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公開番号2025100858
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2025071291,2021030819
出願日2025-04-23,2021-02-26
発明の名称被覆材
出願人ベック株式会社
代理人
主分類C09D 201/00 20060101AFI20250626BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】美観性に優れた被膜が形成できる着色骨材含有被覆材を提供する。
【解決手段】本発明の被覆材は、樹脂成分(A)、モース硬度5超の骨材を基体粒子とする着色骨材(B)、及び着色顔料(C)を含み、上記樹脂成分(A)の固形分100重量部に対し、上記着色骨材(B)を20~2000重量部含み、上記着色骨材(B)と上記着色顔料(C)との重量比が100:1~100:50であることを特徴とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
着色骨材を含む被覆材であって、
樹脂成分(A)、モース硬度5超の骨材を基体粒子とする着色骨材(B)

着色顔料(C)
、及びモース硬度5以下の粉粒体(D)
を含み、
上記樹脂成分(A)の固形分100重量部に対し、上記着色骨材(B)を20~2000重量部含み、
上記着色骨材(B)と上記着色顔料(C)との重量比が100:1~100:50であり、
上記着色骨材(B)と上記粉粒体(D)との重量比が100:70~100:1900である、
ことを特徴とする被覆材。
続きを表示(約 94 文字)【請求項2】
鏝塗りに適用可能であることを特徴とする請求項1に記載の被覆材。
【請求項3】
前記鏝が金属製鏝であることを特徴とする請求項2に記載の被覆材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、着色骨材を含む新規な被覆材に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、建築物の壁面等においては、その表面保護、美観性向上等の目的で被覆材による塗装が行われている。このような被覆材のうち、着色骨材を主成分とするものは、石材調等の装飾性が付与できることが知られている。例えば、特開2004-2576号公報(特許文献1)には、レッド、ブラック、ブラウン等の色調の着色珪砂を組み合わせてなる被覆材が記載されている。このような着色珪砂を主成分とする被覆材は、耐久性、美観性等に優れた被膜が形成できる。
【0003】
ところで、被覆材を塗装する際の塗付具としては、一般的に、スプレー、ローラー、刷毛、鏝等が知られている。このうち、スプレーは、作業効率等の点で有利であるが、大掛りな装置が必要となったり、材料の飛散が発生したりする場合がある。これに対し、塗付具として鏝を用いた方法が注目されている。鏝としては、例えば特開平6-220988号公報等のように、柄、鏝板等を備えたものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-2576号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1のような被覆材を鏝塗りすると、反復によって鏝板が摩耗したり損傷したりする場合がある。特に、被覆材の乾燥が進むにつれ、鏝板の摩耗や損傷等がいっそう生じやすくなり、これにより形成被膜の美観性が損なわれるおそれがある。
【0006】
本発明は、このような点に鑑みされたものであり、美観性に優れた被膜が形成できる着色骨材含有被覆材を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
このような課題を解決するために本発明者は鋭意検討の結果、着色骨材、着色顔料等を特定比で含む被覆材に想到し、本発明を完成するに到った。
【0008】
すなわち、本発明は以下の特徴を有するものである。
1.着色骨材を含む被覆材であって、
樹脂成分(A)、モース硬度5超の骨材を基体粒子とする着色骨材(B)

着色顔料(C)
、及びモース硬度5以下の粉粒体(D)
を含み、上記樹脂成分(A)の固形分100重量部に対し、上記着色骨材(B)を20~2000重量部含み、
上記着色骨材(B)と上記着色顔料(C)との重量比が100:1~100:50であり、
上記着色骨材(B)と上記粉粒体(D)との重量比が100:70~100:1900である、
ことを特徴とする被覆材。
2.鏝塗りに適用可能であることを特徴とする1.に記載の被覆材。
3.前記鏝が金属製鏝であることを特徴とする2.に記載の被覆材。
【発明の効果】
【0009】
本発明被覆材によれば、美観性に優れた被膜を形成することができる。本発明被覆材は、鏝塗りに適用した場合に、とりわけ有利な効果を奏することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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