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公開番号
2025100736
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2025066792,2022532346
出願日
2025-04-15,2021-04-22
発明の名称
符号化装置、及び、符号化方法
出願人
パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ
,
Panasonic Intellectual Property Corporation of America
代理人
弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類
G10L
19/02 20130101AFI20250626BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】ベクトル量子化において符号化ビット数を低減する。
【解決手段】符号化装置は、N個のサブベクトルのうちの予め特定された位置のサブベクトルにおいて、周波数領域の信号の符号化に利用可能なビット総数から、予め特定された位置のサブベクトル以外のN―1個のサブベクトルの符号化に使用されるビット数を減じることにより、当該サブベクトルの符号化に使用可能な使用可能ビット数を計算し、使用可能ビット数が閾値以下である場合には、量子化パラメータを符号化し、使用可能ビット数が閾値より大きい場合には、当該サブベクトルの使用可能ビット数と当該サブベクトルの量子化パラメータの符号化に必要なビット数との差に基づいて未使用ビット数を算出し、未使用ビット数を符号化するよう、量子化パラメータの符号化を制御する制御回路、を具備する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
周波数領域の信号を分割して得られるN個(Nは2以上の整数)のサブベクトルの各々について、ベクトル量子化のコードブックに関する第1情報、及び、前記コードブックに含まれるコードベクトルに関する第2情報を含む量子化パラメータを生成する量子化回路と、
前記N個のサブベクトルのうちの予め特定された位置のサブベクトルにおいて、前記周波数領域の信号の符号化に利用可能なビット総数から、前記予め特定された位置のサブベクトル以外のN―1個のサブベクトルの符号化に使用されるビット数を減じることにより、当該サブベクトルの符号化に使用可能な使用可能ビット数を計算し、前記使用可能ビット数が閾値以下である場合には、前記量子化パラメータを符号化し、前記使用可能ビット数が前記閾値より大きい場合には、当該サブベクトルの前記使用可能ビット数と当該サブベクトルの前記量子化パラメータの符号化に必要なビット数との差に基づいて未使用ビット数を算出し、前記未使用ビット数を符号化するよう、前記量子化パラメータの符号化を制御する制御回路と、
を具備する符号化装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記未使用ビット数は、前記使用可能ビット数から、前記使用可能ビット数に対する5の剰余を減じた数に基づいて算出された数である、
請求項1に記載の符号化装置。
【請求項3】
前記未使用ビット数を符号化した情報は、前記使用可能ビット数を前記未使用ビット数の上限値とするハフマン符号によって表される、
請求項1に記載の符号化装置。
【請求項4】
前記未使用ビット数を符号化した情報は、Unary符号によって表され、
前記使用可能ビット数に基づいて設定される前記未使用ビット数の上限値に対応するUnary符号の最下位ビットは削除される、
請求項1に記載の符号化装置。
【請求項5】
前記未使用ビット数の候補それぞれを符号化した情報のうち、発生確率がより高い候補に対応する情報のビット数はより少ない、
請求項1に記載の符号化装置。
【請求項6】
前記制御回路は、
前記使用可能ビット数が前記閾値より多い場合、前記未使用ビット数を符号化した情報を符号化情報に決定し、
前記使用可能ビット数が前記閾値以下の場合、前記第1情報を符号化した情報を前記符号化情報に決定する、
請求項1に記載の符号化装置。
【請求項7】
Enhanced Voice Services(EVS)コーデックのGeneric Coding(モード)において、前記ベクトル量子化の対象の信号がharmonic信号である場合、
前記予め特定された位置のサブベクトルは、前記N個のサブベクトルのうち、最も周波数の高いサブベクトル、又は、時間的に最後のサブベクトルである、
請求項1に記載の符号化装置。
【請求項8】
前記制御回路は、
前記サブベクトルに対する前記コードベクトルのエネルギが閾値以上の場合、前記未使用ビット数を符号化した情報を符号化情報に決定し、
前記コードベクトルのエネルギが前記閾値未満の場合、前記第1情報を符号化情報に決定する、
請求項1に記載の符号化装置。
【請求項9】
前記制御回路は、
前記サブベクトルに対するゲインが閾値以上の場合、前記未使用ビット数を符号化した情報を符号化情報に決定し、
前記ゲインが前記閾値未満の場合、前記第1情報を符号化情報に決定する、
請求項1に記載の符号化装置。
【請求項10】
符号化装置は、
周波数領域の信号を分割して得られるN個(Nは2以上の整数)のサブベクトルの各々について、ベクトル量子化のコードブックに関する第1情報、及び、前記コードブックに含まれるコードベクトルに関する第2情報を含む量子化パラメータを生成し、
前記N個のサブベクトルのうちの予め特定された位置のサブベクトルにおいて、前記周波数領域の信号の符号化に利用可能なビット総数から、前記予め特定された位置のサブベクトル以外のN―1個のサブベクトルの符号化に使用されるビット数を減じることにより、当該サブベクトルの符号化に使用可能な使用可能ビット数を計算し、前記使用可能ビット数が閾値以下である場合には、前記量子化パラメータを符号化し、前記使用可能ビット数が前記閾値より大きい場合には、当該サブベクトルの前記使用可能ビット数と、当該サブベクトルの前記量子化パラメータの符号化に必要なビット数との差に基づいて未使用ビット数を算出し、前記未使用ビット数を符号化するよう、前記量子化パラメータの符号化を制御する、
符号化方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、符号化装置、復号装置、符号化方法、及び、復号方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
オーディオ又は音声の符号化(例えば、励振信号の符号化)における量子化方法の一つに、マルチレート格子ベクトル量子化(multi-rate lattice vector quantization)がある(例えば、非特許文献1を参照)。マルチレート格子ベクトル量子化は、例えば、分割ベクトル量子化に適用されてよい(例えば、スプリットマルチレート格子ベクトル量子化、又は、分割マルチレート格子ベクトル量子化と呼ばれる)。また、スプリットマルチレート格子ベクトル量子化は、例えば、代数的ベクトル量子化(AVQ:Algebraic Vector Quantization)とも呼ばれる)に適用されてよい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2013/061531号
【非特許文献】
【0004】
3GPP TS 26.445 V16.0.0,"Codec for Enhanced Voice Services (EVS); Detailed Algorithmic Description (Release 16)”, 2019-06.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、マルチレート格子ベクトル量子化において符号化ビット数を低減する方法について検討の余地がある。
【0006】
本開示の非限定的な実施例は、ベクトル量子化において符号化ビット数を低減する符号化装置、復号装置、符号化方法、及び、復号方法の提供に資する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一実施例に係る符号化装置は、ベクトル量子化のコードブックに関する第1情報、及び、前記コードブックに含まれるコードベクトルに関する第2情報を含む量子化パラメータを生成する量子化回路と、前記ベクトル量子化においてサブベクトルの符号化に使用可能な第1ビット数と前記サブベクトルの前記量子化パラメータのビット数との差に基づく第2ビット数を用いて、前記サブベクトルに対する前記第1情報の符号化を制御する制御回路と、を具備する。
【0008】
なお、これらの包括的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム、または、記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
【発明の効果】
【0009】
本開示の一実施例によれば、マルチレート格子ベクトル量子化において符号化ビット数を低減できる。
【0010】
本開示の一実施例における更なる利点および効果は、明細書および図面から明らかにされる。かかる利点および/または効果は、いくつかの実施形態並びに明細書および図面に記載された特徴によってそれぞれ提供されるが、1つまたはそれ以上の同一の特徴を得るために必ずしも全てが提供される必要はない。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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