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公開番号2025099008
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2022085950
出願日2022-05-26
発明の名称疎水変性ポリエーテルウレタンポリマー、粘性調整剤、及び水系組成物
出願人株式会社ADEKA
代理人個人,個人,個人,個人
主分類C08G 18/66 20060101AFI20250626BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】優れた増粘効果及び良好なチキソトロピー性調整効果を有する疎水変性ポリエーテルウレタンポリマーを提供する。
【解決手段】式(1)で表される疎水変性ポリエーテルウレタンポリマー、当該ポリマーからなる粘性調整剤、当該ポリマー及び水を含有する水系組成物を提供する。
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(式中、R1、R9は独立して炭素原子数6~30の飽和脂肪族炭化水素基又は炭素原子数6~30の不飽和脂肪族炭化水素基を表し、R2、R3、R10、R11は独立して炭素原子数6~24のアルキル基又は炭素原子数6~24のアルケニル基を表し、R4、R6、R8は独立して炭素原子数2~4のアルキレン基を表し、R5、R7は独立して炭素原子数6~16の2価の炭化水素基を表し、a、dは独立して0又は1の数を表し、b、cは独立して0又は1の数を表し、l、nは独立して0~200の数を表し、xは0~10の数を表し、mは20~500の数を表す。)
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
下記の一般式(1)で表される疎水変性ポリエーテルウレタンポリマー。
JPEG
2025099008000008.jpg
25
151
(式中、R

、R

はそれぞれ独立して炭素原子数6~30の飽和脂肪族炭化水素基又は炭素原子数6~30の不飽和脂肪族炭化水素基を表し、R

、R

、R
10
、R
11
はそれぞれ独立して炭素原子数6~24のアルキル基又は炭素原子数6~24のアルケニル基を表し、R

、R

、R

はそれぞれ独立して炭素原子数2~4のアルキレン基を表し、R

、R

はそれぞれ独立して炭素原子数6~16の2価の炭化水素基を表し、a、dはそれぞれ独立して0又は1の数を表し、b、cはそれぞれ独立して0又は1の数を表し、l、nはそれぞれ独立して0~200の数を表し、xは0~10の数を表し、mは20~500の数を表す。)
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
一般式(1)のR

、R

がそれぞれヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、又は4,4-メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネート)から、2つのイソシアネート基を除いた残基である、請求項1に記載の疎水変性ポリエーテルウレタンポリマー。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の疎水変性ポリエーテルウレタンポリマーからなる粘性調整剤。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の疎水変性ポリエーテルウレタンポリマーと、水と、を含有する水系組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、優れた増粘効果及び良好なチキソトロピー性調整効果を有する疎水変性ポリエーテルウレタンポリマーに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
塗料、接着剤、粘着剤、インク、化粧料等においては、使用に適する粘度やチキソトロピー性とするために、カルボキシメチルセルロースやヒドロキシエチルセルロース等の天然系の粘性調整剤、ポリアクリル酸やポリアクリル酸含有コポリマー等のアルカリで増粘するタイプのアルカリ増粘型粘性調整剤、ウレタン変性ポリエーテル等のウレタン型粘性調製剤等の各種粘性調整剤が用いられている。これらの中でも、所望のチキソトロピー性、レベリング性とすることが容易で、得られる塗料の耐水性も良好であることから、各種構造のウレタン型粘性調整剤が開発され、用いられている(例えば、特許文献1~3参照)。
【0003】
しかし、これらのウレタン型粘性調整剤であっても、増粘効果やチキソトロピー性調整効果が十分でなく、市場では依然として優れた増粘効果及び良好なチキソトロピー性調整効果を有する粘性調整剤が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開昭58-213074号公報
特開平09-110821号公報
特開2000-239649号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従って、本発明は、優れた増粘効果及び良好なチキソトロピー性調整効果を有する疎水変性ポリエーテルウレタンポリマーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そこで本発明者等は鋭意検討し、特定の疎水変性ポリエーテルウレタンポリマーが、優れた増粘効果及び良好なチキソトロピー性調整効果を有することを見出し、本発明を完成させた。即ち、本発明は、下記の一般式(1)で表される疎水変性ポリエーテルウレタンポリマーである。
【0007】
JPEG
2025099008000001.jpg
26
159
【0008】
(式中、R

、R

はそれぞれ独立して炭素原子数6~30の飽和脂肪族炭化水素基又は炭素原子数6~30の不飽和脂肪族炭化水素基を表し、R

、R

、R
10
、R
11
はそれぞれ独立して炭素原子数6~24のアルキル基又は炭素原子数6~24のアルケニル基を表し、R

、R

、R

はそれぞれ独立して炭素原子数2~4のアルキレン基を表し、R

、R

はそれぞれ独立して炭素原子数6~16の2価の炭化水素基を表し、a、dはそれぞれ独立して0又は1の数を表し、b、cはそれぞれ独立して0又は1の数を表し、l、nはそれぞれ独立して0~200の数を表し、xは0~10の数を表し、mは20~500の数を表す。)
【発明の効果】
【0009】
本発明の疎水変性ポリエーテルウレタンポリマーは、優れた増粘効果及び良好なチキソトロピー性調整効果を示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の疎水変性ポリエーテルウレタンポリマーは、下記の一般式(1)で表される疎水変性ポリエーテルウレタンポリマーである。
(【0011】以降は省略されています)

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