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公開番号2025100446
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2024221028
出願日2024-12-17
発明の名称CXPI通信のノイズ耐性評価システム
出願人株式会社SOKEN,トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人小笠原特許事務所
主分類G01R 31/00 20060101AFI20250626BHJP(測定;試験)
要約【課題】AM変調されたノイズ信号を用いてCXPI通信ICのノイズ耐性を評価することができるCXPI通信のノイズ耐性評価システムを提供する。
【解決手段】送信側のCXPI通信ICと受信側のCXPI通信ICとが通信線で接続された通信装置と、信号発生器から出力されるノイズ信号を通信線に印加するノイズ印加装置と、を備え、信号発生器は、ノイズ信号を特定の方式によって変調させる機能を有する、CXPI通信のノイズ耐性評価システムである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
CXPI通信のノイズ耐性評価システムであって、
送信側のCXPI通信ICと受信側のCXPI通信ICとが通信線で接続された通信装置と、
信号発生器から出力されるノイズ信号を前記通信線に印加するノイズ印加装置と、を備え、
前記信号発生器は、前記ノイズ信号を特定の方式によって変調させる機能を有する、CXPI通信のノイズ耐性評価システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記信号発生器は、ノイズ印加条件を制御するコントローラの指示に従って、前記ノイズ信号にAM変調を施す、請求項1に記載のCXPI通信のノイズ耐性評価システム。
【請求項3】
前記UARTフレームは、最終ビットのみが論理値1となる10ビット列である、請求項2に記載のCXPI通信のノイズ耐性評価システム。
【請求項4】
前記ノイズ印加装置は、前記UARTフレームのビットが論理値1となる位置に前記AM変調された前記ノイズ信号の腹および節が合うように、前記ノイズ信号を前記通信線に印加する、請求項3に記載のCXPI通信のノイズ耐性評価システム。
【請求項5】
前記信号発生器は、ノイズ印加条件を制御するコントローラの指示に従って、前記ノイズ信号に、CXPI通信で規定されているビット幅またはフレーム長の単位で変化するパルス変調を施す、請求項1に記載のCXPI通信のノイズ耐性評価システム。
【請求項6】
前記送信側のCXPI通信ICが前記通信線に出力するUARTフレームは、CXPI通信で規定されているインターバルビットを含む論理値がランダムのビット列である、請求項5に記載のCXPI通信のノイズ耐性評価システム。
【請求項7】
前記ノイズ印加装置は、前記UARTフレームのビットが論理値1となる位置に前記パルス変調された前記ノイズ信号のピーク部分が合うように、前記ノイズ信号を前記通信線に印加する、請求項6に記載のCXPI通信のノイズ耐性評価システム。
【請求項8】
前記ノイズ印加装置が前記ノイズ信号を前記通信線に印加する時間は、前記ノイズ信号の各周波数において2秒以上である、請求項4または7に記載のCXPI通信のノイズ耐性評価システム。
【請求項9】
前記コントローラによって前記ノイズ印加条件が変更された場合、前記ノイズ印加装置が前記変更された前記ノイズ印加条件に基づく前記ノイズ信号を前記通信線に印加する前に、前記送信側のCXPI通信ICおよび前記受信側のCXPI通信ICの学習機能を初期化する制御部を、さらに備える、請求項2に記載のCXPI通信のノイズ耐性評価システム。
【請求項10】
前記制御部は、前記送信側のCXPI通信ICおよび前記受信側のCXPI通信ICの電源をリセットすることで前記学習機能を初期化する、請求項9に記載のCXPI通信のノイズ耐性評価システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、CXPI(Clock Extension Peripheral Interface)通信を行う通信ICのノイズ耐性を評価するシステムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に、DPI(Direct Power Injection)試験において、試験対象の電気回路である通信ICのノイズ耐性を、この通信ICに到達する電圧で評価する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-001382号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載の技術では、DPI試験に用いられるノイズ信号について、信号全体の大きさ(振幅)は制御されるものの、信号に変調を施すことについては何ら言及されていない。しかしながら、CXPI通信は、他方式の通信と比較して通信速度が低い。このため、CXPI通信を行う通信IC(以下「CXPI通信IC」という)のノイズ耐性の評価については、特定の方式によって変調(AM変調やパルス変調など)されたノイズ信号に対して実施することが望ましい。
【0005】
本開示は、上記課題を鑑みてなされたものであり、特定の方式によって変調されたノイズ信号を用いてCXPI通信ICのノイズ耐性を評価することができる、CXPI通信のノイズ耐性評価システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示技術の一態様は、CXPI通信のノイズ耐性評価システムであって、送信側のCXPI通信ICと受信側のCXPI通信ICとが通信線で接続された通信装置と、信号発生器から出力されるノイズ信号を通信線に印加するノイズ印加装置と、を備え、信号発生器は、ノイズ信号を特定の方式によって変調させる機能を有する、CXPI通信のノイズ耐性評価システムである。
【発明の効果】
【0007】
本開示のCXPI通信のノイズ耐性評価システムによれば、特定の方式によって変調されたノイズ信号を用いてCXPI通信ICのノイズ耐性を評価することができるので、評価精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係るCXPI通信のノイズ耐性評価システムの概略構成図
AM変調されたノイズ信号の一例を示す図
パルス変調されたノイズ信号の一例を示す図
UARTフレームの一例を示す図
UARTフレームの一例を示す図
インターバルビットが付加されたUARTフレームの一例を示す図
UARTフレームに印加されるAM変調されたノイズ信号の一例を示す図
UARTフレームに印加されるパルス変調されたノイズ信号の一例を示す図
他のCXPI通信のノイズ耐性評価システムの概略構成図
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明者らは、低速な通信であるCXPI通信において、特定の方式によって変調されたノイズによって通信ICの耐性が低下することを見出した。本開示は、DPI試験において特定の方式によって変調されたノイズ信号を用いてCXPI通信ICのノイズ耐性を評価することができるシステムを実現させる。
以下、本開示の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】
<実施形態>
[構成]
図1は、本開示の一実施形態に係るCXPI通信のノイズ耐性評価システム10の概略構成を示す機能ブロック図である。図1に例示したノイズ耐性評価システム10は、通信装置100と、ノイズ印加装置200と、コントローラ300と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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