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公開番号
2025101457
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023218313
出願日
2023-12-25
発明の名称
優先度管理装置及び優先度管理方法
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
G06Q
10/06 20230101AFI20250630BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ヤード内で滞留しているトレーラの状況を適切に管理し、管理者もしくはヤード内作業員の状況把握を効率的に支援する。
【解決手段】優先度管理装置は、ヤード内に入場した特定トレーラの識別情報を取得し、特定トレーラの識別情報に対応する第1優先度を取得する取得部と、特定トレーラの識別情報とその識別情報に対応する第1優先度とに基づいて、特定トレーラのヤードでの滞留期限を示唆する第2優先度を識別情報と紐付けてデータベースに登録する登録部と、を備える。登録部は、所定のトリガ条件を満たす度に、トリガ条件を満たす識別情報に対応する第2優先度を計算して周期的に更新する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
ヤード内に入場した特定トレーラの識別情報を取得し、前記特定トレーラの識別情報に対応する第1優先度を取得する取得部と、
前記特定トレーラの識別情報とその識別情報に対応する前記第1優先度とに基づいて、前記特定トレーラの前記ヤードでの滞留期限を示唆する第2優先度を前記識別情報と紐付けてデータベースに登録する登録部と、を備え、
前記登録部は、所定のトリガ条件を満たす度に、前記トリガ条件を満たす前記識別情報に対応する前記第2優先度を計算して周期的に更新する、
優先度管理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1優先度は、前記特定トレーラが積載する荷物の配送期限に基づいて予め決定されている、
請求項1に記載の優先度管理装置。
【請求項3】
前記取得部は、前記ヤードの入り口付近で前記特定トレーラを撮影可能に設けられた第1カメラの撮像画像に基づいて、その特定トレーラの識別情報を認識して取得する、
請求項1に記載の優先度管理装置。
【請求項4】
前記ヤード内の荷物保管倉庫付近で前記特定トレーラの荷物搬入出領域を撮影可能に設けられた第2カメラの撮像画像に基づいて、その特定トレーラに積載されている荷物の荷卸を検知するイベント検知部、を更に備え、
前記登録部は、前記荷物の荷卸が検知されると、前記所定のトリガ条件を満たしたと判定し、その特定トレーラの識別情報に対応する前記第2優先度を現在値から下げるように更新する、
請求項1に記載の優先度管理装置。
【請求項5】
前記ヤード内の荷物保管倉庫付近で前記特定トレーラの荷物搬入出領域を撮影可能に設けられた第2カメラの撮像画像に基づいて、その特定トレーラへの荷物の積載を検知するイベント検知部、を更に備え、
前記登録部は、前記荷物の積載が検知されると、前記所定のトリガ条件を満たしたと判定し、その特定トレーラの識別情報に対応する前記第2優先度を現在値から上げるように更新する、
請求項1に記載の優先度管理装置。
【請求項6】
前記登録部は、前記第1優先度と所定値との乗算結果から所定時間が経過する度に所定値を減算することにより前記第2優先度を更新する、
請求項1に記載の優先度管理装置。
【請求項7】
前記登録部は、所定のタイミングに、前記データベースの複数の前記識別情報のそれぞれに対応する前記第2優先度の中でも最も優先度が高い識別情報に対応するトレーラの移動指示を、前記ヤード内の作業員が携帯する通信端末に送信する、
請求項1に記載の優先度管理装置。
【請求項8】
優先度管理装置により実行される優先度管理方法であって、
ヤード内に入場した特定トレーラの識別情報を取得し、
前記特定トレーラの識別情報に対応する第1優先度を取得し、
前記特定トレーラの識別情報とその識別情報に対応する前記第1優先度とに基づいて、前記特定トレーラの前記ヤードでの滞留期限を示唆する第2優先度を前記識別情報と紐付けてデータベースに登録し、
所定のトリガ条件を満たす度に、前記トリガ条件を満たす前記識別情報に対応する前記第2優先度を計算して周期的に更新する、
優先度管理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、優先度管理装置及び優先度管理方法に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、対象領域を撮像する一以上の対象領域カメラと、対象領域を動く移動物に表示されたユニークな識別符号を、対象領域カメラによって撮像した画像に基づいて認識する認識手段と、撮像画像に基づいて、移動物の対象領域内での位置を取得する画像位置取得手段と、認識された認識符号に基づいて移動物の同一性を判断し、移動物の位置の時間的変化を記録部に記録する位置処理手段と、を備える移動物追跡装置が開示されている。対象領域カメラは、例えば対象領域への入場時に撮像する入場時カメラを含む。移動物追跡装置は、対象領域として作業現場、移動物として作業者をそれぞれ例示し、作業現場において、識別符号が付されたヘルメットを装着した作業者の行動追跡を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-98590号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、位置の時間的変化を記録する対象となる移動物は人間、つまり作業現場内を移動する作業者であることが想定されている。このため、作業者は作業現場内にずっと滞留することは考えづらく、その作業者に割り当てられたスケジュールに沿って適宜移動することが想定される。ところが、位置の時間的変化を記録する対象となる移動物が人間以外(例えば積載物等の物体)だと、その移動物が適切なスケジュールにしたがって作業現場内への滞留又は作業現場外への移動ができているかどうかの判別が必ずしも簡単ではない。言い換えると、その移動物が必要以上に作業現場に滞留していないかどうかを適切に管理することが望まれる。
【0005】
例えば、多くの荷物を積載したトレーラ(被牽引物の一例)を牽引するトラクタ(いわゆる運送トラック)が集積する運送会社等の広大な営業所(以下「ヤード」と称する場合がある)内で、位置の時間的変化を記録する対象となる移動物がトレーラである場合を想定する。この場合、トラクタを運転する所定のドライバーによりトラクタがヤード内へ入場(チェックイン)すると、そのトラクタにより牽引されるトレーラはヤード内の指定された駐車スペースに駐車される。その後、トラクタのドライバーとは異なる人物である所定のヤード内作業者(以下「ヤードジョッキー」と称する場合がある)が、トレーラを牽引してきたトラクタとは異なるトラクタに乗車して指定されたトレーラを牽引する。その牽引されるトレーラには、荷物等が積載等される。その後、ヤードジョッキーとは異なる所定のドライバーがそのトレーラを牽引するトラクタを運転してヤード外に出場(チェックアウト)する。このような運用下では、ヤード内に入場したトレーラは、所定の駐車スペースに駐車された後、一定時間ヤード内に滞留することが想定される。しかしながら、ヤード内に駐車されたトレーラの滞留状況を適切に管理することは従来実現されていなく、その管理は簡単に行えないという課題があった。特にヤードが広大な敷地面積を有していればいる程、ヤード内で滞留するトレーラの数は膨大となり、それぞれのトレーラの滞留の状況を適切に管理することは益々難しい。
【0006】
本開示は、上述した従来の事情に鑑みて案出され、ヤード内で滞留しているトレーラの状況を適切に管理し、管理者もしくはヤード内作業員の状況把握を効率的に支援する優先度管理装置及び優先度管理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は、ヤード内に入場した特定トレーラの識別情報を取得し、前記特定トレーラの識別情報に対応する前記第1優先度を取得する取得部と、前記特定トレーラの識別情報とその識別情報に対応する前記第1優先度とに基づいて、前記特定トレーラの前記ヤードでの滞留期限を示唆する第2優先度を前記識別情報と紐付けてデータベースに登録する登録部と、を備え、前記登録部は、所定のトリガ条件を満たす度に、前記トリガ条件を満たす前記識別情報に対応する前記第2優先度を計算して周期的に更新する、優先度管理装置を提供する。
【0008】
また、本開示は、優先度管理装置により実行される優先度管理方法であって、ヤード内に入場した特定トレーラの識別情報を取得し、前記特定トレーラの識別情報に対応する前記第1優先度を取得し、前記特定トレーラの識別情報とその識別情報に対応する前記第1優先度とに基づいて、前記特定トレーラの前記ヤードでの滞留期限を示唆する第2優先度を前記識別情報と紐付けてデータベースに登録し、所定のトリガ条件を満たす度に、前記トリガ条件を満たす前記識別情報に対応する前記第2優先度を計算して周期的に更新する、優先度管理方法を提供する。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、ヤード内で滞留しているトレーラの滞留期限等の状況を適切に管理し、管理者もしくはヤード内作業員の状況把握を効率的に支援できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
ヤードの雰囲気を鳥瞰的に示す図
ドックでの荷物の荷卸、積載の様子の一例を示す図
本実施の形態に係る優先度管理装置の構成例を示すブロック図
IDデータベースの構成例を示す図
デッドラインデータベースの構成例を示す図
本実施の形態に係る優先度管理装置によるチェックイン時のデッドラインデータベースへの登録の動作手順を時系列に示すフローチャート
本実施の形態に係る優先度管理装置によるチェックアウト時のデッドラインデータベースのレコード削除の動作手順を時系列に示すフローチャート
本実施の形態に係る優先度管理装置によるDTごとのデッドラインデータベースへのDCの定期更新の動作手順を時系列に示すフローチャート
デッドラインデータベース、優先順位テーブル、イベントテーブルを時系列に合わせて示す説明図
各トレーラIDのデッドラインカウンタの時間推移の一例を示すグラフ
各トレーラIDの優先順位の時間推移の一例を示すグラフ
本実施の形態に係る優先度管理装置によるトレーラへの移動指示の出力の動作手順を時系列に示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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