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公開番号
2025098773
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023215133
出願日
2023-12-20
発明の名称
男性用下着
出願人
株式会社エスピース
代理人
弁理士法人パテントボックス
主分類
A41B
9/02 20060101AFI20250625BHJP(衣類)
要約
【課題】男性器と周辺部の皮膚とを隔離し、冷却機能を有する男性用下着を提供する。
【解決手段】男性用下着1は、臀部を覆う後身頃19と、下腹部を覆う前身頃12、13と、男性器を被覆する被覆部17と、被覆部17の左右に配置されて鼠径部に密着する左右の密着部34、35と、を備え、左右の密着部34、35は、後身頃19、前身頃12、13、及び被覆部17と比べて伸縮性の小さい生地によって構成されるとともに、左右の密着部34、35は、伸縮性の小さい生地と、少なくとも一部がアコーディオン状にされた冷感効果を有する生地と、によって二重に構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
臀部に対応する後身頃と、
下腹部に対応する前身頃と、
男性器を被覆する被覆部と、
前記被覆部の左右に配置されて鼠径部に沿って下腹部から股関に向かって伸びて密着する左右の密着部と、を備え、
前記左右の密着部は、前記後身頃、前記前身頃、及び前記被覆部と比べて伸縮性の小さい生地によって構成されるとともに、
前記左右の密着部は、伸縮性の小さい生地と、少なくとも一部がアコーディオン状にされた冷感効果を有する生地と、によって二重に構成されている、男性用下着。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記被覆部は、前記後身頃、前記前身頃、及び前記密着部と比べて吸水性と速乾性の大きい生地によって構成されている、請求項1に記載された、男性用下着。
【請求項3】
臀部に対応する後身頃と、
下腹部に対応する前身頃と、
男性器を被覆する被覆部と、
前記被覆部の左右に配置されて鼠径部に沿って下腹部から股関に向かって伸びて密着する左右の密着部と、を備え、
前記左右の密着部は、前記後身頃、前記前身頃、及び前記被覆部と比べて伸縮性の小さい生地によって構成されるとともに、
前記左右の密着部は、左右に配置されている前記前身頃、及び/又は、前記被覆部と一部のみが縫着されている、男性用下着。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、男性用下着に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、トランクス型やボクサー型の男性用下着が知られている。このような男性用下着は、生地が大腿部まで延びているため、両太腿間の蒸れや、擦れによる不快感を軽減することができる。しかしながら、従来の男性用下着は、男性器を保持する構造にはなっていないため、陰嚢と股間部皮膚が密着して蒸れ、不快感を生じるおそれがある。
【0003】
このような問題を解決するために、メッシュ生地を用い、自然通風に依存して乾燥状態の確保を目的とした技術が開発されている。例えば、特許文献1の男性用下着は、前身頃の下部中央に開口部を設け、かつ開口部の前方を覆うように、ほぼ逆三角形の伸縮性メッシュ地よりなる覆布の両側部と下縁とを、前身頃の両側部と下縁部とに縫着するようにして形成される。このような構成であれば、前身頃の前下部の通気性がよく、蒸れにくいだけでなく、小用にも便利である、とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-248001号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、前述した特許文献1を含む従来の男性用下着では、男性器と周辺部の皮膚とが完全には隔離されていない。したがって、高気温、高湿度などの環境的な要因、肥満などの身体的要因、歩行などの運動的要因、長時間の着席、仰臥、起立状態など静止時の姿勢的要因によって発生する、発汗、蒸れ、それらに起因する不快感、および男性器と周辺部の皮膚との擦れを解決できない、という問題があった。
【0006】
そこで、本発明は前述のような問題点に鑑みて開発されたものであり、男性器と周辺部の皮膚とを隔離することで、上記課題における問題点を解決する男性用下着を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するために、本発明の男性用下着は、臀部に対応する後身頃と、下腹部に対応する前身頃と、男性器を被覆する被覆部と、前記被覆部の左右に配置されて鼠径部に沿って下腹部から股関に向かって伸びて密着する左右の密着部と、を備え、前記左右の密着部は、前記後身頃、前記前身頃、及び前記被覆部と比べて伸縮性の小さい生地によって構成されるとともに、前記左右の密着部は、伸縮性の小さい生地と、少なくとも一部がアコーディオン状にされた冷感効果を有する生地と、によって二重に構成されている。
【0008】
さらに、本発明の別形態の男性用下着は、臀部に対応する後身頃と、下腹部に対応する前身頃と、男性器を被覆する被覆部と、前記被覆部の左右に配置されて鼠径部に沿って下腹部から股関に向かって伸びて密着する左右の密着部と、を備え、前記左右の密着部は、前記後身頃、前記前身頃、及び前記被覆部と比べて伸縮性の小さい生地によって構成されるとともに、前記左右の密着部は、左右に配置されている前記前身頃、及び/又は、前記被覆部と一部のみが縫着されている。
【発明の効果】
【0009】
このように、本発明の男性用下着は、後身頃と、前身頃と、被覆部と、左右の密着部と、を備え、左右の密着部は、後身頃、前身頃、及び被覆部と比べて伸縮性の小さい生地によって構成されるとともに、左右の密着部は、伸縮性の小さい生地と、少なくとも一部がアコーディオン状にされた冷感効果を有する生地と、によって二重に構成されている。このような構成であれば、左右の密着部の冷感効果を有する生地に、直接又は間接に接することで、発汗、蒸れ、それらに起因する不快感を抑制できる。
【0010】
また、本発明の別形態の男性用下着は、後身頃と、前身頃と、被覆部と、左右の密着部と、を備え、左右の密着部は、後身頃、前身頃、及び被覆部と比べて伸縮性の小さい生地によって構成されるとともに、左右の密着部は、左右に配置されている前身頃、及び/又は、被覆部と一部のみが縫着されている。このような構成であれば、縫合されていない部分(隙間)を介して通気できるため、発汗、蒸れ、それらに起因する不快感を抑制できる。加えて、縫合されていない部分があることで、密着部が、左右に配置されてる前身頃と被覆部の生地に引っ張られる影響をより小さくできるため、鼠径部への密着力が増加して、より隔離効果が向上して不快感を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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