報提供システム
2か月前
日本信号株式会社
情報提供システム
7日前
個人
乗り物の移動を支援する方法及び装置
今日
株式会社JVCケンウッド
警報装置
8日前
アズビル株式会社
建物管理システム
1か月前
株式会社アジラ
データ転送システム
13日前
日本信号株式会社
信号情報システム
7日前
ホーチキ株式会社
異常報知設備
1か月前
ホーチキ株式会社
異常報知設備
2か月前
トヨタ自動車株式会社
回避動作判別装置
7日前
株式会社JVCケンウッド
情報処理装置
1か月前
個人
磁気・光学誘導路線による車両の運行制御
2か月前
日本信号株式会社
交通信号制御システム
7日前
株式会社フィットネスワン
見守りシステム
2か月前
ホーチキ株式会社
非常通報システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
配車システム
2か月前
ホーチキ株式会社
火災検出システム
8日前
株式会社豊田自動織機
制御システム
13日前
トヨタ自動車株式会社
障害物検知装置
29日前
ユニティガードシステム株式会社
警備監視システム
1か月前
Adora株式会社
アプリ使用制御システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
方法
6日前
大和ハウス工業株式会社
住環境管理設備
8日前
能美防災株式会社
非常報知システム
2か月前
個人
注意喚起システム及び注意喚起装置
13日前
シャープ株式会社
駐車場管理装置
1か月前
能美防災株式会社
火災感知器窓部清掃システム
27日前
続きを見る
他の特許を見る