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公開番号2025099964
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023216994
出願日2023-12-22
発明の名称脇見判定装置、脇見判定システム及び脇見判定方法
出願人トヨタ自動車株式会社,株式会社デンソー
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類G08G 1/16 20060101AFI20250626BHJP(信号)
要約【課題】車両と携帯端末とを接続せずに、携帯端末を注視することによるドライバの脇見を検出することができるようにする。
【解決手段】車両100のドライバが脇見をしているか否かを判定する脇見判定装置は、ドライバの視線方向を検出する視線方向検出部331と、車両の室内を撮像する室内カメラ12から取得した画像に基づいて車両の室内にある携帯端末の位置を検出する端末位置検出部332と、ドライバの視線方向が脇見判定領域内にあるか否かに基づいてドライバが脇見状態であるか否かを判定する脇見判定部334と、車両の室内に携帯端末があるときには、携帯端末が位置する領域を脇見判定領域として設定する領域設定部333と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
車両のドライバが脇見をしているか否かを判定する脇見判定装置であって、
前記ドライバの視線方向を検出する視線方向検出部と、
前記車両の室内を撮像する室内カメラから取得した画像に基づいて前記車両の室内にある携帯端末の位置を検出する端末位置検出部と、
前記ドライバの視線方向が脇見判定領域内にあるか否かに基づいて前記ドライバが脇見状態であるか否かを判定する脇見判定部と、
前記車両の室内に携帯端末があるときには、前記携帯端末が位置する領域を脇見判定領域として設定する領域設定部と、
を備える、脇見判定装置。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記領域設定部は、前記携帯端末が位置する領域に加えて、携帯端末の位置とは無関係に予め設定された領域を脇見判定領域として設定する、請求項1に記載の脇見判定装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の脇見判定装置を備える脇見判定システムであって、
前記ドライバの顔の画像を撮像するドライバモニタカメラと、
前記車両の室内を撮像する室内カメラと、を備え、
前記視線方向検出部は、前記ドライバモニタカメラに撮像された画像に基づいてドライバの視線方向を検出し、
前記室内カメラは、前記ドライバの前方に位置する領域を撮像するように配置される、脇見判定システム。
【請求項4】
前記室内カメラは、前記車両の天井から該車両の前方下向きに撮像を行うように配置される、請求項3に記載の脇見判定システム。
【請求項5】
車両のドライバが脇見をしているか否かを判定する脇見判定方法であって、
前記ドライバの視線方向を検出することと、
前記車両の室内を撮像する室内カメラから取得した画像に基づいて前記車両の室内にある携帯端末の位置を検出することと、
前記ドライバの視線方向が脇見判定領域内にあるか否かに基づいて前記ドライバが脇見状態であるか否かを判定することと、
前記車両の室内に携帯端末があるときには、前記携帯端末が位置する領域を脇見判定領域として設定することと、
を含む、脇見判定方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、脇見判定装置、脇見判定システム及び脇見判定方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、車両の運転中に、ドライバが携帯端末を操作するような場合に、ドライバに対して警告を発するドライバ監視システムが知られている(特許文献1など)。特に、特許文献1に記載のシステムは、携帯端末と車両との間の通信を介して携帯端末のカメラによって撮像された画像を取得すると共に、斯かる画像に基づいてドライバが携帯端末を見ていると判定された場合には警告を発する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-102252号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
携帯端末のカメラによって撮像された画像を用いてドライバが携帯端末を見ているか否かを判定する場合、ドライバが所有する携帯端末と車両とを通信できるように接続する必要がある。この場合、ドライバが乗り降りや交代する毎に携帯端末と車両とを接続する必要があり手間がかかる。また、ドライバが接続操作を行わないときや、携帯端末が車両との接続に対応したいないような場合には、ドライバが携帯端末を見ているか否かを判定することができない。
【0005】
上記課題に鑑みて、本開示の目的は、車両と携帯端末とを接続せずに、携帯端末を注視することによるドライバの脇見を検出することができるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の要旨は以下のとおりである。
【0007】
(1)車両のドライバが脇見をしているか否かを判定する脇見判定装置であって、
前記ドライバの視線方向を検出する視線方向検出部と、
前記車両の室内を撮像する室内カメラから取得した画像に基づいて前記車両の室内にある携帯端末の位置を検出する端末位置検出部と、
前記ドライバの視線方向が脇見判定領域内にあるか否かに基づいて前記ドライバが脇見状態であるか否かを判定する脇見判定部と、
前記車両の室内に携帯端末があるときには、前記携帯端末が位置する領域を脇見判定領域として設定する領域設定部と、
を備える、脇見判定装置。
(2)前記領域設定部は、前記携帯端末が位置する領域に加えて、携帯端末の位置とは無関係に予め設定された領域を脇見判定領域として設定する、上記(1)に記載の脇見判定装置。
(3)上記(1)又は(2)に記載の脇見判定装置を備える脇見判定システムであって、
前記ドライバの顔の画像を撮像するドライバモニタカメラと、
前記車両の室内を撮像する室内カメラと、を備え、
前記視線方向検出部は、前記ドライバモニタカメラに撮像された画像に基づいてドライバの視線方向を検出し、
前記室内カメラは、前記ドライバの前方に位置する領域を撮像するように配置される、脇見判定システム。
(4)前記室内カメラは、前記車両の天井から該車両の前方下向きに撮像を行うように配置される、上記(3)に記載の脇見判定システム。
(5)車両のドライバが脇見をしているか否かを判定する脇見判定方法であって、
前記ドライバの視線方向を検出することと、
前記車両の室内を撮像する室内カメラから取得した画像に基づいて前記車両の室内にある携帯端末の位置を検出することと、
前記ドライバの視線方向が脇見判定領域内にあるか否かに基づいて前記ドライバが脇見状態であるか否かを判定することと、
前記車両の室内に携帯端末があるときには、前記携帯端末が位置する領域を脇見判定領域として設定することと、
を含む、脇見判定方法。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、車両と携帯端末とを接続せずに、携帯端末を注視することによるドライバの脇見を検出することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、脇見判定システムの構成を示す概略的なブロック図である。
図2は、脇見判定システムを搭載した車両の内部を部分的に示す概略側面図である。
図3は、ECUのプロセッサの機能ブロック図である。
図4は、領域設定部によって設定される脇見判定領域を示す図である。
図5は、脇見判定領域を設定する領域設定処理の流れを示すフローチャートである。
図6は、ドライバが脇見状態であるか否かを判定する脇見判定処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同様な構成要素には同一の参照番号を付す。
(【0011】以降は省略されています)

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