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公開番号
2025100142
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023217294
出願日
2023-12-22
発明の名称
硬貨識別装置
出願人
ローレルバンクマシン株式会社
,
ローレルプレシジョン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G07D
5/08 20060101AFI20250626BHJP(チェック装置)
要約
【課題】硬貨の識別精度を向上することが可能となる硬貨処理装置を提供する。
【解決手段】材質センサ81,82からの検出信号に基づいて第一の金種候補信号を出力する材質判定部111と、ラインセンサ83からの検出信号に基づいて第二の金種候補信号を出力する径判定部112と、検出された硬貨が特定金種の硬貨であるとの特定金種信号が入力された際には、ラインセンサ83からの検出信号に基づくタイミングでの材質センサ81,82からの検出信号と予め記憶された判定用基準データとに基づき、検出された硬貨がバイカラー硬貨であるか否かを判定するバイカラー判定部113と、材質判定部111からの第一の金種候補信号と、径判定部112からの第二の金種候補信号と、バイカラー判定部113からの判定信号とに基づいて、確定金種信号を出力する総合判定部121と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
硬貨の材質を検出する材質センサと、
硬貨の径方向の長さを検出するラインセンサと、
前記材質センサからの検出信号に基づいて第一の金種候補信号を出力する材質判定部と、
前記ラインセンサからの検出信号に基づいて第二の金種候補信号を出力する径判定部と、
検出された硬貨が特定金種の硬貨であるとの特定金種信号が入力された際には、前記ラインセンサからの検出信号に基づくタイミングでの前記材質センサからの検出信号と予め記憶された判定用基準データとに基づき、検出された硬貨がバイカラー硬貨であるか否かを判定するバイカラー判定部と、
前記材質判定部からの第一の金種候補信号と、前記径判定部からの第二の金種候補信号と、前記バイカラー判定部からの判定信号とに基づいて、確定金種信号を出力する総合判定部と、
を備える硬貨識別装置。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記バイカラー判定部は、前記特定金種信号が入力された際には、検出された硬貨が前記ラインセンサによって予め定められた位置が検出されるタイミングを割り出し、当該割り出したタイミングでの前記材質センサからの検出信号と、予め記憶された判定用基準データとに基づいて、検出された硬貨がバイカラー硬貨であるか否かを判定した判定信号を出力することを特徴とする請求項1記載の硬貨識別装置。
【請求項3】
搬送される硬貨の搬送タイミングをラインセンサによって計り、特定金種硬貨の特定搬送タイミングの際の材質センサの検出信号に基づいて、搬送される硬貨がバイカラー硬貨であるか否かを判定する硬貨識別装置。
【請求項4】
中央のコア部と該コア部の全周を囲むリング部とを有する特定金種硬貨の前記リング部が、材質センサの位置に位置するタイミングをラインセンサの検知結果に基づいて割り出し、当該タイミングでの材質センサの検出信号に基づいて、搬送される硬貨がバイカラー硬貨であるか否かを判定する硬貨識別装置。
【請求項5】
硬貨が、材質センサを抜けたときの材質センサレベルに基づいて、搬送される硬貨がバイカラー硬貨であるか否かを判定する硬貨識別装置。
【請求項6】
硬貨が、材質センサによって検出されてから、材質センサのレベルがピークを迎えるまでの間の所定の期間の積分量に基づいて、搬送される硬貨がバイカラー硬貨であるか否かを判定する硬貨識別装置。
【請求項7】
硬貨が、材質センサによって検出されてから、材質センサのレベルがピークを迎えるまでの間の平均値に基づいて、搬送される硬貨がバイカラー硬貨であるか否かを判定する硬貨識別装置。
【請求項8】
硬貨が、材質センサによって検出されてから、材質センサを抜けるまでの材質センサのレベルの微分量に基づいて、搬送される硬貨がバイカラー硬貨であるか否かを判定する硬貨識別装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、硬貨識別装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、硬貨処理機においては、硬貨を識別する識別装置が設けられており、識別装置の識別結果に基づいて、選別等を行った上で、種々の処理を行うようになされている。一般的に、硬貨の識別装置においては、硬貨の径、厚み、材質、模様、色、孔、ギザなど、種々の識別要素の二つ以上を検出し、それらの識別結果を総合的に判断して、真偽、金種、正損などの識別結果を出力できるように構成されている。そしてさらに、いわゆるバイカラー硬貨と呼ばれる複数種類の材質の金属で構成される硬貨を識別する識別装置もある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3908473号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、硬貨識別装置において、硬貨の識別精度を向上することが望まれている。
【0005】
本発明は、硬貨の識別精度を向上することが可能となる硬貨識別装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る第1の態様は、硬貨の材質を検出する材質センサと、硬貨の径方向の長さを検出するラインセンサと、前記材質センサからの検出信号に基づいて第一の金種候補信号を出力する材質判定部と、前記ラインセンサからの検出信号に基づいて第二の金種候補信号を出力する径判定部と、検出された硬貨が特定金種の硬貨であるとの特定金種信号が入力された際には、前記ラインセンサからの検出信号に基づくタイミングでの前記材質センサからの検出信号と予め記憶された判定用基準データとに基づき、検出された硬貨がバイカラー硬貨であるか否かを判定するバイカラー判定部と、前記材質判定部からの第一の金種候補信号と、前記径判定部からの第二の金種候補信号と、前記バイカラー判定部からの判定信号とに基づいて、確定金種信号を出力する総合判定部と、を備える。
【0007】
本発明に係る第2の態様は、搬送される硬貨の搬送タイミングをラインセンサによって計り、特定金種硬貨の特定搬送タイミングの際の材質センサの検出信号に基づいて、搬送される硬貨がバイカラー硬貨であるか否かを判定する。
【0008】
本発明に係る第3の態様は、中央のコア部と該コア部の全周を囲むリング部とを有する特定金種硬貨の前記リング部が、材質センサの位置に位置するタイミングをラインセンサの検知結果に基づいて割り出し、当該タイミングでの材質センサの検出信号に基づいて、搬送される硬貨がバイカラー硬貨であるか否かを判定する。
【0009】
本発明に係る第4の態様は、硬貨が、材質センサを抜けたときの材質センサレベルに基づいて、搬送される硬貨がバイカラー硬貨であるか否かを判定する。
【0010】
本発明に係る第5の態様は、硬貨が、材質センサによって検出されてから、材質センサのレベルがピークを迎えるまでの間の所定の期間の積分量に基づいて、搬送される硬貨がバイカラー硬貨であるか否かを判定する。
(【0011】以降は省略されています)
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